モザイクゲームズ

モザイクゲームズと申します。2017年の初出展以来、ボードゲーム「モザイク」の専業メーカーとしてゲームマーケットに参加させていただいて来ました。2023年春は、これに加えて新作カードゲーム「Up&Down(アップんダウン)」を初出品します。「モザイク」の方は、美濃焼タイルをコマに使用した2人用のアブストラクト・ボードゲームですが、「アップんダウン」の方は、多人数で楽しむことのできるファミリー・カードゲームという地位をねらっています。まるで方向性の異なる2つのゲームですが、共通する点が1つあります。それはどちらもルール説明が1分でできるほどシンプルなゲームであると同時に、長く遊んでも飽きないプレイアビリティの高いゲームであるという点です(と自負しています^^)。誇大広告であるかどうか、ぜひ【オ37】ブースで確認してみてください。

「ラプラス」誕生秘話(1)
2018/4/20 0:13
ブログ

こんにちは。TCLラプラス担当の大沼です。「ラプラス」と「ラプラス・ミニ」の制作は、まさに佳境にさしかかっているところです。おかげさまで、すでに多くのご予約もいただいており、5月6日(日)の当日までにひとつでも多くのゲームを皆さまにお届けできるよう、昼夜兼行で(?)作業を続けております。
※ご予約方法は次のページをご参照ください。
https://bit.ly/2GSbLXr
さて、今回は「ラプラス」というゲームがどのようにして生まれたのか、その歴史を少したどってみたいと思います。時は1985年、今から33年も昔にさかのぼります。当時、ラベンスバーガー社の「スコットランドヤード」を初めて日本に紹介し、日本におけるボードゲームブームの火付け役となった野本浩一氏が、アメリカのボードゲーム専門誌「Games」の中で、「UpperHand」というゲームの紹介記事を見付けたのが最初の出会いでした。(写真)
今回、野本さんに問い合わせたところ、なんと当時のGames誌がきれいな状態で保管されていました(物持ちがいいですね!)。で、その記事を見せてもらったところ、イスラエルの「Orda Industries」という会社の製品で、その紹介記事を書いているのがゲームデザイナーの神様、今は亡きシド・サクソン氏であることも分かりました。とても単純なルールなので、写真と紹介文でどのようなゲームなのかも理解できます。そこで野本さんは、木の板とビー玉でこのゲームの自作を始めたのです。(この項、次回に続きます。)