らいるず @tenorimadori
![らいるず画像](https://img.gamemarket.jp/20240520_024527_lyles_gema.jpg)
ブース概要
デジタルゲーム開発会社「ライルズ」のアナログ創作部です! 新作バッティングゲーム「公平と平等」を頒布致します!
出展コメント
デジタルゲーム開発会社「ライルズ」のアナログ創作部です! 新作バッティングゲーム「公平と平等」を頒布致します! また手のひらの上で間取りを作る新感覚カードゲーム、「テノリマドリ」も再頒布いたします! こちらは2023春では完売でしたので、前回買い逃したお客様も是非起こしください!
ついに……「らいるず」のオンライン販売サイトが開設できました!
— らいるず(ライルズアナログゲーム部) (@tenorimadori) September 14, 2023
ゲムマ2023春に頒布した #テノリマドリ についてもこちらから購入可能です!
ゲムマ会場で見かけて気になっていた、という皆様。
是非、お買い求め頂ければ幸いです!
※在庫には限りがございます※https://t.co/YU3Vf0iflc
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- 週刊(?)アクオチクエスト:第7号
- 【前回はコチラ 週刊(?)アクオチクエスト:第6号】 どうもどうも! らいるずの、はなわ【り】です。 このブログはゲームマーケット2024秋に頒布予定の、我々の新作『アクオチクエスト』について、毎週なんとなくゲムマブログに書き綴っていこうという企画です。 本来であれば、毎週日曜更新を心がけていたのですが、今回の第7号は更新が遅くなってしまいました。 言い訳をさせてもらえれば、とてつもない大問題が発生していたのです。 それは―― ゲムマ2024秋に応募出来ていなかったッ…………!!!!!! もう意味が分からないですよね。 本来、このブログを定期更新していた一番の理由は、ゲムマ2024秋の頒布作品の紹介のためです。 その大前提である、ゲムマ2024秋に応募出来ていないというのだから。 そんなこんなで、じゃあどうするのか? と詰めていたら、あっという間にこんな時間に……。 結論から言えば、今回の未応募はシンプルにヒューマンエラーなので、我々はゲムマ2024秋への出展を諦めたわけではありません。 二次募集に賭けたいと思います……! 今回はビッグサイトから幕張メッセに開催場所が変更になりました。 都心や、新幹線の接続駅からも距離があるので、その点を嘆く声は多く聞こえてきます。 結果として、競争相手が少ないといいなあ……なんてことを期待しつつ募集開始日を待つことになります。 果たして、我々はゲムマ2024秋に参加することができるのか……!? その結末やいかに……。
- 2024/7/5 14:16
- らいるず
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- 週刊(?)アクオチクエスト:第6号
- 【前回はコチラ 週刊(?)アクオチクエスト:第5号】 どうもどうも! らいるずの、はなわ【り】です。 このブログはゲームマーケット2024秋に頒布予定の、我々の新作『アクオチクエスト』について、毎週なんとなくゲムマブログに書き綴っていこうという企画です。 第6号では、少し巻き戻って『アクオチクエスト』にまつわる、制作進行における大きな懸念について触れてみます。 『アクオチクエスト』における、『協力×正体隠匿』のギミックについては、週刊(?)アクオチクエスト:第3号 に、ザックリとまとめています。 このギミックを作る上で、かなり不安に思ったのが「他の作品とネタ被りしていないか?」ということでした……。 本作のギミックの源流がどこから来たのか? それはデジタルRPGで見かけるアライメントのシステムです。 これらのシステムは、ゲーム中のプレイヤーの行動によって、善/悪と内部的な評価値が変わっていき、それによってゲーム中の展開で様々な変化を誘発していきます。 最終的にはエンディングもこのパラメータによって変化する場合があるのです。 正体隠匿による裏切りを、陣営ではなくアライメントシステム的に表現しようとしたのが『アクオチクエスト』と言えます。 しかし、ここで大きな不安がよぎりました。 アライメントシステムは、RPGではかなりメジャーなシステムです。 であれば、既に似たようなゲームが存在しているのではないか……? と。 色々とテスプをし参加者に類似ゲームが無いか聞いて回ったところ、クリエイティブAHCさんの作品「邪神がこの中にいる!」が最も近似しているように見受けられました。 ただ、こちらの作品は、必ずプレイヤーの誰かが邪神になるというルールとなっています。 つまり、どうあれプレイヤーは最終的に必ず対立構造になるシステムなわけですね。 これは「裏切ろう」という明確な意思を持って行動した時だけ対立構造が発生する本作と、コンセプトの本質的な部分で大きく差異があると判断しました。 というわけで、現状もこのままのシステムで制作は進行していくワケですが……。 いや、やっぱりネタ被りは怖いです……! アイディアというものは、思いついた時点で同じことを考えている人間が他に100人いると言われたりするものです。 となれば、あとはスピード勝負。 とりあえずはネタ被りはしていないと信じて、入稿に向けて動いていきます!
- 2024/6/24 1:47
- らいるず
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- 週刊(?)アクオチクエスト:第5号
- 【前回はコチラ 週刊(?)アクオチクエスト:第4号】 どうもどうも! らいるずの、はなわ【り】です。 このブログはゲームマーケット2024秋に頒布予定の、我々の新作『アクオチクエスト』について、毎週なんとなくゲムマブログに書き綴っていこうという企画です。 第5号では、VRボドゲと『アクオチクエスト』の関係について触れていきます。 前回のブログでも触れたとおり、現在拙作は、株式会社バーチャルパーティさんによって、VRChat上にてVRボドゲとして展開されています。 しかし現実問題として、VRボドゲはまだまだ芽吹いたばかりの市場で、言うならばゲムマ第一回後の国内ボドゲ市場のような様相です。 それを渋い市場とみるか、可能性のある市場と捉えるか、意見は分かれるとは思います。 個人的には、こちらの可能性を信じてVRでもボドゲをプレイする文化を開拓するためのゲームを作ろうというのが、第一歩です。 では、そこで狙うべきユーザー層とは誰になるのか? という話です。 個人的に現在のVRボドゲは3つの系統に分かれており、リーチしやすい属性が違うと思っています。 ①バーチャルパーティさんによる、既存アナログゲームのVR化 拙作もこちらに分類されており、基本的にはいわゆるユーロゲームの文脈で作られたゲームが多い印象です。 バーチャルパーティさん自体が、VRTRPGサークル「Catsudon工房」を母体にしており、VRTRPGとの親和性が高いユーザーにリーチしやすい土壌があります。 ②REARVさんによる、既存アナログゲームのVR化 こちらはガンナガンやブラッドリコールなど、ZUMEさんプロデュースのような、キャラクター性や世界観が非常に立っており、キャラクターIP性が高いものを中心にハイエンドなワールドを作っています。 VRChat自体が、自身をキャラ化する体験とも言えるので、キャラクター性の高いコンテンツは非常に親和性が高いです。 そのためVRChat本来のユーザー層にリーチしやすい傾向にあります。 ③VRChat上のクリエイターによる、オリジナルVRボドゲ こちらは本当に同人ボドゲのノリの印象です。 版権的にアウトなものや、高クオリティのもの玉石混交ですし、VRでしか出来ない体験やギミックを持つものが多くあります。 こちらもVRChat本来のユーザー属性にリーチしやすい印象です。 拙作はバーチャルパーティさんに作成をして貰っている観点で、①になります。 可能であれば元来のVRChatユーザーにリーチさせたい所ですが、そのためのキャラクター性や世界観を十全にビジュアライズするためには、予算規模が少々心もとないこともあります。 ということで、VRTRPGのプレイヤーをターゲットにした、VRボドゲを制作することを試みました。 そこでキーとなるのは、やはりコミュニケーションとロールプレイです。 これを踏まえての基本方針として、『協力ゲーム』『正体隠匿ゲーム』のどちらかを作ろうと考えたのです。 しかし、ちょっと考えて思いました。 ……協力と正体隠匿、両方達成できるほうが面白いんじゃね? と。 その目的を達成するために生まれたのが、『アクオチクエスト』になります。 しかし、我々VRだけを向いていればいいというわけではありません。 VRを活性化するために、VRとリアルの相互流入がやはり必要だと思うのです。 そういうワケで、リアルにゲムマで販売するという観点も当然忘れてはいられません。 今回、シンプルさはある程度諦める形になりますが、拙作の共通の理念である 「短時間でリプレイ性が高い体験を目指す」という部分は、しっかりデザインしていく必要があります。 一応、このブログを書いている時点では、そんな感じにまとまっている手応えはありますので、ぜひ一度遊んで頂きたいところです!
- 2024/6/17 2:24
- らいるず
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- 週刊(?)アクオチクエスト:第4号
- 【前回はコチラ 週刊(?)アクオチクエスト:第3号】 どうもどうも! らいるずの、はなわ【り】です。 このブログはゲームマーケット2024秋に頒布予定の、我々の新作『アクオチクエスト』について、毎週なんとなくゲムマブログに書き綴っていこうという企画です。 第4号では『アクオチクエスト』のオンラインテストプレイについて、軽く語ってみようと思います。 2023秋に発表した拙作「公平と平等」ですが、ゲムマに先んじてVR化を行いました。 →VR版『公平と平等』 こちらは、株式会社バーチャルパーティさんによって、VRChat上にてワールド化する形で実現したものです。 こちらのご縁もあり、今回は製品版ではなくテストプレイ段階からVRで実施していくことになりました。 これがね、やってみるとメチャクチャ効果的なんですよ! 何が良かったのかというのを、少しまとめてみます。 <遊んでくれるユーザーがいる> テーブルトップシミュレーターや、ココフォリアなど、意外とアナログゲームをオンラインマルチプレイ化する方法は存在します。 しかし、これらはあくまでツールであって、遊ぶ人間は別に用意しないといけないんですよね。 ですが、VRCはもともとがVRコミュニケーションプラットフォームなので、そこには人が既にいるんですね。 また、バーチャルパーティさんが、もともとVRC上でのVRTRPGの先駆者ということもあり、そのコミュニティでの集客力がそこそこあります。 そんな彼らが定期的に、VR上のボドゲイベントを開催してくれているのです。 これによって、距離や物理的なプレイスペースなどの制限を無視して、コンスタントにテスプが出来るワケです。ちょー便利! ※ページ下にVRボドゲの定期イベントについて埋め込んでおきます。 <フレキシブルな調整データの反映ができる> リアルなボドゲは、テストモックを修正するのも、そこそこ大変です! 修正したコンポーネントを印刷して、切って、遊べる形に仕立てて……。 しかしVR版にすることで、ある程度画像データの修正と、アップロードするだけで修正が反映するわけです。 コレは本当に便利で、最低限の画像加工スキルがあれば、サクっと修正版に変えられるわけですね。 <VRと言ってもPCでも普通に遊べる> VR版と言っていますが、別にヘッドマウントディスプレイを被らないと遊べないわけじゃあありません。 以下の手順で、パソコンがあればだれでも遊べるわけです。 ①VRChatのアカウントを作る ②Steamをインストールする ③Steam上でVRChatをインストールする ④VRChatにログインする →ゲームしようぜ! つまりVRChatのユーザーだけでなく、普通にPCを持っている知人とも遊べるわけですね! というわけで、アクセスできるユーザーの多さと、メンテナンスの簡単さという点で、VR環境は非常にオンラインテストプレイに向いているというお話でした! 上記のバーチャルパーティさん主催の、VRボドゲイベントには出来るだけ、私も顔を出しているので、もし「アクオチクエスト」のテストに協力しても良いよ! という方が居ればぜひ遊びにきてください! さて、次回はVRボドゲと『アクオチクエスト』が生まれた経緯について!
- 2024/6/10 0:27
- らいるず
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- 週刊(?)アクオチクエスト:第3号
- 【前回はコチラ 週刊(?)アクオチクエスト:第2号】 どうもどうも! らいるずの、はなわ【り】です。 このブログはゲームマーケット2024秋に頒布予定の、我々の新作『アクオチクエスト』について、毎週なんとなくゲムマブログに書き綴っていこうという企画です。 第3号では『アクオチクエスト』具体的なシステム面について、説明していきたいと思います。 ※今回は参考までに、テスト用データを使って説明します。こちらの画像は製品版とは異なります。 『アクオチクエスト』では、プレイヤーは勇者パーティとして魔王城に突入し、魔王城の宝箱を開けていきます。 この宝箱は、本ゲームのカードの裏面になります。 本ゲームのカードは、裏面の状態で場にカードが並べられ、それを表にする=開けることで中身が分かる形になります。 これらの宝箱には、大別すると2種類のカードが入っています。 それは『武具』と『誘惑の宝珠』です。 このゲームのプレイ指針は勇者として魔王を討伐することです。 魔王を討伐するためには、武具カードを集める必要があります。 具体的には、ゲームの終了時にプレイヤーが持っている全ての武具カードに書かれたBPの合計値を、目標値以上なるよう高めなければなりません。 目標値とはいくつなのか? 本作ではそれを、魔王の魔力と呼称しており、本記事執筆時点では100で設定されています。 つまり、プレイヤーは全プレイヤーの全手札合計で、BP100以上になるように、「武具カード」を集める必要があります。 これを邪魔するのが「誘惑の宝珠」です。 「誘惑の宝珠」は一切BPを加算しませんが、かといって場に残しておくと、魔王の魔力……つまりBPの目標値が大きく増加してしまいます。 そのため誰かが引いて処理しなければなりません。 しかし、この「誘惑の宝珠」がクセモノです……。 ゲーム終了時、「誘惑の宝珠」によって手札の魔力合計が一定量を超えた場合、魔王討伐という協力勝利ではなく、裏切りによる個別勝利に変化してしまうのです……。 これにより、ゲーム中ふとしたタイミングで「魔が差す」ように、裏切りに転じるプレイヤーが発生します。 当然、そのプレイヤーは自分が裏切ることを周りに隠そうとします。 これが『アクオチクエスト』における、『協力×正体隠匿』のギミックになっています! これ以上は、実際にゲームを体験してもらう方が分かりやすいはず……! というわけで次回以降は、少し趣向を変えて、本作のオンラインテストプレイについてご紹介させて頂きます!
- 2024/6/3 1:01
- らいるず
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