按理具庵

「あんりぐあん」 と読みます。駆け出しの発明家が勢いで一人起業してしまった会社です。
陰陽五行プレイングカードFESCA(フェスカ)をトランプの再発明として創作し、Amazonやイエローサブマリン等にて販売中です。
しなり折りカード立てが第一発明品で、これを応用した紙製ミープルやチェス・将棋駒に展開中です。

FESCA(フェスカ)七変化
2018/8/18 14:20
ブログ

フェスカを跳躍進化形のトランプと呼ぶ理由の一つが、カード構成の柔軟性が極めて高いことにあります。
トランプは13ランク4スート構成であって、これにジョーカーを加えるかどうかの変化はありますが、基本はそれだけです。ある種のゲームにおいては数札のランクを幾つか抜くことが行われたりもしますけど…。

フェスカは(12+1)ランク・(5+1)スートの構成なので、この“+1”に関わる陰陽,空無,太極の有無で、原理的に2^3=8通りの変化があります。さらにトランプの絵札のような特殊なランクがないので、フェスカでは上位ランクから単純に削ることで、参加人数に応じた枚数調整ができたりします。
※FESCAのカード構成の詳細は、
こちら→FESCA(フェスカ)はゲームではない!



タイトルでは七変化としていますが、実用性のある構成はもっと多くあるでしょう。図に示すように、カード構成の名前はFESCAの後に総枚数を付けることで区別しています。
FESCA54とFESCA42は、ランク数を削減した少人数(1~4人)用の構成です。陰陽札の白黒の枚数を揃えるために2ランクずつ削るようにします。(0、1~10)の11ランク構成のFESCA66も有り得ますが、元の78枚からの差が小さくて有益性は低いようです。
※少人数用の枚数に関しては、
例えばこちら→FESCA(フェスカ)創作ゲーム、フェスカでラミーとワイルドラミー
※他に枚数を少なくして難易度を調整するゲームの例は、
こちら→FESCA(フェスカ):神経衰弱系2種

FESCA53は、完全なトランプ互換(52枚に1枚ジョーカー付き)で、金スート削除という変則構成となります。5つの元素の中から何故に“金”を削除の対象とするか気になる人もいるでしょう。もちろん理由があります。西洋の四元素説では、火,水,風(空気),土であり、これがトランプの4スートに対応するという説があります。東洋のトランプとも云われる陰陽五行説の5元素のFESCAから、風にそよぐ木の葉のイメージで木と風を無理やり対応付けて、一つの元素“金”を削除(5-1=4)したということです。もう一つには、4つの代表色(赤,青,緑,黄色)を残すため、シアン(空色?水色?青緑?)を削ったということです。しかし実のところ色の方は話が逆で、FESCAのカードデザインの段階で西洋の4元素に対応するように代表4色を割り付けたという裏話もあります。
※裏話をもっと知りたい方は、
こちら→FESCA(フェスカ)誕生秘話ートランプをゼロから再発明してみたら、こうなった。
※四元素説や陰陽五行説についてはWikipedia等で検索して調べましょう。

FESCA60,61,65,72は、先に述べた“+1”による変化構成です。同じゲームでもカード構成を変えるだけで、難易度が変わる進化型のゲームができたりします。
例えばフェスカ・スピード、最初は五行札だけのFESCA60で相生回しのルールだけで始めて、太極札を追加したFESCA61で、「太極札が出たら相克回しに切り替え」というルールを追加し、陰陽札を追加したFESCA72でスートワイルドとして扱い、さらには陰陽の数上げ下げルールに変化させ、最終的には空無札を含めた標準の78枚構成で、空無ランクワイルドやオプション機能起動のルールを追加して完成させます。
※スピード系ゲームに関しては、
こちら→FESCA(フェスカ):スピード系6種

このようにFESCAは、既存のトランプゲームを拡張適用して、新たなゲームを創造して遊ぶカードです。

と、実は長い長いマエフリなのでした。本当のお楽しみは、次回につづく!!

※ゲームの創作レベルに関しては、
こちら→FESCA(フェスカ)創作の階段

ついでに、

※お買い求めは、
こちら→FESCA(フェスカ) Amazonで販売はじめました。