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- 【新作】フェイクディガー の制作ストーリー「Fakers編 ②」
- 5×5の25マスに赤、青、黄、緑、4色の宝石カード各5枚、 計20枚がランダムに四隅と中央以外のマスに裏向きで配置されている。 各プレイヤーは4色の宝石のうち、1色をターゲット宝石とする。 四隅のいずれかにプレイヤーの駒(ユニット)を初期配置し、先攻のプレイヤーから順番に行動を開始する。 プレイヤーはダイスを振り、1〜6の出た目の数だけ 自分の駒を縦、横に移動させ、駒が止まったマスに配置された裏向きの宝石カードを取る事ができる。 取った宝石カードは駒が初期位置まで持ち帰らなければ得点にならない。 宝石カードを持ち帰る道中、敵プレイヤーの駒と同じマスに止まった場合、持っていた宝石カードを奪われてしまう。 持ち帰った宝石が自分のターゲットだった場合のみ、得点に加算する事ができる。 少し長くなったが、『宝石発掘ゲーム』はこんな感じのルールだった。 改めて書き起こしてみると、何ともガバガバな仕様ではあるが、それなりに楽しめるゲームだった。 この時、私がこだわった要素としては、『自分にとって価値がある宝石は、4色の宝石の中の1色だけ』という点である。 これは、『相手が欲しい物は自分が欲しい物ではないが、相手の欲しい物を取られると負けてしまうから、自分が取るしかない』 ・・・というジレンマを生み出したかったからである。 しかし、そんなに単純な話ではなかった。 何故ならば、ランダムに配置された裏向きのカードから自分の欲しいカードを特定する事ができないからである。 思惑とは異なる、完全に運ゲーになってしまったのである。 そこで思いついたのが、カードの裏のデザインを宝石色のヒントにする事である。 これで100%ではないが、ある程度の推理をする事が可能になった。 だが、それでも運ゲーである事は変わらなかった。 それは、裏向きのカードを無作為に取る事に何のリスクもないからである。 こうして生まれたのが、取るとペナルティになってしまう「黒」の宝石だった。 その他の制作ストーリーと「フェイクディガー」の詳細は↓↓↓からご覧いただけます。 「フェイクディガー 超戦略型宝石発掘バトル!!」
- 2019/3/20 7:00
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- 【新作】フェイクディガー の制作ストーリー「Fakers編 ①」
- 約9年前、かつて私にはボードゲーム好きの友人がいた。 その友人に様々な種類のボードゲームを紹介してもらった。 どのようなゲームを遊んだか、今となってはあまり覚えていないが、とにかく楽しい時間を過ごした事は、深く記憶に残っている。 ある時、不意にオリジナルのボードゲームを作れないかと考えた。 遊んだ事のある幾つかのゲームをヒントに要素を組み合わせ、全く新しい何かを生み出そうと頭をフル回転させていた。 仕事中に・・・ 『将棋ほど実力差が勝敗に結びつがず、麻雀ほど運に左右されないゲーム』 というのをコンセプトにしていたが、なかなか良いアイデアが浮かばない。 まず最初に思いついたのは、将棋に近いようなゲームだった。 どちらかというと、アナログよりもデジタルゲーム向きの仕様だった。 この時は、プログラマという職業柄、デジタルゲーム開発を意識していた為、アナログゲームを作ろうという発想はなかった。 試行錯誤を繰り返し、アイデアが尽きてきた頃、1つのゲームを思いついた。 5×5くらいのマスをダイスを振って、出た目の分だけ駒を動かし、止まったマスに配置されたカードをゲットできる、そんなシンプルなゲームだった。 センスのない、とても安易なネーミングだが、私はそれに『宝石発掘ゲーム』と名付けた。 その他の制作ストーリーと「フェイクディガー」の詳細は↓↓↓からご覧いただけます。 「フェイクディガー 超戦略型宝石発掘バトル!!」
- 2019/3/19 17:00
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