米光ゲーム

「はぁって言うゲーム」「あいうえバトル」「国家予算人狼」「言いまちがい人狼」「変顔マッチ」「走れメロスたち」「はっきよいゲーム」「レディーファースト」「想像と言葉」や、「ぷよぷよ」「BAROQUE」「トレジャーハンターG」「キングオブワンズ」などをゲームデザインした米光一成と、優秀なゲームデザイナーズがお届けします。

【I08】自分が物語の主役になれるドキドキ感【INTERVIEW】
2017/5/11 11:24
ブログ

きのうは米光一成のゲームづくり道場の仲間でのテストプレイ会。ひさしぶりに「INTERVIEW」を遊んだら新鮮で、人が、私にどの質問カードを送るか選んでいるときってこんなにドキドキするんだなーって。



なんか、自分が主役になる瞬間って、ふだん生活していてあんまりないんですけど、自分のターンが回ってきたとき、確実に「わたし」に焦点が当たっていて、みんながわたしの語りに聞き入って、それは、わたしの話が「うそ」か「ほんとう」か判定するために聞き入っているわけで、あーゲームによって作られた特別な時間だって思いました。

自分で作っといてなんですが、楽しかった。自分のゲームを好きになれるってよいことだなあ。

プレイした方から、「プレイ中もだけど、感想戦がすごく楽しい」と言われました。

あと、遊びにきてくれた劇作家の方が、「質問カードに書かれた質問について、シナリオカード2枚を入れ込んだ話をするってことは、うそ役の人は、質問カード+シナリオカード1+シナリオカード2の三題噺をしているのといっしょですよね」と指摘。
あー、言われてみれば!
シナリオカードを2枚にしたのは、いろいろ試してみて、そのくらいが適度な負荷だったから。偶然にも三題噺になってました。
これは、物語を作って人に話すゲームでもあるんだなあと。

「INTERVIEW」、せっせとカードを切りまして、やっとパッケージも完成しました。





以前は箱でしたが、今回は袋です。なぜかというと、箱で作ったときに「あれー? これで500円で売ったら赤字じゃないかな?」とやっと気づいたからです(おかねのけいさんがにがて!)。
見栄えは落ちましたが、こっちのほうがめちゃめちゃ軽いし持ち運びもかんたんです。飲み会とかで気軽にさっとやるには、袋のほうがいいですよ(まえむき!)。

別記事1:新作「INTERVIEW」で不評だった質問カードが生んだ奇跡のこと
別記事2:米光一成のゲーム作り道場のこと

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