按理具庵 @anriguan
「あんりぐあん」 と読みます。駆け出しの発明家が勢いで一人起業してしまった会社です。
陰陽五行プレイングカードFESCA(フェスカ)をトランプの再発明として創作しました。
しなり折りカード立てが第一発明品で、これを応用した紙製ミープルやチェス・将棋駒に展開中です。
- 六角格子の将棋を考える
- 2024/10/1 10:08
Twitter(現X)からの転載です。
https://x.com/anriguan/status/1340098062954373120
もう4年も前のネタになるのですが、最近「いいね」してくれた方が居て、内容を読み直したのですが、このゲムマブログに転載してなかった事に気付きました。いつか完成したら正式に書こうと思いつつ、そのまま忘れて放置となるネタがなんて多い事でしょう。未完成ながら新作ゲームのネタとしては面白いので、これを機会に転載することにしました。
以下、転載です。
#六角格子 #将棋 #ボードゲーム #六角将棋
番ちゃんの作品に触発されて、公開することにしました。
六角格子の将棋って、クリエータの考えることはみんな同じなんだなあと。
でも細かいところは、やっぱり全然異なっているのです。
昔の創作ノートを掘り出してきて再構築し作図してみました。
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配置案1
駒の動かし方
配置案2
一手番を費やして、飛・角・銀は左右に60°回転することで移動方向を変えられるのが特徴です。
左右どちらに首を振っても前方を向けるように駒の文字はわざと傾けてあります。
回転できるのなら盤は長方形である必要がないとの発想で六角形に変化させてみました。
と昔々のお話です。
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配置案3
駒の向き変え
配置案4
ここからゲーム創作が加速していきました。 他の駒の回転も許すとすれば、陣の概念を失くして完全に回転対称にできる。
そしたら敵味方の区別は色分けする必要がある。 駒の動きパターンは他にもあるので将棋の駒に拘わらずに増やしてしまえ。
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陣が無くなると成りも無くなるし、だったら相手の駒を取ることで進化する仕組みにしようか。
・・・と発想は止まらず、将棋とは全く異なるゲームになっていきました。
この図は、まだ将棋の原型を残していた時点のものです。
そのためゲームとして楽しく遊べるかの検証はまったくしていません。
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どなたか試してみて、改良して完成させてください。
#ゲムマ の#ブログに公開した「交錯干渉将棋」もよろしく。
ちなみに、
きっかけとなったバンちゃんの元ネタはこれ!
https://x.com/hyacper/status/1339475919627382786
追記(2024.10.01)
A3用紙に印刷して駒を自分で切り出して実際に遊べるキットを作成しました。
駒は長方形の形で切り出して中央で半分に折り曲げて糊付けし、その後に六角形に切り整えます。
初期配置では、左側に配置する角と銀が内向き(斜め右向き)であることに注意してください。
通常の将棋と同様に相手陣内に入ると裏返って「成り」昇格します。龍と馬はそれぞれ移動できなかった周囲マスに移動可能となります。他の駒は成ると金と同じ動きになります。傾き駒である飛と角は、そのまま長距離移動の方向が変わらないように左右反転で裏返します。銀は成り金の動きが正面になるように裏返します。
↓追記(2024.10.04)
成り駒の動き
拡張案
A3用紙で遊べるキットの動作未確認版を公開します。
駒の向きや陣の領域など不具合がある可能性があります。
テストにご協力いただける方は、間違いや問題に気付いたことがありましたらTwitter(現X)にて連絡願います。
なおTypeD91は近日中に作成する予定です。
陣の灰色が印刷すると画面で見るより薄くなるようです。調整テストのため灰色レベル15%と20%を追加しておきます。
関連リンク
変更来歴
2024.19.04 按理具庵の将棋系の関連リンクを下方へ移動しました。
2024.10.04 成り駒の動きと拡張案の画像を追加しました。
2024.10.04 PDFにTypeD91版と陣の灰色レベル調整テスト用(TypeA86のみ)を追加しました。