彩友園 @saiyuen_games
ブース概要
こんにちは!ボードゲーム製作サークル彩友園です。
出展コメント
11月16日に出展します。 取りすぎるとバーストになってしまうトリックテイキングゲーム「ガベロット」を販売します。
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- 2024年10月26日EJPテストプレイ会 報告
- こんばんは、ボードゲーム製作サークル彩友園のえんつっつです。 1週間前に行われたEJPテストプレイ会に参加しましたので、その報告です。 私えんつっつさんからは、テレミンヴォクスを持ち込みました。前回持ちこんだ2作のうちの一つです。 えんつっつさん。←たまにいる自分にさんづけする人 見た目はカラフルで美しい。 1は1色、2は2色、3は3色……を持つカードを使います。 複数枚出すときは、直前で出たカードが持つ色のどれかを、出すカードが共通で持つように出していきます。 最初に手札をなくした人が勝つゴーアウトゲームです。 が なぜかあんまりおもしろくないという涙 家に帰って考えてみたところ、主に2つの原因があるように思いました。 ①視認性が悪い 開発中のゲームゆえ、ルールを詳細にお知らせできないのですが、ルール上、カード同士で共通して持つ色を認識する必要があります。 前回から色のアイコンの形を変更して見やすくはしたのですが、やはり「どれが共通だ?」となる場面が多く、視認性の悪さを実感しました。 ②出すカードの選択肢が少ない この手のゲームって、選択肢自体は10個くらいあって、その中で有効そうな手が3個くらいあって、それから選ぶ、というのが理想の形かな、という独自の基準があるのですが、 このゲームに関しては選択肢がそもそも1~3種類くらいしかないことが多かったです。 手札の色がなかなかそろわないんですね。 そのうえ、①視認性が悪いとなると、「有効手を考える」ではなく、「ルール上可能な手を探す」という作業になってしまう事態に陥ってしまったのだと思います。 最初から楽しいゲームを作れることはめったにないのですが、こういった悪い結果を通して、ある程度「ボードゲームの面白さ」を理論的に表現できるようにしていきたいですね。 とはいえ、理論を超越した宇宙の果てみたいなところに超絶神アイデアが転がっていたりするのですが… 読んでいただきありがとうございました。 気が付いたらゲームマーケットまであと2週間ですね。 彩友園は土曜日Y06ブースでお待ちしています。 今までビッグサイトですが、今回は幕張メッセだそうですね。 ニコニコ超会議とかBEMANIシリーズ(KONAMI社の筐体型音楽ゲーム)の大会観戦とかで何回か訪れたことあるのですが、ゲームマーケット出展で行くのは初めてです。 駅から結構複雑なルートだったような気が。。。。。
- 2024/11/2 20:34
- 彩友園
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- 2024年9月28日EJPテストプレイ会 報告
- こんにちは。彩友園のえんつっつです。 2024年9月28日に、EJPゲームズ様(@otemachispin)主催のテストプレイ会があり、参加させていただきました。 ゲームマーケット2024秋向けの作品(ガベロット)のルールは決まっているので、将来的にリリースしていきたいと思っている新作ゲーム(の卵)をテストプレイさせていただきました。 私えんつっつからは、ちょっと変わったトリックテイキングゲームと、だいぶ変わったゴーアウトゲームを持ち込みました。どっちも変わってますね。 1.裏表トリテ 数字と色を使ったトリテ。御覧の通り、色は公開情報です。 リードプレイヤーは、手札から1枚選んでカードを出します。それ以外のプレイヤーは、同じ色のカードを出すことができ、強いカードを出したプレイヤーが得点することができます。 1か月くらい前にEJPゲームズの皆様とテストプレイをさせていただいたことはあるのですが、それ以来2回目のテストプレイ。 リードプレイヤー以外はパスすることができる、というルールにより、カード運にめちゃくちゃ左右されてしまうゲームとなってしまいました。 改良案についてアイデアをいただいたので、それを元に改善していきます。 最初から良いルールになっていることはほとんどないので、大抵がっかりしてテストプレイ会を後にするのですが、一方で面白くなる余地があると感じるとわくわくしてしまう側面もありますよね。 2.テレミンヴォクス 「テレミンヴォクス」というのは、「テルミン」という、手の高さを調節することで音高と音量を操作する現代楽器の、英語圏での呼称だそうです。(Wikipedia) 数字と、なんだかカラフルな色が描いてあるのですが、数字が上がったり下がったりするのをテルミンに例えた(自称)秀逸なネーミングとなっております。 いくつかの規則に従って、手札を減らしていくことを目的とするゴーアウトゲームです。 直観的なルールにはしたつもりだったのですが、プレイしていただいた方曰く「大学1年の数学(集合論)が必要」ということで、かなりわかりにくいゲームとなってしまいました。 こちらも、面白くなりそうな雰囲気はつかめたので、改善していきます。 終わりに 以上、簡単なテストプレイ会報告でした。 私の持ち込んだゲームだけでなく、他の方の持ち込んだゲームもいくつかプレイさせていただいていますが、どれもアイデアが面白く、刺激になりました。 また機会があるときに参加させていただきます。
- 2024/9/28 22:15
- 彩友園
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- はまりば相互PR会 2023年11月25日
- こんにちは!えんつっつです。 ゲームマーケット2023秋まで残り僅かですね。 そして寒暖差が激しいですね。自分は環境の変化についていけない体質なので4日間くらいダウンしてました。 2023年11月25日 横浜はまりばカフェで、外様(@sotoattanito)主催の相互PR会を行いました。ゲームマーケット出展者が集まり、各々の作品を紹介し合うという会です。 結論から言うと、大満足な会となりました。自分がプレイしたことのなかった素晴らしいゲームに出会えたこともそうですし、自分のゲームが好評だったこともうれしかったです。 会の様子 ■前半:製作ゲームの簡単なPR会 前半は、参加者の持ってきたゲームの簡単な紹介を、各々5分くらい行いました。 自分は、1つのデッキで5つのゲームが遊べる「デクテット」を紹介しました。 製作者の性として、思い入れのある部分を長々としゃべりたくなってしまうので、5分で納めるってのがなかなか大変でしたね。 自分が同卓したゲームに絞って掲載します。 ・テオフィールの猫 「共通点のない猫を出していく」というUNOの逆みたいなゲーム。 「共通点があってもばれなきゃOK」というルールをうまく使えるずる賢い人か勝ちます。 自分は正直者なのでね。 ・暁のナイル 拡大再生産ゲームですが、コンパクトにまとまっていて、ボドゲ初めての方にも進めやすいレベル(スプレンダーくらい) 古代エジプトの知識がふんだんに使われていてテンション上がります(筆者クイズ好き)。 ・焚書欠算 元ネタはもちろん秦の儒学弾圧政策。 本を模した谷折りのカードの片側を、隣の人が見られるというのが斬新ポイント。 ・ザ・カカポ ザ・クルーに近い協力型トリテ。 勝ったカードに書かれているパズルピースを置いて鳥ピースを囲む。 置きたいパズルピースを出せるように手札をコントロールしなければなりません。 ■後半:製作ゲームの試遊 ・テオフィールの猫 いろんな猫さんがいます🐈 目の色、体の色、しっぽの形のどれにも共通点が無いようにカードを出します。出したくなければ山札からカードを引いてきます。 手札をなくした人の勝ち。 で・す・が 共通点のあるカードを出しても、ばれなきゃOK(直前のカードが見えないように出していきます)。 なので、皆さん猫なみの鋭い目になります。 2回戦やりましたが、2回とも上がれず。 簡単なパーティゲームとしておすすめ。 ・暁のナイル プレイ画像を撮っていなかった…… 古代エジプト文明の住人になって農業を行い、得点を稼いでいくという拡大再生産ゲームです。 エジプト文明っていうのはナイル川沿岸に発達した古代文明の一つで、ナイル川の氾濫によってもたらされた肥沃な土壌によって成立しているところがあるのですが、 そのナイル川の氾濫を予測するために天文学や暦が発達したといわれています。 本ゲームでは川カードというものでそれを表現しており、氾濫によって肥沃な土壌がもたらされるが収穫していない農作物は流されてしまうというジレンマに落とし込まれています。 また、アクションを決めるためにダイス4つ振るのですが、そのうち1つを自分で決めることができ、アクションのランダム性とコントロールを体現しています。 軽量級のランダム性と、重量級の計画性をうまくマッチさせた、とても面白いゲームでした。 あと、各種カードに、古代エジプト文明で実際に用いられたといわれる学問等の名前が使われているのも良きでした。 ・焚書欠算 舞台は春秋戦国時代を治めた秦朝。厳格な法家思想を貫く始皇帝の前では、法家に反する思想は許されません(多分)。 ※実際には、特定の時期、場所を舞台にしているというわけではないとのこと。 4つの記号(哲学、思想、宗教、学問)の書かれた本を1つずつ燃やし、最も多く燃えた本の種類を手札に残していたら勝ちといったゲームです。 まず見てほしいのがこの本のコンポーネント。 左右のプレイヤーの本のうち、片っぽが見えてると思いますが、 この見えている片っぽを予測してゲームを進めていきます。 つまり、左右のプレイヤーが出した本によって、なんとなく対立関係か協調関係かわかってくるということ。 これ斬新すぎませんか??? ゲームは、こんな感じで自分の持っている本を上の三列のどれかに入れて燃やします。 手札として6つの本を持つのですが、うち5つを燃やし、1つ残った状態でゲーム終了します。 残した本のアイコンの組み合わせで点数が決まります。(点数の正確なつけ方は割愛) 自分だけの力で高得点を狙うのは難しいので、左右のプレイヤーの情報から、ある程度の協力関係を結ぶ必要があり、これがこのゲームの醍醐味と言えるでしょう。 ・デクテット(スペースシャトル) 真打登場(嘘) 我々彩友園からは、デクテットを持ち込みました。 5つのゲームが遊べますが、さすがに全部できないので、自分が一番お気に入りのスペースシャトルというルールを紹介させていただきました。 トリテではないのですが、トリテのような戦略性が求められるゲームとなっております。 ゲームジャンルがいまいちよく分からないんですよね…… 簡単な規則で手札と場札を交換していき、手札を1枚にした人が勝ちというルールなのですが、交換先となるカードが場に落ちていないと交換できないので、対戦プレイヤーが何を拾うつもりなのかを推測すること、勝利までの複数のルートを確保していくことが求められます。 要改善点が無いわけではないですが、概ね好評でした。 余談ですが、デクテットのゲームルールの一つ「スナイパーズ」を元に2人用ゲーム「エーススナイパー」を作っているように、デクテット自体、ゲームのプロトタイプ的な位置づけで、このスペースシャトルも洗練させ、別のゲームとして製作しようと考えてます(今はA4紙にアイデアを走り書きしてるような段階ですが)。 以上、はまりば相互PR会の風景を簡単に紹介させていただきました。早いもので来週にはもうゲームマーケット本番ですので、そこでお会いしましょう。 ではまた!
- 2023/11/25 22:34
- 彩友園
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