夜尾町 @Hakatamiko
同人サークル『夜尾町』のブースです。
『夜尾町』は、サークルメンバーそれぞれの死ぬまでにやりたいことリストを着実に消化していくために結成された、様々なことに取り組むクリエイター集団です。
ゲームマーケットではボードゲームの他にも、インセインや新クトゥルフ神話TRPGのシナリオなども出せたらと考えております。
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ブログ一覧
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- 『Work0adds』タイトルロゴの秘密
- こんにちは。夜尾町の週一ブログ更新の時間です。 本日も、ゲームマーケット2025春 で頒布予定の新作ボードゲーム 『Work0adds』 についてお話ししていきます。 前回は、ゲームタイトルに込めた意味についてお話ししました。 今回は、タイトルロゴに込めた秘密について書いていこうと思います。 その前に、前回の記事をまだご覧になっていない方はこちらをご覧ください。 https://gamemarket.jp/blog/191947 タイトルロゴについて 『Work0adds』のタイトルロゴはこちらです。 ロゴデザインは得意とは言えませんが、発想そのものは悪くなかったのではないかと考えています。 本作は「ビルの明かりをすべて消すこと」を目的としたゲームであるため、ロゴにも明かりをモチーフとした装飾を取り入れました。 具体的には、「0」の部分を電球のデザインに置き換えています。 この電球を中心に据え、それに調和するように他の文字をレイアウトすることで、ゲームのコンセプトを視覚的に表現しました。 タイトルロゴを作るにあたって 実は、タイトルを考える段階から、タイトルロゴのデザインを意識していました。 「0」は、真ん中に斜め線を入れて書かれることもあります。 これを活かし、明かりがついている状態と消えている状態を飾り文字の0として表現できないかと考えました。 「0」はゲームのコンセプトとも深く結びついていましたから、丁度良かったのです。 こうした発想の中で、「workloads」という単語に行き着きました。 「o」を「0」に置き換えることで、自然な形でコンセプトを組み込め、 「ads」の「d」を一つ増やせば、意味的にも視覚的にもバランスの取れた形になります。 ロゴの中心に「0」を配置した際、左右に残りの文字が広がる構造も、ロゴが製作しやすく理にかなっています。 ずいぶんと都合のいい英単語も転がっているのだなぁ、と思ったことをよく覚えております。 文字の組み方 このロゴを作るにあたり、最も苦労したのが文字の配置でした。 当初はシンプルに横一列に並べる形を試みましたが、そうすると想像以上にバランスが悪くなってしまうのです。 Wが大文字であるのが大きな要因でしたが、無理やりにサイズを合わせても気持ち悪くなってしまいます。 そこで、Wはそのまま大文字で目立つようにさせておきながら、「Work」の右部分を「0」にめり込ませ、逆に「adds」は少しだけ離すことで、強引ながらもバランスを調整しました。 結果的に、意外と上手くまとまりました。 やはり、考え込むよりも 実際に手を動かして試してみる方が何倍も有益です。 そう、改めて実感しました。 最後に あまり得意ではない分野への挑戦でしたが、試行錯誤しながらの制作はとても楽しいものでした。 もし私と同じく「タイトルロゴの制作が苦手」という方がいれば、今回の試行錯誤が少しでも参考になれば幸いです。 そんなロゴにもこだわりが詰まった『Work0adds』は、2,500円にてゲームマーケット2025春で頒布予定です。 どうぞよろしくお願いいたします。
- 2025/3/6 17:03
- 夜尾町
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- work0addsタイトルの秘密
- こんにちは。夜尾町の週一ブログ更新の時間です。 本日も、ゲームマーケット2025春で頒布予定の新作ボードゲーム 『Work0adds』 についてお話ししていきます。 『Work0adds』とは 『Work0adds』 は2人対戦型のカードゲームです。 プレイヤーはそれぞれ会社の社長となり、いかに自社が「ホワイトな企業」であるか、具体的にはどちらが早く社員を全員帰宅させられるかを競い合います。 プレイヤーが所有することになるビルの各部屋には『タスク』というものがそれぞれ割り振られていて、手持ちのカードなどを上手く使ったり、その数を効率よく減らしていくことで勝利を目指します。 できることは単純ながら多様。 堅実にタスクを減らして勝利を目指したり、相手の妨害をしてみたり、カードを引きまくって一発逆転を目指してみたり。 そんな戦略型のゲームです。 ところで…… このタイトル『Work0adds』、どう読むかわかりますか? ワークローズ、と読みます。 こう思った方もいらっしゃるでしょう…… 何だこのタイトル、読みづれぇ!と。 今回はこの『Work0adds』というタイトルの由来を話していきます。 『Work0adds』タイトルの秘密 『Work0adds(ワークローズ)』の語源は、英語に詳しい方ならすぐにピンとくるでしょう。 薔薇ではありません。百合でもないです。 元となったのは、「workloads」。 「workload」の複数形であり、仕事量を意味する言葉です。 「ワーク(Work)」という単語が入っているため、英語があまり得意ではない方にも、仕事に関係するゲームであることは何となく伝わっているかもしれません。 ゲームと絡めた当て字 更に語源となった英単語から、ゲームのテーマを反映した当て字をしました。 このゲームは「残っている仕事を0にするゲーム」。 そこで、「o」を「0(ゼロ)」に置き換えました。 さらに、「workloads」 の最後のスペルを 「ads」から「adds」 に変更。 これにより、「0adds」=「もうこれ以上仕事を追加しないで欲しい!」 という切実な願いを表現できたのではないかと思います。 ゲームでは、タスク(仕事)が増えてしまうこともあり、それを利用した戦略も存在しますが基本的にはマイナス。 このゲーム性も意識できたタイトルにできたので良かったです。 ……「l」君はバランスが悪かったので削除しました。 彼には申し訳ないことをしました。またいつか活躍してくれる日を待ちましょう。 最後に 以上が弊サークルが出す新作ボドゲの名前の由来です。 もし「タイトルを考えるのが苦手……」という方がいらっしゃれば、この記事が何かの参考になれば幸いです。いないでしょうが。 単純ながら奥深い戦略を楽しめるお仕事削減ボードゲームこと『Work0adds』、もうタイトルは読めますね。 『Work0adds』は2500円、ゲームマーケット2025春にて頒布予定です。 どうぞよろしくお願いいたします。
- 2025/2/25 15:04
- 夜尾町
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- サークルカット提出お疲れさまでした!
- こんにちは、夜尾町 です。 今この時期にわざわざブログを訪れてくださるということは、きっとサークル活動をされている方々でしょうか。 皆様、ゲームマーケット2025春 のサークルカット提出はもうお済みですか? お済みでしょうね。本日が締め切りですので。 #ゲームマーケット2025春で検索すると、すでに提出を終えた方々の報告がちらほらと見受けられます。 え?私共ですか? もちろんとっくに提出済みです。 受付が開始されてから、すぐに提出しました。 今回は、そんな私どものサークルカットの裏話について少しお話ししたいと思います。 今回のサークルカットについて 今回、私たち夜尾町のサークルカットはこちらとなっております。 もし何かで見かけたら、「ああ、いるな」 くらいに思っていただければ幸いです。 また、私共を追っているような一部の奇特な方には、「見覚えがある」と感じていただけるかもしれません。 そう、実はこのイラスト、現在『Work0adds』の紹介ページに掲載されているもののグレースケールバージョンなのです。 正確には、今回のサークルカットのイラストが原画であり、それを基にカラーリングを施したものが紹介ページのイラストとなっています。 「使い回し?」と思われた方、ご明察です。 もっと言うとこのイラスト、元の元はポスター用に制作したものであり、それをサークルカットの規格に合わせてレイアウトし直したのです。 すなわち二重使いまわし、したがって皆様方はいずれ、「これ、どこかで見たな……」と、もう一度同じ感覚に襲われることになるでしょう。 なぜ使いまわしなの? 使いまわしである理由、それは単純に時間がなかったからに他なりません。 むしろ、それ以外に何か理由があるでしょうか? 今現在夜尾町が置かれている状況を確認してみましょう。 通常の夜尾町外での制作に加え、 ・毎日のイラスト投稿 ・毎週のブログ更新 ・毎月の自ブログ更新 ・さらには動画制作の準備 ・あとついでにシナリオの執筆 これらを並行し進めながら、まだ頒布予定のゲームすら完全には完成していないという状況です。 つまり、私たちの時間は常にギリギリ。 そんな中、新たにサークルカット用のイラストを描く余裕は……正直、ありませんでした。 そこで、サークルカットイラスト担当の墓名は考えました。 「時間がないなら、既存の線画を活用し、レイアウトを調整すればいいのでは?」 色使いを変えるだけでも印象は大きく異なりますし、 何よりも 「見覚えがある!」 という感覚を残すことにはメリットがあります。 「知らない」よりも「どこかで見たことがある!」の方が、ポジティブな印象を持たれやすいもの。 初出展のサークルとして、少しでも知名度を上げる工夫は大切ですので。 最後に 皆様にならい、私共もサークルカットの入稿報告をさせていただきました。 よろしければ、拡散などご協力いただけますと幸いです! #ゲームマーケット2025春出ます! よろしくお願いします!ブースカットはこちら! pic.twitter.com/Rn8y0UosyV— 墓田未狐(はかたみこ) (@Hakatamiko) February 17, 2025 また、ここまでお読みいただいた方々へのささやかな感謝の気持ちとして、サークルカットの背景イラストの線画を配布いたします。 #ゲームマーケット2025春ブースカット公開記念に塗り絵用線画を公開します!塗ったものを引用でツイートしてくれれば見に行くかも……? pic.twitter.com/lFD2RcbI7S— 墓田未狐(はかたみこ) (@Hakatamiko) February 18, 2025 塗り絵としてご自由にお使いください! ※サインの削除や自作発言はご遠慮ください 以上、夜尾町からでした。
- 2025/2/20 14:33
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- 新作ボードゲーム『Work0adds(ワークローズ)』のご紹介
- こんにちは、夜尾町です。今回はいよいよ、弊サークルが制作する新作ボードゲーム 『Work0adds』 についてご紹介いたします。 『Work0adds』 とは『Work0adds』 (ワークローズ)は、相手よりもホワイトな会社を目指す、2人対戦型のカードゲームです。プレイヤーはそれぞれの会社の社長となり、いかに従業員に優しい企業であるか、具体的には『どちらが早く社員を帰らせられるか』を競い合うことになります。 あらすじ、目的プレイヤーは、互いに自社のホワイト企業度を競うライバル企業の社長です。ある日、両社にとって絶好のビジネスチャンスとなる大きな仕事が舞い込んできます。しかし、その案件の納期は非常に厳しく、締め切りは翌日の朝6時。この状況を乗り切るには、社員に残業をしてもらうしかありません。そんなところで、ふと気づきます。 「待てよ? 相手の会社も同じ状況なら……?」 そこで、相手よりも早い時間に社員を退社させることで、自社の方がよりホワイトな会社であることを証明しようとするのが本作の目的です。 ゲームの概要プレイヤーは、それぞれ 12部屋あるビルを持つ会社の社長となります。各部屋にはタスクが割り振られており、タスクを0にすることで、その部屋の社員を帰宅させることができます。すべての部屋のタスクを0にし、相手の会社よりも早く全社員を帰宅させることが目標 となります。 1ターン(=1時間)ごとに、6つの部屋のタスクを減らすことが可能。しかし、それだけでは時間がかかりすぎてしまうため、ゲームの鍵となるのが 『社員証』です。 社員証個性豊かなあなたの会社の社員たちです。 プレイヤーは 24枚の社員証 で構成された山札から 6枚を手札として引き、そのカードを駆使してゲームを進めていきます。タスクを効率よく削減したり、相手を妨害してみたり。手元に来たカードを見て戦略を立てながら、自社の社員をできるだけ早く退社させることを目指します。社員を効率よく使い分け、相手を出し抜くこのゲーム。果たして、あなたの会社は本当に相手よりもホワイト企業なのでしょうか? 頒布情報『Work0adds』 は、ゲームマーケット2025春 にて頒布予定です。販売価格は2,500円を予定しております。当日は 試遊スペース もご用意する予定ですので、実際にプレイしながらゲームの魅力を体験していただけます。また、イベント当日以前にも、体験会などの機会があれば積極的に参加していきたい所存です。できるかはわかりませんが……。 ご質問がございましたら、お気軽にご連絡ください。 今後も、本作に関する最新情報を定期的に発信してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
- 2025/2/7 10:40
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- サークル夜尾町 各種SNSについて
- 夜尾町公式SNSについて こんにちは、夜尾町です。 記念すべき第二回目の記事では、弊サークルの公式SNSについてご紹介いたします。 公式SNSはサークルの最新情報をいち早くお届けする場、または、ブログではお伝えしきれない小さな更新や、ちょっとした裏話、後は愚痴や馴れ合いなどを発信する場として運営しておりますので、ご興味がありましたらぜひフォローやご確認をお願いいたします。 『墓田未狐』について 夜尾町のSNSを語る上で、ぜひ知っていただきたいキャラクターがいます。 その名も 墓田未狐(はかた みこ)。 夜尾町では、このキャラクターを通じて活動を行っています。 彼の活動内容は基本的にかわいいアイコン、時にはVtuberのような活動も行っています。 SNSの中身は主にサークルメンバーの墓名が担当しており、特にXでの未狐の発言や振る舞いは中の人の個性が色濃く反映されています。 そう、つまり夜尾町公式SNS、中の人による私物化が酷い。 ご容赦ください。 掲載されている未狐の立ち絵に関して、少し補足をさせていただきます。 未狐のデザイン自体は夜尾町が手がけたものですが、イラストそのものは外部のイラストレーターに依頼したものです。 現在、そのイラストレーターとの関係はほぼ断絶しております。それなりにでかいいざこざがあったので。 じゃあなぜこれを使っているのか。一番は単純に気に入っているからですが。 彼の態度に思うところがあったから、でしょうか。こちらにもいろいろ事情があるのですよ。 こうした背景にまつわる経緯は少々複雑ではありますが、ここでは過去のいざこざに触れることなく、明るい情報発信に努めていきたいと思っております。 SNSリンクのご案内 以下に、夜尾町の公式SNSおよび関連リンクを掲載いたします。これらを通じて、より一層サークルの活動をお楽しみいただければと思います。 X(旧Twitter)https://x.com/Hakatamiko 一番使用頻度の高いSNSです。最近はほとんど毎日何かしらのイラストかなんかが投稿されています。何かあった時はここで聞くのが一番手っ取り早いでしょう。 Youtubehttps://youtube.com/@hakatamiko TRPGリプレイなどを出しています。 ニコニコhttps://www.nicovideo.jp/user/116246788 上がっているものはYoutubeと変わりありません。 公式サイトhttps://yorubityou.wixsite.com/yorubityou ただの公式サイトです。ここにもブログがあり、立ち絵のところに書いたトラブルに対する恨み節とか注射が怖い話だとか、しょうもない事とかをいろいろ書いています。気になったのなら、どうぞ。 Boothhttps://yorubityou.booth.pm/ イベント後は主にここにて頒布予定です。配送料含め、現地よりお高くなってしまうのでお気をつけて。 その他のSNSについて 主要な公式SNSについては以上となります。 それ以外にもmisskeyやBluesky、mixi2などでアカウントを作成していますが、現在はほとんど活動しておりません。実質ないものとお考えいただいて構わないかと。 これらのようにここに掲載のないSNSであっても、「墓田未狐」の名がつくSNSアカウントについては基本的に夜尾町公式または関連するものです。 まだ偽物が現れるような知名度じゃございませんので、そこまでお気を付け頂かなくて大丈夫。 もし気になるのであればお問い合わせください。 ご興味をお持ちの方は、ぜひフォローやチェックをよろしくお願いいたします。
- 2025/2/7 6:40
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- 夜尾町からのご挨拶
- ごあいさつ はじめまして。同人サークル『夜尾町』と申します。 今回がゲームマーケットへのサークル側としての初参加となります。2日間両日とも参加予定ですので、どうぞよろしくお願いいたします。 ゲームマーケットにはブログというものがあると聞いていたんですけど、まさか本当だったとは……。 せっかくなので広報活動も兼ねて、これから定期的に更新していきたいと思っています。あんまりこういうの得意じゃないんですけどね。 お時間があれば見ていただけると喜びます。 まずは初回。 私どものサークルを知っていただくために、簡単な自己紹介、サークル紹介をさせていただきたく存じます。 『夜尾町』とは 『夜尾町』は、死ぬまでにやりたいことリストを消化する目的で結成された同人サークルです。 墓名×子(はかななしこ)、墓場祝人(はかばのりと)の2名のクリエイターによる、まだまだ知名度も無い小さなサークルです。 迷ったときはこちらのロゴを目印にしてください。 このロゴがついているものはサークル『夜尾町』としてのもの、となっておりますので、逆に私共をお避けになられたい時はこのロゴが見えたら逃げればいい訳ですね。 サークルの特徴としては……メンバー全員(2人しかいない)の名前に両者とも『墓』が含まれている、といったところでしょうか。 なので基本全員愛称はお墓です。覚えやすくていいでしょ? どっちがどっちかわからなくってもお墓って呼べば間違いはないですからね。 基本的に、ゲームデザイン、イラスト制作、動画づくりから物語の執筆まで、サークル内の制作物は大体この2人で完結しています。 クリエイターと言っても両名とも専門分野はアナログゲームとはまったく関係のない分野、というか上のこと全部専門外なのですが、自分たちが「死ぬまでにやりたいこと」を実現するためにスキルを磨きながら頑張っています。 どうか温かく見守っていただければ幸いです。 さて今回、アナログゲームとは縁もゆかりも無さそうな私たちがこの分野に挑戦する理由は、大きく分けて二つあります。 1.楽しいことが好きだから 私たちはゲーム全般が好きです。作るのも、遊ぶのも。だって楽しいし。そこにデジタルもアナログも関係はありません。 ゲームなんて大体、媒体がどうであれ楽しむために作られるものなんです。それに関わることが楽しくないわけがない。 だから私達はゲームを作るし、遊ぶ。 しかし、実はデジタルのゲームに関しては散々作っているんです。サークルメンバーの2人とも。サークル外で。 正直な話、食傷気味、といったところでしょうか。 なので、せっかくだしサークル内の方ではアナログに注力しよう、ということになったのが経緯です。 2.「デスゲーム」をやりたかったから デスゲーム。死ぬまでに一度は主催したいですよね。人類の夢と言っても過言じゃありませんから。 勿論私達も例外ではありません。私達の死ぬまでにやりたいことリストの中にも、もちろんデスゲームが入っています。 命を懸けたゲームで必死に右往左往する人間が見たい。 死にたくないから必死に脳みそをフル稼働させる人間が見たい。 裏切りもみたい。人の友情とは如何に儚いものか見たい。 ただし、皆様もご存じのとおり、実際にデスゲームを企てるのは法律的にも倫理的にも完全にアウト。 そして何よりもお金がない。デスゲーム用の施設や機材なんて、私達の資金力じゃどう頑張っても用意できません。 私達は考えました。 どうやったらデスゲームを開催できるか。 そこで、デスゲームを実現可能な範囲まで縮小しようと考えました。 ・人死にが出ない設計に:要は死人が出なければ良いのです。デスゲームでは罰として死人が出る事が多いですが、倫理的に問題のない罰なんて代わりにいくらでもでも用意できます。好きな人の名前を叫ぶとか。 ・機材は比較的安価なものを:デスゲーム用の機材、どう考えても高価です。レンタルするにしてもそれなりな額するでしょう。そこで、使用する機材をカードやサイコロなど比較的どこにでもあるような道具に変える事でコストを大幅に抑える事ができます。 ・どこでもできるように:会場を借りるにもお金がいります。できればタダで使うことのできる……お友達の家とかでもできると良いですよね。 何という事でしょう。これは……ボードゲームではありませんか。 どう見てもボードゲーム、百歩譲ってアナログゲーム。 そう、デスゲームは規模を縮小すると普通のアナログゲームになるんです。ご存じでしたでしょうか。 手軽で手に取りやすいお値段で充電いらず、場所さえあればどこでもできる利便性。 更に人死にが出ないので持続可能、昨今のSDGsの理念にも沿っています。なんてトレンディ。 こんなのもう作るしかないじゃないですか。 こうして、私たちはアナログゲーム制作に挑むことを決意しました。 サークル「夜尾町」は、これからアナログゲームを通じて新しい世界を切り拓いていきます。 近いうちに新作のゲーム情報も公開予定ですので、どうぞお楽しみに。 皆さまからの応援が私たちの何よりの励みに……はなりませんが、それなりのモチベーションにはなります。 これからもどうぞよろしくお願いいたします。
- 2025/2/6 15:57
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