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『宇宙戦艦開発大戦』のSF的考察
2018/11/4 15:08
ブログ


ウォーゲーム作品と言うと、

過去の戦争を追体験するタイプが多いですが、
新作『宇宙戦艦開発大戦』は
近未来を先行体験するタイプに分類されます。

どうしてもFiction(虚構)として軽く見られがちですが、
Science(科学)的理論や背景もあり、
非常にReality(現実味)のある世界観で構築されている作品です。

本記事では、
『宇宙戦艦開発大戦』のSF的考察を語っていきたいと思います。

■第1章:近未来に総力戦が起きれば宇宙戦争になります。(断言)

人類が経験した最新の総力戦は、
第2次世界大戦(World War 2)であり、
そこで最も活躍した兵器は、
高高度爆撃機「B-29 スーパーフォートレス
(実用上昇限度:約11km)となります。

結局、相手よりも高く飛べれば
迎撃されず一方的に攻撃できてしまう!

という事になります。

このため、延長思考をすれば、
すでに宇宙技術を獲得している人類は、
近未来の総力戦では、
宇宙爆撃機を投入すると思われます。


軍事人工衛星の存在を考慮すると、
すでに宇宙戦争に突入後と考える事もできます。

迎撃されずに一方的に攻撃できれば良いので、
ステルス技術、電子戦技術、ミサイル技術などが
台頭する可能性もあります。

■第2章:そこはかとなく穏便にすませたい!

ただ、大惨事世界大戦は、
これ以上起きて欲しくないものです。
(これには個人の希望的意見も含まれています…)

もしかしたら政治的休戦協定により、
地球上での戦争はなくなるかもしれません。

また戦争による利益を低く抑えることで、
戦争の発生を抑制することができるかもしれません。

地球は平和になるかもしれません。

”地球は ”

■第3章:宇宙大航海時代のはじまり

休戦協定が地球に限定されており、
また宇宙進出の利益が莫大ならば、
各国は宇宙進出&惑星占領を行う可能性が高いです。

まさに、かつてのポルトガルやスペインのように、
宇宙版の大航海時代が幕を開けると思います。

『宇宙戦艦開発大戦』=宇宙大航海時代

と考えると、
非常に現実味を帯びてプレイできると思います。

なお、
宇宙戦艦は非常に高額となります。
宇宙に行った上に、戦闘までこなす訳ですから…。
このため『宇宙戦艦開発大戦』では、
各国3艘しか保有できないルールとなっています。


この「宇宙大航海時代」という言葉は、
ネット上でも、かなり見つけることができます。
かなり認知度の上がってきている概念かもしれません。

■第4章:太陽系覇権
『宇宙戦艦開発大戦』の世界観が分かってきたところで、
今度は、勝利条件のルールについて見ていこうと思います。

【勝利条件のルール】
Ⅰ~Ⅳの拠点カードを
・2人プレイ…4種類
・3人プレイ…Ⅳを含む3種類
・4人プレイ…3種類
を占領する。

ちなみに、
Ⅰ~Ⅳの拠点カードの、太陽からの軌道長半径を
天文単位[au]で記載すると…。



Ⅱ:水星資源基地(0.387[au])

Ⅱ:金星都市、金星資源基地(0.723[au])
Ⅰ:宇宙港、宇宙移民都市、宇宙研究施設、月面都市、月資源基地(1.000[au])
Ⅱ:火星都市、火星資源基地(1.524[au])

Ⅲ:木星都市、木星資源基地(5.204[au])
Ⅲ:土星都市、土星資源基地(9.582[au])

Ⅳ:天王星基地([19.201[au])
Ⅳ:海王星基地([30.047[au])
Ⅳ:冥王星基地([39.445[au])


1[au]=14960万[km](太陽~地球の距離)

と、まぁ、Ⅳの拠点カードの距離が地球から異常に遠いので、
ここへ出撃するには、
「エネルギータンク」「ワープ装置」が必要です。

また、もし惑星間戦争が発生した場合、
外側の惑星の方が重力的に有利になります。


これは、ビルの1階と屋上のチームが
雪合戦をするようなものです。
重力的に考えて屋上のチームが圧勝します。

このため、勝利条件において、
Ⅳの拠点は優遇されています。



■第5章:人間の重要性

『宇宙戦艦開発大戦』の特徴として、
宇宙戦艦の開発(カスタマイズ)では、
パーツカード以外に人間(キャラクターカード)も
登場します。

AIが台頭する時代に
人間が活躍する余地があるのかと、
疑問を抱くかもしれませんが、

宇宙は未踏の領域

であるため、
これまで人類の経験した事がないような現象が、
起こると想定されるので、
AIよりも人間の機転の方が上手く対処できると
考えられます。

このせいか
『宇宙戦艦開発大戦』では、
結構、人間の貢献度が高いです。


ちなみに、
将来的に新しい仕事のジャンルとして、
「宇宙関係の仕事」というのが登場すると思います。

■第6章:宇宙の塵

最後にちょっと怖い話です。


『宇宙戦艦開発大戦』ルールより抜粋
>・母艦が破壊されると出撃中の飛行兵器も即時破壊されます。
> これは戦闘&航行システムを母艦に完全依存しており、
> 戦闘&航行が困難になるからです。

飛行兵器の座標(位置)は、
母艦からの相対座標なんでしょうね。
このため、母艦が破壊されると、
自らの座標が捕捉できなくなり、
広い宇宙で迷子になるという…。
(ルール上は、即時破壊としていますが、
厳密には破壊される訳ではなく、
迷子なんですよね…これ。)

■最後に
本記事執筆者≠考案者なので、
ほぼ推測だけで記載されている箇所があります。
ご了承を!
ともかくSF的雰囲気も併せて
楽しんでいただければと思います♪(^^)

 

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お品書き(詳細情報:ゲムマ記事)
ブース場所(C05-06)