NBO Nagoya Buru-Orenji

名古屋市出身の30代4人組で活動している ボードゲーム制作サークル 【NBO Nagoya Buru-Orenji】です。 特技・趣味・仕事すべてバラバラな 凸凹カルテットですが、 高校時代から培ってきた阿吽の呼吸と、 『期日厳守』『役割完遂』など 持ち前のサラリーマンスキルを活かしながら、 「社内政治ボードゲーム3部作」を制作中。 初作品「稟議王」に続く2部作目は、 会議室の光と闇を題材にした 「会議室の狩人」&「会議室の深淵」

【稟議王】遊び方説明5:部署ごとの特殊能力(その1)
2022/4/10 18:39
ブログ

いつも大変お世話になっております!

サークルNBOのオゴロゴロンです!

 

本日は、「稟議王〜ハンコの時代は終わらない〜」の遊び方説明の第5回目として、

部署ごとの特殊能力についてご紹介させていただきます。

ゲーム概要はこちら

★取り置き予約フォームはこちら★

 

遊び方説明1:ゲームの準備

遊び方説明2:始業フェイズ&打合せフェイズ

遊び方説明3:業務遂行フェイズ(その1)

遊び方説明4:業務遂行フェイズ(その2)&終業フェイズ

 

1.はじめに ~私は如何にして心配するのを止めて社内政治を・愛する・ようになったか~

さて、皆さまが稟議王をお買い求めいただいて、

何度も社内政治を楽しまれていると、

いつか、ある事実に気付くと思います。


 

「無理だよこんなの……マルチタスクもできないのに、

先にハンコを集めていた人に追いつけるわけないよ!!」

「根回しをしろ」

「そんな……できっこないよ!!こんなの、間に合うわけないよ!!」


 

現実の仕事にソックリですね。

ビジネスでは、先駆者が絶対に有利。

レッドオーシャンに漕ぎ出す方が悪いのです。


 

でも、稟議王を遊んで、スカッと楽しい気持ちになっていただきたいのは、

職場の理不尽に真っ向からは対立せずに何やかんやでやり過ごし、

ちょっとモヤっとすることがあっても半笑いで潜り抜ける、そんな企業戦士の皆さまです。

 

社会に適合しすぎている皆さまが、

少しだけ前向きになれる「遊び心」を取り戻せるよう、

用意していますとも……一発逆転の、悪魔的奇手っ……!


 

2.上級者ルールの概要 ~ホント、社内政治は地獄だぜ!!~

社長印に手が届きそうな他プレイヤーをぶっちぎる可能性を秘めた

特殊能力については、皆さまへ配られた辞令カードの下部に表記しています。

 

これらの特殊能力を発動する上での条件は、大きく分けて3つです。

 

①1度のゲームごとに1回だけ使用できること

②「自分または他プレイヤーの業務遂行フェイズの初め」など、

 辞令カードで指定されたタイミングでのみ使用できること

③他プレイヤーの特殊能力の発動結果を待ってから、

 同じターン内で使用することは認められないこと

 (効果が発動する前に使用宣言すれば、同ターン使用OK)

少しややこしいですが、数々の社内政治を繰り広げてこられた

皆さまであれば、きっと使いこなせるはずです。

 

以降では、6つの部署の特殊能力について、使い方のコツも含めてご紹介していきます。

「テクニック面のネタバレは嫌だ」

「つまらねェ社内政治なら おれはしねェ‼‼」という方は、閲覧ご注意ください。

 

3.部署ごとの上級者ルールの解説 ~考えられる社内軋轢の原因は、ヒューマン・エラーだけです~

(1) 製造部

製造部は、前例のある案件については圧倒的なパフォーマンスを発揮しますので、

強力な業務遂行カードを再利用する能力を備えています。

 

「電子稟議システム」を獲得してきて自分のターンを2度回したり、

「クレーム処理」を再発させて他部署に押し付けたり、

「規定・解釈・ガードナー」を手元に置いて今後に備えたり、様々な活用方法があります。

 

ただ、あくまでも「シュレッダーコーナー」から選択しますので、

不思議な力で仕事が再び山積み(=山札がリセット)になると無力ですから、

効果を発動するタイミングには注意が必要です。

 

(2) 営業部

営業部の特殊能力は、顧客の代弁者という立場と

持ち前の社内政治力の高さを活かした、強力なものです。

 

まず、確定で「指名したプレイヤーの手札」を見ることができます。

その上で、3分の2の確率で、そのうち1枚を使用させることが可能です。

 

つまり、社長印を取得しようとしているプレイヤーを指定すれば、

3分の2の確率で1ターン遅延させることができます。

 

一方で、「強制使用カードがあればその中からしか選択できない」

「使用させることができたとしても、押し付けるかどうかは他プレイヤーが選べる」

などのネックはあります。

 

顧客がどう言っていようが、仕事が片付きさえすれば良いわけですからね……

 

(3) 研究開発部

研究開発部は、未来への投資という観点から、

会社を様々な方向へ牽引していくパワーを備えていますから、

各部署が山札から引いていく「業務遂行カード」のコントロールができます。

 

例えば、直前のプレイヤーの「業務遂行フェイズ」の初めに活用すれば、

次に自分が「始業フェイズ」でドローするカードを含め、

ターンプレイヤーが1周する間の山札の運命を仕組むことが可能です。

 

もちろん、直前のプレイヤーだけでなく自分自身を含めた

誰の業務遂行フェイズの初めに使用宣言をしても構いませんから、

柔軟な活用が期待できます。

 

ただし「出張手当」や「僕たち、私たちの働き方改革」などにより

ドローの順序が変化し、予定通りの業務配分がされなくなってしまうと、

計画が丸つぶれになることもありえます。

 

仕方のないことです。

未来を見通すことなど、誰にもできないのですから……

 

 

おっと、今回も想定外にブログが長くなってしまいました。

 

「総務人事部」など、社内政治において特殊な力関係を備えた

3部署の解説は、次回のブログに回したいと思います。

 

なお、ゲームマーケット【4/23(土)@シ23】における

取り置き予約もスタートしていますので、よろしければ活用ください!

★取り置き予約フォームはこちら★

 

では、次回のブログもご覧くださいますと幸いです!

Twitter

YouTube