デバッグモンキーズ @debug_monkeys

ブース概要
2018年から福岡と東京と静岡で活動しているボードゲーム制作サークルです。「ELÄÄ ROTU」「Qubism」「ゾンビパニックとライフルおじさん」「鍋代官」など9作品を制作しています。
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Mail:debug.monkeys@gmail.com Twitter:@debug_monkeys HP:https://debugmonkeys.netlify.app/
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- 『ELÄÄ ROTU エラロト』ゲーム紹介インタビュー記事
- こんにちは、デバックモンキーズです。 私たちは、ゲームマーケット2023春にて『ELÄÄ ROTU エラロト』という作品を頒布します! この記事では、戸塚中央さんのインタビュー記事を用いて、デバックモンキーズとは何か、エラロトとは何かをご紹介させていただきます。 https://note.com/tozukachuou/n/n6802449e6e60 ■あなたについて Q1. デザイナー名、サークル名を教えてください デバックモンキーズというサークルです。 Q2. ボードゲームにはまったきっかけとなるゲームはなんですか サイズ、犯人は踊る、イントリーゲ、マジェスティ、イマジナリウム、トーレス、ニューヨークスライスなど メンバーで夜な夜なむさぼるように遊んでいたのがきっかけです Q3. 好きなボードゲームやジャンルを教えてください 拡大再生産と動物テーマ、もしくはB級なテーマが好きです。 Q4. 所持ボードゲーム数はどれくらいですか メンバーにもよるんですが、合計で400くらいとかだと思います (メンバー5人の合計) Q5. ボードゲーム製作を始めたきっかけを教えてください 2016年ころからボードゲームを遊ぶようになって、メンバーの誰かがやってみようぜってゲムマの概念を紹介してもらったのがきっかけだったと思います。 2018年の春だったと思います。 Q6. 普段はどのような環境で製作してますか 昔は対面で月2回くらいでやっていましたが、今はTTS+Discordで月2回程度でテストプレイなどをしています Q7. 製作に関して、ポリシーやこだわりがあれば教えてください メンバーが面白いと思うことです。 (特に同じ趣味嗜好が集まったメンバーではないので、全員が楽しめるをポリシーにしています) ■『ELÄÄ ROTU エラロト』について Q8. 『ELÄÄ ROTU エラロト』のルールやテーマを簡単に教えてください 2人専用×エリアコントロール×拡大再生産のボードゲームで、 初プレイなら、ルール説明混み90分程度、慣れると30分程度で遊べる中量級のゲームです。 リスとクマが縄張り争いをするという動物と自然がモチーフになっています。 Q9. どのようなプレイヤー(年齢、趣味、好きなゲームジャンル等)に遊んでもらいたいですか 明確にこのゲームはサイズとROOTを意識して作っているので、この2つを遊んだことある人には遊んでほしいなと思います。 また、2人用ゲームでアブストラクトゲームではなく、世界観があるじっくりしたゲームがしたい人に遊んでほしいなと思います。 拡大再生産やエリアコントロール(タワーディフェンスやウォーゲームなど)が好きな人にもお勧めしたいです。 そのエッセンスは随所にあるので、体感できるかなと思います。 Q10. 今回のゲームを製作するきっかけは何でしたか メンバーの1人が大学時代に作ったボードゲームを、ちゃんとテストプレイしてアレンジして世に出したい!というのが一番大きいです。 動物同士が争い合うというのも当時から変わらないです。 (それがなぜといわれると、彼曰く「ただ好きだから」だそうです。) Q11. システム・ルール制作において、苦労した点や工夫した点はありますか 2人用ではありますが、非対称のボードゲームでそのバランス調整が一番苦労しました。 片方を直すと、もう片方がおかしくなる、という1つのパラメータが及ぼす影響範囲の広さがかなり大変でした。 これに関しては、多くのテストプレイをするという点と、非対称とはいえ共通している部分を強固にする点という2つによって解決しています。 テストプレイに関しては言わずもがなですが、非対称ゲームを作るときは「違う部分」より「同じ部分」が大事になるんだろうなと今では思います。 (ROOTでいうと、各エリアの支配のルールや戦闘のルールなど) この共通している部分が強固であれば、違いがより分かりやすく感じられるんだと思います。 Q12. 今回のテーマを選んだ理由はなんですか。苦労した点はありますか ゲーム原案者が好きだったからです。 Q13.イラスト・アートワークにおいて苦労した点やこだわりはありますか イラストでは躍動感、アートワークでは直感的なUIを心掛けました。 見た目ががキャッチーなので、それにギャップを感じないように理解しやすく遊びやすいゲームを目指していました。 Q14. ◯◯はどのようにすれば手に入れることが出来ますか ゲームマーケット2023春の「サ32」にて販売します! Q15. 最後に改めて『ELÄÄ ROTU エラロト』の魅力・強みを教えてください 非対称で中量級のゲームなので、ボードゲーム初めてという方には難しいかなぁとは思いますが 逆にボードゲームを遊んだことがある人なら満足して楽しんでもらえる内容になっていると思います! 2人専用で非対称なので、とりあえず2つの種族のどちらもやっていただいて、どっちが自分に合うかなとか どの戦略がいいのかな、なんて考えていただけるといいなと思います。 大容量のコンポーネントとじっくりしたゲーム性を楽しみたい人にぜひ、プレイしていただきたい作品です。
- 2023/4/19 14:29
- デバッグモンキーズ
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- 「ELÄÄ ROTU エラロト」のコンポーネント紹介と説明書の公開
- こんにちは、デバックモンキーズです。 今日は、ゲームマーケット2023春で頒布する「ELÄÄ ROTU エラロト」の紹介記事となります まずはルールブックを公開します! https://debugmonkeys.netlify.app/pdf/instruction_elaa.pdf エラロトの遊び方が分かるようになっていますので、ぜひぜひルールをチェックしてみてください。 何か不明な点があればお気軽にお問い合わせください! そして、コンポーネント紹介! 「ELÄÄ ROTU エラロト」は中量級のゲームなので、コンポーネントが盛りだくさんです! ・箱 1個 ・説明書 1冊 ・メインボード(A3サイズ) 1枚 ・エルマ族ボード(A5サイズ) 1枚 ・オッタ族ボード(A5サイズ) 2枚 ・資源ボード(A5より少し小さいサイズ) 2枚 ・イベントカード 14枚 ・イニシアチブカード 12枚 ・成長カード 3枚 ※全てユーロサイズ ・チップ 14枚 ・オッタ族コマ 4個 ・エルマ族コマ 6個 ・資源コマ 6個(3種類×2個ずつ) 2人専用でじっくりとボードゲームを楽しみたい方にはぜひおすすめです! 遊んでみた方の感想はコチラから! 悩んでいる方はぜひ参考にしてください。 今回は製造をそこそこ多くしているので、希望者には販売することができると思いますが 確実に欲しいよ!っていう方はご予約をオススメしております。 https://forms.gle/qy7oX9awM2vuYDUR9 では、当日お待ちしております!
- 2023/4/19 13:43
- デバッグモンキーズ
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- 『ELÄÄ ROTU エラロト』のゲームシステム
- この記事はデバッグモンキーズがゲームマーケット2022秋で販売する『ELÄÄ ROTU エラロト』というボードゲームのシステム紹介記事になります。 『ELÄÄ ROTU エラロト』の概要はこちらの記事で紹介していますのでまだの方はぜひ目を通してみてください。 このゲームは2人専用のボードゲームになります。 プレイヤー各々がオッタ族もしくはエルマ族として、自身の種族の生き残りをかけて闘います。 そして、プレイヤーは自身の種族のコマを用いてボード上のマスにある資源を獲得していきます。 その資源を強化や攻撃など様々なアクションに利用して自身の勝利目標へと種族を導いていきます。 概要については先ほど紹介した前の記事で触れているためこのあたりで割愛します。 両プレイヤーが操るオッタ族、エルマ族はそれぞれ移動方法、資源収集、実施するアクションなど様々な部分で違いがあります。 ここでは少し細かくそれらを紹介していきます。 オッタ族はエルマ族を全滅させることが目標になります。 オッタ族の種族の特徴は大振りで攻撃的かつどんどんと能力が強化される点です。 毎ラウンドのアクションが1回であることに加え、はじめは様々な制約がかかっています。 しかし、伐採というアクションを実施し、資源を消費して種族の能力を伸ばしていくことが可能です。 移動方法は種族全体の移動数からコマごとに移動数を割り振れますが、それぞれのコマが移動できるマス数の上限が決まっています。 また、移動後のコマが様々なアクション(資源を獲得する「略奪」アクションや自身を強化する「伐採」アクションなど)を実施できます。 つまり、どのコマをどこに動かすかによって、そのターンのアクションが大きく左右されることになります。 エルマ族は最終ラウンドまで1コマでも生き残ることが目標になります。 エルマ族の特徴は柔軟性と施設建設にあります。 毎ターン「移動」「収集」「木工」「設置」「攻撃」「繁殖」の6個のアクションから任意の2つを選択します。 このアクションを行いながら、基本的には防衛に重きにおきオッタ族の侵攻に備えます。 しかしながら、条件が整えばオッタ族に攻撃をすることもでき能動的に進行を抑えることも可能です。 (実際には、攻撃アクションを実行するためにはオッタ族コマにエルマ族コマを2体以上隣接させるか、ツリーハウス上からしか攻撃できないため 攻撃の条件を整えるためには一工夫必要でしょう) 『ELÄÄ ROTU エラロト』は戦略ゲームであることは間違いありません。 しかしながら毎回が同じような展開にならないゲーム展開になることが面白いゲームといえるでしょう。 (毎回同じ行動ばかりではつまらないですよね) 『ELÄÄ ROTU エラロト』に含まれているリプレイ性を上げてくれるシステムをご紹介します。 毎ラウンドの開始時にイベントカードをめくり、その効果をそのラウンドのみ適用させます。 このカードの効果はほとんど効果のないような小さな効果のカードもあれば、状況によっては戦局をガラリと変えてしまうカードもあります。 イベントカードも自身のプレイの中に取り入れ、その時々にあったアクションを起こすことが勝利への近道になるかもしれません。 『ELÄÄ ROTU エラロト』は各ラウンドの先攻後攻をイニシアチブカードによって決定します。 このカードは各々の種族で6枚で構成されその内容も種族で少しだけ異なります。 毎ラウンドお互いにイニシアチブカードを出し合い手番順を決定します。 このイニシアチブカードをうまくコントロールすることで手番順をずらし自分の優位な状況へと持っていくことも可能です。 例えば、わざと後手を取った次のラウンドで先手を取ると実質的には連続ターンが得られるなど相手を翻弄することも可能でしょう。 ここで少しだけシステム説明とは離れますが、『ELÄÄ ROTU エラロト』独自の概念とそれに伴ったプレイ時の考え方などをご紹介します。 『ELÄÄ ROTU エラロト』ではオッタ族が森を侵攻していく過程で伐採というアクションを実施します。 このアクションは移動後に実施できるアクションのうちの一つで資源が獲得できるマスを今後、資源を産出しないマスへ変えてしまうというものです。 この伐採アクションで資源を払うことで、オッタ族は強化されます。 すなわちこのアクションを効率的に行っていくことがオッタ族では勝利への近道となります。 伐採を行ったマスでは資源が取れないため相手の陣の近くまで踏み込んだ時に相手の欲しがっている資源をなくすなど少しトリッキーな使い方もできます。 ただし、自身にも後々資源を取りたいときにとるマスがないなどデメリットとなる可能性もあります。 自身が必要な資源はどれくらいか伐採はどのタイミングで行っていくべきか考える必要があるわけです。 『ELÄÄ ROTU エラロト』では攻撃をされると自身のコマを失ってしまう都合上できるだけ相手の攻撃できる範囲に近づかないというのが第1に考えることです。 この相手から攻撃されないエリアをどれだけ保つかがとくにエルマ族では重要になります。 ただ後ろで待っているだけだと相手からの侵攻を簡単に許してしまうことになります。 ですのでエルマ族はできるだけ前にツリーハウスや罠などの防衛施設を建てて相手が前に進んでこないようにする必要があります。 『ELÄÄ ROTU エラロト』のシステムについて、お伝えできる範囲でご紹介しました。 戦略ゲームである都合上なかなかテキストでは伝わらない部分もあると思いますが、 難しそうに見えて一度やってみるとアクションはシンプルにまとまったゲームになってます。 ぜひゲムマ2022秋でゲットして、プレイしてみてください! 細かい情報は以下より発信しています! https://twitter.com/debug_monkeys
- 2022/9/21 22:00
- デバッグモンキーズ
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- Bana-na [第二版]の魅力【デバッグモンキーズ】
- こんにちは デバッグモンキーズのサニィです。 本日は、どんな方へBana-naがお勧めできるのか、どんな人がBana-naを好きになるか書いていきますね! Bana-na~ゲームの概要~ このBana-naというゲームは、「チップ配置×チップ移動×変則競り」のパーティーゲームです。 2-4人で遊べて、大体20分くらいでゲームが終わります。 ルールとしては、大きく①サルを木に並べる、②バナナの木が育つ、という2つのステップを自分の手番で行います。 バナナの木が規定本数育つとラウンドが終了して決算を行います。 決算によって点数を稼いでいき、結果として1番バナナを集めたプレイヤーがゲームに勝利です。 チップがなんと80枚以上入っていて、コンポーネントの量は結構あります。 パッケージも箱ではなく布袋ですので、棚の隙間に入れられます。 持ち運び〇です。箱の角が丸くなることはありません。 Bana-naが合わないはこんな人~ミスマッチを減らそう~ さて、まず最初に! どんな人に刺さらないか、お勧めできないかを書きます。 がちがちに考える戦略ゲームが好きな人には、Bana-naはお勧めできません。すいません。 今後は重くて考えるゲーム作ります。ご期待ください そして、理不尽が嫌いな人にもBana-naはお勧めできません。すいません。 完璧に思い通りにいくゲームにはなってません。理不尽があります。ご了承ください。 Bana-naが合う人~こんな人にお勧め!~ さて、ここまでフィルターを通しておけば、きっとミスマッチが減るでしょう! ここからは、デバッグモンキーズのような比較的ライトボードゲーマーが残ってると思います。 読んでくれてどうもありがとうございます。 本題に入ります。 このゲームは、ダイスを振って一喜一憂できる人にお勧めです。 このゲームでダイスを振るわけではないですが、布袋からチップを取り出してランダムに結果が変わります。 これはダイスを振るとほぼ等しい行為です。 なので、そういう運に期待し、運を楽しめる人にお勧めです。 もっと踏み込んで書きますと Bana-naは、布袋からチップを取り出すことにより、ランダムでバナナの木が育ちます。 これは確率が決まっています。 なので、その確率を考えて、どのバナナの木が期待できるか?を考えていくゲームです。 そういう確率に期待して楽しむゲームです。 ぜひ、そういう人にお勧めしたいゲームです。 Bana-naのシステムの裏側 さて、僕はゲームデザインをしているわけではないですが、テストプレイを重ねているときの話を振り返って少し書きます。 Bana-naのような、運要素があって確率を楽しみそれを期待するゲームの特徴ですが、 ステップの処理順が「プレイヤーの意思が介在するステップ」→「プレイヤーの意思が入らないステップ」の順番であるということがあげられます。 逆に、いわゆるダイスドラフトゲームなどの、運も絡むが戦略ゲームと呼ばれるゲームは上の順序ではありません。 つまり、「プレイヤーの意思が入らないステップ(例:ダイスを振る)」→「プレイヤーの意思が介在するステップ(例:ダイスの出目の応じてアクションをする)」という順番です。 上記のような場合、プレイヤーが勝つための方法を考えて探索する量は無限にあります。 「運の要素で生み出された結果を最大化するためにはどうしたらいいか?」を考える必要があるからです。 ステップを逆にするだけで、勝つための方法を考え探索する量が減ります。なんてったって考えても運次第なんでね! このステップを逆にするだけで印象やプレイ感が変わるという話は、ちょうどBana-naのテストプレイをしていた去年の年末から年明けの時期にBoard Game Advent Calendarを読み漁っていた時期にとある記事で見ました。(どの記事だったかを忘れてしまった、、、すいません、、、) なので、Bana-naを遊んでいて「考えても無駄じゃね?」と思うのはある意味では正解です。どうなるかわからないからね! これは狙って作っているので問題ないです。探索の量を減らしたかったのです。もっと、運でわいわいしたかったのです。 だからこそ、考えることをしたい人にはお勧めしません。 ちょっと考えて、「まぁこれでいけるっしょ!」という楽観的な人が特に向いてます。 と、考えないゲームという印象になってしまいましたが、勝率を上げる方法はありますので、考える余地はあります。どっちやねん、という感じですけど、割合でいうと7:3=運:戦略です。 ぜひぜひ、ご検討ください。 予約はゲムマブログや下記より! https://forms.gle/vdbfMBuk2JZ5iV1R9 https://twitter.com/debug_monkeys
- 2021/11/15 0:42
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