符亀 @Hu_games
ブース概要
ゲームマーケット2017秋より参加させていただいております、符亀と申します。
拙作「マジカルカナグル」「愛羅武粋逸」「ロングロングマホウ」「超超長城」「ツミカブリ」「リーサルチェックメイト」「インヴァージョン」「アマロン」「バックハンダー」「皇継の書状」「サイクリアン」「シリアリアン」「バーグリアン」「レイリアン」「フォッシリアン」「エンジェリアン」「ジェントリアン」「オビタリアン」については、ゲーム一覧ページをご覧ください。
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- 【ここから】ケツァリアン アート制作記2 ジャガー【始まった】
- 皆様こんばんは、符亀です。今回の新作「ケツァリアン」のアートについて、ゲムマブログでまとめていきます。第2回となる今回は、アステカ神話における1つ目の世界 (※)、「ジャガー」のアイコンについてです。※ アステカ神話では、5つの世界が順番に滅びるとされているそうです。詳しくは第0回の記事をチェックだ。 ・方向性本題に入る前に、本作のアートの方向性について少し書きたいと思います。本作の神話らしさを、どうすれば私たち符亀の世界観に落とし込めるか。この課題の解決には、本当に長い時間をかけました。具体的には、第1回で取り上げた裏面ができて (4月) から今回のジャガーがほぼ仕上がるまでに、3ヶ月を要しました。もちろん裏面を描く前にも検討はしていた、と言いたいのですがラフのファイルを作ってから10日で仕上げているのであんま考えてなかったかも。ゲムマ直前だったからってサボるな。 この試行錯誤は私の脳内で完結していたため、載せるものもないので結論だけ述べます。最終的に、本作のアイコンおよびアートのテーマは、「平面」です。アステカ神話およびそれらの壁画の特徴を、私は立体感のなさだと定義づけました。いわば逆キュビズムというか、キュビズムが多彩な面を組み合わせて平面化するのに対し、神話の絵では投影図かのごとく真横の1面だけを捉え、それ以外はプレスしたかのようにその面に持ってくる。そういった立体感の無さが、絵に浮世離れした印象を与えるのではないか。そう考えました。と、ここまで書いて、そういえば裏面のケツァルコアトルでもそれを意識して顔を真横にしたなとか、羽から立体感を無くすために線対象な形にしたなとか、じゃあここまで10日で辿り着いてたのかいやキュビズムの話が出たのはジャガー着手直前のはずだとか、つまりキュビズムと結びつけて言語化できた感じやら教養ありますオーラやらを見せつけてイキろうとしてるだけでこの400字ぐらいは無駄だったのではとか思ってきちゃったからやめよっかこの話! ・シルエットという訳でメイキングです。この時点では第0回で書いた検索キーワード「codex」を知らなかったので、普通に日本語で出る範囲の史料やら一般的なジャガーのアイコンやらを参考にしました。なお、最初にジャガーから描き始めたのは、・第1の太陽なので、普通に順番に・模様の情報量が多そうで、アイコン化できるかや全体の情報量の目安になりそう・動物を平面化できたら他のやつも立体感消せるやろの3つの理由からです。意外と考えとる。本当に参考にしたのはCNNの画像なのですが、ここにはパブリックドメインでほぼ同じ画像なWikipediaのやつを載せます。 一番最初のイラストでは、この足元のジャガーを参考に、かつ2点のカードではアイコンが上下に並ぶ予定だった (※) ので、かなり横長なアイコンになっています。※ 最終的には、左上と右下に斜めに配置しています。 線もガッタガタな、ラフ中のラフ その後、顔を前後方向に短くした方がシルエットがいいな、とか 巨人に喰らいつく神話の要素を出したいから首を立てて動きを出すか、とか いっそ二足歩行の骨格にした方がカッコいいか、とか考えながらバランスを整えました。 なお、私は各バージョンをレイヤー分けして残すのでメイキングが作りやすいのですが、目のレイヤーを分けていたせいで、どのバージョンで目を差し替えたのかわからなくなりました。そのため、上のメイキングでは最終盤でいきなり変わったことにしています。歴史を変えるな! ・模様最終版には体の模様がなく目しか差し色がないのですが、作成中はつける気マンマンで、どうするか検討していました。壁画を尊重するなら二重丸か中空円で描くことになりますが、それだと画面がうるさかったので、ただの丸にして配置パターンをいろいろ考えていました。だいぶ規則的というか直線的な配置とか 末広がりにして安定感を出したやつとか ですがどれもしっくりこず、というか情報量がどうとか画面がうるさいとか言ってる時点で無くした方がいいのでは?とか思って最終的には消しました。 ・完成品という訳で、最終形態がこちらです。牙を増やしたり線を整えたりと微調整もしている 個人的には、情報量を減らしている中で、それでも力強さを表すために隆起させた下顎が好みですね。世界とか滅ぼせそう。 「ケツァリアン」にご興味を持たれた方は、ゲームページ、予約ページなどご覧いただけますと幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。 ・おまけ第一の太陽は、正確には「巨人が」ジャガーに喰われて滅んだとされています。なので、その「巨人」要素を入れるため、ジャガーにデカい指を喰わせられないかと考えていました。とりあえず、一旦ChatGPTにイメージ画像を出力させてみましょうか。 あー、うん、なんか指が、なんかね、こうエッ…いやなんかこうなんか違うのよな。こう、別のモノに見えるとかじゃなくてさ、なんかイメージが違うのよ、うん。そうなのよ。てかそう、指を吐き出す形になってるのはおかしいのよ。とりあえずそこなのよ。描かれてるのが何かとかじゃないのよ。 という訳で、その他諸々と合わせて修正して、と投げ返したら「生成された画像がコンテンツポリシーに違反している可能性があります。」とエラーが出ました。じゃあやっぱり咥えてんのチン
- 2026/9/28 21:00
- 符亀
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- 【HuΣeR氏への】ケツァリアン アート制作記1 ケツァルコアトル【当て書き】
- 皆様こんばんは、符亀です。今回の新作「ケツァリアン」のアートについて、ゲムマブログでまとめていきます。第0回の資料集めを終え、いよいよアートそのものに関して書いていきましょう。第1回となる今回は、カードの裏面やキービジュアルに使われている翼を持つヘビ、ケツァコアトルについてです。 ・テーマ決めまず、そもそも本作のテーマをどうやって決めたのかを振り返ります。本作は、2025年の11月、「七並べのゲームを作る」のを目的に作り始められました。そのコンセプトの理由については、書ける範囲で後日書くかもしれませんが、今回は省略します。そのプロトタイプを作っている中で、12月3日、後に本作のテーマ曲を担当いただくHuΣeRさんがKONAMIを退職される旨が発表されました。
- 2026/9/23 21:00
- 符亀
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- 【皆様のゲームにも】ケツァリアン アート制作記0 資料探し【役立つはず】
- 皆様こんばんは、符亀です。今回の新作「ケツァリアン」ですが、諸事情 (※) で、いつもよりアートにも注力しました。せっかくなので、本作のアートについて、ゲムマブログでまとめていきます。※ PVの制作。詳しくはこちら。 今後メインビジュアルである「ケツァルコアトル」やアステカ神話における5つの世界を表すマークについても触れる予定ですが、今回は第0回として、そのアートを作成するための資料探しの方法について知見をまとめます。皆様のゲーム制作でも、きっと参考になるかと思います。今やり方を教わってもゲムマ秋には間に合わない?それはそう。 【Wikipediaは多言語で見る】「ケツァリアン」は、アステカ神話を元にしたゲームです。アステカ神話では、5つの世界が存在し、順番に滅ぼされていくようです。この世界を5つのマークに据えると、いいアートになりそうですね。なので、とりあえず「アステカ神話」のWikipediaを見ましょう。うーん、まあ何をモチーフにすべきかは分かるものの、流石に情報量が少ないですね。こういうときは、英語のWikipediaを見ましょう。右上から言語を切り替えて、いったんは概要がわかればいいので、翻訳の正確性は無視してブラウザの翻訳機能を使います。すると、英語版だと5つの世界 (Five Suns) が別ページとして切り出されているようです。 これは記述量に期待ができますね。該当のページを見てみましょうか。うおお1画面に収まりきらない! 英語ページでは、各世界における創世と滅亡の概要までがまとめられています。裏取りは必要ですが、検索のためのキーワードが簡単かつ大量に手に入るのは大きいです。なお、今回は過去の神話について調べたために、英語のページを見にいきました。しかし、現代の何かを調べるなら、その国の言葉のWikipediaを調べるのもアリですね。いずれにせよ、言語を切り替えながら調査対象の概要を調べられるので、Wikipediaも捨てたもんじゃないんです。お前はWikipediaの何なんだよ。 【画像検索は一次資料のキーワードを入れる】Wikipediaのおかげで調べたい単語も洗い出せたので、早速アステカ神話について調べていきましょう。今回は、火の雨で滅んだ第3の太陽のアイコンをどう描くか考えるために、「火の雨」について調べます。 なお、私はモチーフの題材だけ元ネタに準拠するよりも、元ネタでの描かれ方まで反映させる方を好みます。その上で、ミニマリアンシリーズらしい1ー2色のアイコンにする必要があるので、制作難易度が高いのですが。そういう訳で、アステカ神話において「火の雨」がどのように描かれていたのか調べます。 「火の雨」を一気に調べるのは難しいので、まずは「アステカ 火」で検索します。う〜ん、AIっぽいイメージ画像や記事のサムネイルなだけで関係なさそうな画像など、当時の資料は出ないですね。 こんな時は、Wikipediaと同様に英語で調べてみましょう。悪化したがな。 こういう時は、学術的な文献で示されている出典から、当時の資料 (一次資料) の名前を見つけるのがいいでしょう。なお、「学術的な文献」を見にいくので、こっからは全部英語で調べます。ブラウザ翻訳がある時代でよかったね。調べると、壁画を写した複数の「codex (写本)」が存在し、そこから図表が引用されているようです。なので、「aztec fire codex」で調べてみましょう。おお、まだ見ぬ資料がこんなにも! という訳で、本作における一次資料の調査方法を紹介しました。こんな感じで資料を調べながら描いたイラストやメイキング過程については、これから順次公開していこうと思います。どんなイラストになったのか、お楽しみに!なお、「火の雨」のイラストは「ケツァリアン」のゲームページで公開済みです。ネタバレやめてください!てかこのページの火と形が違うじゃん。資料使ってねえじゃねえか。じゃあ何が元ネタなのか?その答えは、「ケツァリアン アート制作記4 火の雨」をお待ちください。遠いな。 「ケツァリアン」にご興味を持たれた方は、ゲームページ、予約ページなどご覧いただけますと幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
- 2026/9/7 20:35
- 符亀
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