Bossa(坊茶)

※ゲームマーケット2023秋は、【バナナムーンブース:オ12】にて出展いたします。 『Bossa』はシンプルでスタイリッシュな2人対戦ゲームです。ルールは2種類(※2023年改訂版になりました)。悩まし目がお好みのゲーマーにおすすめ「レギュラールール」と、初心者でお楽しめるライト目のスピード感が楽しいゴーアウト系「ノービスルール」があります。 ゲームマーケット2021秋で「スタンダード版」を初お披露目、2022年・2023年にはKickstarterでの国際クラウドファンディングに成功し、現在6つのバージョンをリリースしています。 

『Bossa/坊茶』ゲーマーには“Aルール”にトライしてほしいな、というルール解説。【両日ネ01】
2022/10/21 12:45
ブログ

今回はクイズから! 
ゲムマ前に『Bossa/坊茶』の
脳内シミュレーションを!

【クイズ】
この局面は、どちらのプレイヤーに
勝利のチャンスが多いかな?

下の写真は「アドバンスドルール」での
終盤の局面。
手番と手番の間で、どちらのプレイヤーも
山札を引いていない状態です。

残り手札はお互いに1枚ずつ。
手前のプレイヤー(白陣)と、
奥のプレイヤー(黒陣)のどちらも
次の手番で上がるチャンスがあります。
(同時に、手詰まりのリスクがあるかも…)

さて、どちらのプレイヤーの方が
チャンスが多いでしょう?

※答え合わせは下の方にあります。

こんにちは。
【ネ01】Bossa/坊茶(ぼっさ)の前田です。
今日はBossaの2つのルールのうち、
縛り多め好きのゲーマーさんにおすすめの
「アドバンスドルール(Aルール)」を
ご紹介します。

「ベーシックルール(Bルール)」が
スピーディーなゲーム展開と
初心者でも楽しめる
スカッと楽しい系なのに対し、
こちらのルールは
悩ましく、考えどころの多いルールです。
 

●インスト動画(約6分)はこちら。

インストPDFをこちらに置きました。
よろしかったらご一読くださいませ。
↓PDFダウンロード
https://bananamoon-games.jp/wp-content/uploads/2022/04/Bossa_advanced_inst_J.pdf
 

アドバンスドルールの概要

シンプルでスタイリッシュな
2人対戦ゲームです。

自陣・敵陣に分かれ、
白目・黒目それぞれのダイスを起点に、
同じ色のドットの数がつながるように
タイルを並べていきます。

3種のアクションも活用し、
手詰まりを避けつつ
手札のタイルを場に出していきます。
自陣・敵陣のどちらにでも出せますが、
必ず隣のタイルよりも1枚多いか、
1枚少ない枚数でなくてはなりません。

自陣に6列のタイルを並べるか、または
相手より先に手札のタイルを出しきった
プレイヤーの勝利です。

場の流れと引き札の確率を読む戦略性、
3種のアクション〈リドロー〉
〈エクスチェンジ〉〈スタック〉を行使し、
攻め、守り、状況を打破する戦術性、
そして引き運が勝負の鍵!

●プレイ人数:2人
●プレイ時間:5〜10分
●対象年齢:6歳〜

 


選べる4つのバージョン
お取り置き予約受付中!

スタンダード版
クラシック版[NEW]
匠のアート版 “水-mizu”[NEW]
匠のアート版 “花-hana”[NEW]

●お取り置き予約は→こちらで。
 (予定数に達し次第受付終了)
https://forms.gle/8w7SToSzBuC9H7Yv6

 


クイズの答え合わせ

あらかじめ、どの数のタイルが何枚ずつあるのか
頭に入れておきましょう。
(大丈夫。簡単に覚えられますよ!)

では、答え合わせを。

【手前のプレイヤーが上がれるケース】
○ 白1を引いて、白2に2枚置きで勝利。
  (白1はあと1枚残っている)
○ 白4を引いて、白5にスタックで勝利。
  (白4はあと1枚残っている)
× 白6を引いて、白7にスタックで勝利。
  (白6はもうない)
× 黒3を引いて、黒5にスタックで勝利。
  (黒3はもうない)
○ 黒5を引いて、黒7に2枚置きで勝利。
  (黒5はあと1枚残っている)

【奥のプレイヤーが上がれるケース】
○ 黒2を引いて、黒5にスタックで勝利。
  (黒2はあと1枚ある)
× 黒4を引いて、黒7に2枚置きで勝利。
  (黒4はもうない※)
  ※黒4は全部で3枚。
   うち2枚は写真に見えている。
   ということは、スタックされている
   黒4の下段に隠れているのが
   最後の黒4になります。

ということで、残りの山札6枚と
ゲーム前に除いた1枚の計7枚中に、
手前のプレイヤーが上がれるタイルは3枚、
奥のプレイヤーが上がれるタイルは1枚
あることがわかります。
確率的には、手前は約43%、奥は約14%。

【手詰まりの確率】
次に、手詰まりのリスクがどれぐらい
あるかというと、
手前のプレイヤーは「リドロー」と
「エクスチェンジ」が残っているので、
あと2手は確実に生き延びられます。
(この局面では黒2に「スタック」も
 できます)
なので、この手番では手詰まり率0%。

一方、奥のプレイヤーはそれらのアクションを
使い果たしているので、
上がるか手詰まるかの2つにひとつの状態。
つまり、上がる確率14%、手詰まる確率86%です。

確率的には、もう圧倒的に手前のプレイヤーが
有利な戦況と言えますね。

でも、最後は引き運!
こんな状況で、奥のプレイヤーが勝利を
呼び込んだら痛快だー!
これがBossaの醍醐味!?だと、作者的には
思っているのです。

どうぞ、みなさんも楽しい対戦を!

●ブース番号【ネ01】
 Bossa(坊茶)ブースは、試遊卓もご用意して
 お待ちしていまーす!!

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●90秒で『Bossa/坊茶』が分かるショートPV