京大ボドゲ製作所

「遊びから知る、楽しく学ぶ」をコンセプトに、京大院生が『学び×ボードゲーム』を企画開発。過去の参戦歴→ゲムマ2022秋・ゲムマ2022大阪・ゲムマ2024京都 in 京まふ・ゲムマ2024秋・ゲムマ2025春・ゲムマ2025秋・・・作品:株トレ|TEN|キオクコネクト|Eureka Moment|WordCode|Welpla|★最新情報はXをフォローしてチェック★

『消えたしごと図鑑』開発こぼれ話。瓦版のカードは最初、別の仕事だった
2026/10/16 22:00
ブログ

新作『消えたしごと図鑑』には、技術の進歩で消えていった36の仕事がカードになって入っています。

今回は、36枚の仕事をどう選んで、どう書いたのかを紹介します。開発の途中で入れ替えたカードの話もあります。

仕事を時代順に並べると、技術で入れ替わってきた流れが見える

このゲームのカードは、仕事の種類(人力・物流・通信・知識)と、消えたきっかけになった技術(蒸気機関・インターネット・AI)で分かれています。

たとえば知らせを届ける仕事を時代順に並べると、こうなります。

・蒸気機関の時代: 瓦版

・インターネットの時代: 電話交換手

・AIの時代: ニュースアナウンサー

同じ知らせを届ける役目を、技術が変わるたびに別の仕事が受け持ってきました。カードを並べると、その入れ替わりが見えるのが、このゲームのいちばん面白いところです。

瓦版のカードは、最初はお触れ読みでした

開発の途中まで、蒸気機関の時代の通信のカードは、お触れ読みという仕事でした。お触れ読みは、お上(幕府や藩)からの知らせを、町で読み上げて伝える仕事です。

2026年6月に、これを瓦版に入れ替えました。

・お触れ読み: お上が出した知らせを伝える

・瓦版: 町の人が、起きた事件や災害を刷って売る

瓦版にすると、町で起きた出来事を集めて伝える仕事になります。今の新聞やテレビのニュースと同じ役目なので、電話交換手、ニュースアナウンサーへとつながる流れがきれいになりました。

10歳でも読めるように、説明文の言葉をやさしくした

カードの説明文は、短い過去形の文にそろえています。瓦版の説明文は、こうです。

事件や災害の知らせを紙に刷り、読み上げながら町で売り歩いた。

最初は「木版で刷り」と書いていました。このゲームは10歳から遊べるので、子どもが読んで止まらないように「紙に刷り」に直しました。他のカードも、むずかしい言葉は同じように開いています。

AIの時代のカードは、まだ消えていない仕事

ニュースアナウンサーのカードの説明文は、こうです。

ニュース原稿を読み上げ、出来事の情報を正確に伝える仕事。

AIの時代のカードは、今まさに変わりつつある仕事です。本当に消えるかは、まだわかりません。遊びながら「この仕事、なくなると思う?」と話せます。

明日から、ゲムマ秋のB012で発売します!

『消えたしごと図鑑』は、ゲームマーケット2026秋(10/17・18、幕張メッセ)の京大ボドゲ製作所ブース(B012)で発売します。ゲムマ価格は3,500円です。刷り上がった実物を持っていきます。

ルール説明の動画は、この記事の下にあります。

・ゲーム紹介ページ(ゲームマーケット公式): https://gamemarket.jp/game/189750

・通信系のカード3枚の紹介: https://gamemarket.jp/blog/200507

・消えた仕事クイズ6問: https://gamemarket.jp/blog/200275

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