コムナタ712

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制作:「トライノミコン」「HOSTILE」

全ての土台、使い方は貴方次第ーー全カード紹介①「レベル0」
2017/11/16 22:24
ブログ

(アイキャッチ:「レベル0」より、『紅』のイラスト)
こんにちは! ブログ更新担当のシチハです!
本日からは、4回に分けて『トライノミコン』全カードの紹介を行っていこうと思います。
(併せて、わかりにくい処理・効果に関する解説もいたしますので、実プレイの際のご参考にもどうぞ)

記念すべき第一回は、「レベル0」のカードを紹介していきます。
収録枚数は11種34枚。『トライノミコン』で使用する全カードは68枚なので、実に50%を占めています。

==tips==
「レベル」は、ゲームが進むにつれ上昇していく数値。ゲーム開始時は「0」です。
これが高まるほど、強力な効果が解禁されていきます。
「レベル0」のカードは、ゲーム開始時から全ての効果が解禁されているカード群です。
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それでは、紹介に入っていきましょう。
収録枚数が同じで効果が似ているカード(サイクルを形成するカード)をまとめてご紹介していきます。
まずは収録最多のこちら↓↓

『閃』『廻』『硬』……各5枚

 
「Ⅰ(第Ⅰ節)」でマナ2つを出し、「Ⅱ(第Ⅱ節)」で1マナ出した後各色に対応した効果を発動し、「Ⅲ(第Ⅲ節)」では攻撃が出来る、という仲間(サイクル)のカード群です。
2マナ獲得と攻撃はいつでも腐らないので、汎用性は高め。
「Ⅱ」の効果も、各色が出来る事を代表しているような形になっていて、ここは思い切り三竦みになっています。
ちなみに、第二節に攻撃できるのは、『閃』を除けば他にあと3枚のみで、全てが赤いカード。
『廻』『硬』の「Ⅱ」の効果は、かなり多くのカードに搭載されていますが、やはり全てが青と緑です。
なお、『閃』『廻』『硬』に限らず、「レベル0」のカードには、アイコンで示された効果にカッコ付きで補足説明が入っていますので、初心者にも安心です。

Q.青マナを3つ持っている状態で、「第Ⅱ節」に『廻』を使いました。ラインのカードは何枚取れますか。
A.2枚です。複数の効果がある場合、左から順に効果を処理するので、まず青マナを獲得し(青マナは4つになる)、次に、所持する青マナ2つごとに1枚ラインからカードを取ります(青マナは4つなので、2枚取る)。

Q.先手の相手が「第Ⅱ節」で『閃』を使いました。後手の自分は緑マナを2つ持っている時に『硬』を使い、これをカウンターできますか。
A.できます。後手でも先手の攻撃をカウンターできます。ただし、相手から受けるダメージが0のときや、発動条件に記載されているマナが足りない時などには、カウンターは発動しません。

『紅』『藍』『翠』……各2枚

 

「Ⅰ」に1点分の何かをし、「Ⅱ」で3マナを出し、「Ⅲ」で各色に対応した効果を発揮するサイクルです。
『藍』だけ、1に1マナが出ないので注意。「Ⅲ」が三竦みになっているのは、『閃』『廻』『硬』と同じです。
注目なのは「Ⅱ」。
「Ⅱ」で3マナを出せるカードは全カードを見てもなかなか貴重で、マナをかさ増ししたい時にはかなり役立ちます。特に、青と緑には他に1枚もなく、出ても2マナ、だいたい1マナです。
また、「レベル0」の「第Ⅲ節」で攻撃できるカードは23枚もありますが、「レベル0」のうちから「Ⅲ」の攻撃をカウンターできるのは『翠』のみである事にも注目です。

Q.自分のライフが25点の時、「第Ⅰ節」で『翠』を使いました。ライフは26点になりますか。
A.なります。ライフに上限はありません。

Q.自分のライフが1の時、「第Ⅰ節」で先手の相手が『紅』、後手の自分が『翠』を使いました。私はゲームに敗北しますか。
A.しません。勝敗の決定は、その節中に各プレイヤーが出したカードの効果をすべて処理し終えた後に行います。この場合、『紅』の1点ダメージでライフが一旦0になりますが、勝敗の決定の前にライフが1に戻るので、敗北にはなりません。

『紫』『黄』『碧』……各3枚



多色カードサイクルです。
「Ⅰ」「Ⅱ」で各色のマナを1個ずつ獲得でき、「Ⅲ」では対応した色のマナを全て参照し攻撃します。
各色1マナというのは貧弱そうですが、『トライノミコン』において1マナ出ているのと出ていないのでは取れる行動の幅が大きく変わってきます。例えば緑1マナあれば、「Ⅱ」で「硬」のカウンターを構えられます。
なので、「Ⅰ」で多色カードを出せば、相手の出方次第で「Ⅱ」「Ⅲ」の動きを変える、なんてことが出来るのです。
他にも、「Ⅲ」で出せば、攻撃カードの少ない青や緑のマナで高い打点を出したり……と。色々と器用な使い方が出来ます。
また、「マナの持ち越し」が頻発する後半戦では、複数のマナを参照して殴れるこの多色カードがエンドカード級の火力になることもよくあったりして、なかなか侮れないカード群となっています。

『壱式』『二式』……各2枚



コピーカードサイクルです。
「Ⅰ」「Ⅱ」の効果はオマケで、「Ⅲ」の効果が本体。
それぞれ、「Ⅰ」か「Ⅱ」に使ったカードの「Ⅲ」の効果を借りてきて使うことができる、コンボパーツ的カードです。
これらがあるせいで、「Ⅰ」や「Ⅱ」で場に出てきたカードは「もう一度使われる可能性があるカード」になります。
「Ⅲ」の効果は今まで溜めてきたマナを使って何かする効果が多く、「壱式」「二式」でうまくパワーカードのコピーが決まると省エネ気味に凄まじいアドバンテージを取れることも。
ただし、だからといってこの手のカードばかりドラフトすると、コピー元のカードがなくて身動きが取れなくなることも。ご利用は計画的に……

Q.「第Ⅰ節」で「壱式」を使った後、「第Ⅲ節」でも「壱式」を使った場合、どのような処理になりますか。
A.「第Ⅲ節」では何の効果も発動しなかったという扱いになります。

以上で「レベル0」のカード紹介は終わりです。
いかがでしたか?
実際にこうして大量のカードを見ると、『トライノミコン』の内容、かなり掴めてくるのではないでしょうか。
次回更新では、ここからちょっとステップアップした効果の搭載される「レベル1」のカードを紹介します。
それでは、ごきげんよう。