モザイクゲームズ

2人用のボードゲーム「モザイク」を出品しています。岐阜県多治見市産のモザイクタイルをコマに使用したアブストラクト・ボードゲームです。ルールは1分間で覚えられるほど簡単、それでいて戦略的にはとても奥の深いゲームに仕上がっています。「モザイク」は、昨年の2月に多治見市の主催する「たじみビジネスプランコンテスト」(通称タジコン)において第1回創業グランプリを受賞しました。新しいまちおこしのかたちを実現すべく、多治見から全国に向けて発信しています。

2020年春、大阪ゲームマーケットには初めての出展となります。モザイクタイルの魅力を活かした8種類のカラーバリエーションを用意しました。それぞれの色で、通常の「モザイク」の他に、4人用エクスパンションの「モザイク・クオ」、小型版の「モザイク・ミニ」も出品します。試遊卓もありますので、ぜひモザイクゲームズの「シ12」ブースまで足をお運びください。

「ラプラス」誕生秘話(5)
2018/4/28 22:05
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ここまでお読みいただいた方には、今回販売する「ラプラス」が、いかに手のかかるハンドメイド商品かということについてご理解いただけたものと思います。近年ゲームマーケットに出品される商品は、まるで大手メーカーの製品であるかのように完成度の高いものがほとんどですが、そのなかに手作り感満載の「ラプラス」を並べると、若干の気恥ずかしさを感じないでもありません。
しかし、印刷加工が中心のカードゲームやボードゲームと比べて、立体的なコマを使ったアブストラクトボードゲームは、ゲームマーケットのなかでもまだ未開拓な分野だと思います。今回の試みが、ゲームマーケットの新しい潮流を生み出すきっかけになってくれたら、私たちの努力も報われようというものです。
今回、「ラプラス」は50セットを目指して作成しています。すでに多くのご予約をいただいていますので、この記事を読んで興味を持たれた方は、いますぐご予約をいただくか、早い時間にF13ブースまでお越しいただくようお願いいたします。ゲーム制作があまりにたいへんなので、ゲームマーケット秋の出展があるかどうか保証できませんので。(笑)
最後に「ラプラス」というゲーム名の由来を説明させてください。「ラプラス」は、もちろん「ラプラスの悪魔」から取っているのですが、これは「この世の全ての原子の動きを把握している全知全能の神(悪魔)の目から見れば、将来この世界で起こることは全てお見通しのはずである」という思想を表したものだそうです。19世紀フランスの物理学者、ピエール=シモン・ラプラスによって提唱されたので、「ラプラスの悪魔」と言い習わされることになりました。
現代の量子力学の不確定性理論で、こうした物理学的決定論は否定されてしまったようですが、そのあたりの難しい議論はともかく、「ラプラス」という語には原子が離合集散して未来を創っていくというイメージがあるような気がしています。「ラプラス」のコマのひとつひとつがこの世界を構成する原子だとすれば、最初の一手を打ったところで万能の神にはゲームのその後の展開が全て見えているみたいな。たぶんそこでは進化した「AI」が現代の神(悪魔)ということになるのでしょう。