旗印クリエイト

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ペスト×コントロール製作備忘録【5日目:テストプレイセット(仮)の製作(2022/2/19‐)】
2023/11/6 14:42
ブログ

こんにちは。旗印クリエイトのTomohiroです。

今回は再度検討したゲームシステムがサークルメンバー内でも受け入れられたことから、テストプレイセット(仮)を製作した時のお話です。

 

ゲームシステムが概ね形になった後は、テストプレイをして、実際の流れと感触を確かめてみる必要があります。カードやチップ、プレイシートなど、最低限必要なコンポーネントについてはパワーポイントで作ったデータがこの時点で手元にあったため、これらを印刷、加工することでとりあえずは実行可能です。

 

カードはA4の紙を切っただけでは厚みがなく扱いづらいため、表面と裏面を印刷してそれぞれカットし、間に市販のトレーディングカードを挟んだ状態でカードスリーブに収めました。これがなかなか大変で、結局4時間ほどかかりました…。

 

テスト4

印刷したカード(裏面)をカットしている様子

 

カード以外では、円形チップ(直径25mmのもの)が4種類必要なため、4色ずつに色分けされたプラスチック製チップを購入しました。円形チップの他にも角丸チップ(1辺25mmのもの)が1種類ありましたが、こちらについてはホームセンターで購入できる正方形のタイルを使用しました。

それぞれのチップの表面に、作成した画像データをラベルシールに印刷したものを貼っていきます。この時使用したラベルシールはA4サイズかつ切れ目が入っていないもので、チップの直径に合わせた大きさのパンチで1枚1枚抜いたものを作成しました。パンチで1枚ずつ抜く過程では滅茶苦茶手が痛くなるため、途中から軍手をはめて作業しています。チップは円形と角丸を合わせて1セットあたり90枚作る必要があり、これを2セットなので180枚となります。こちらは大体2時間くらいかかりました。これもなかなかにしんどい。

 

テスト5

チップ用のラベルシールをパンチで抜いている様子

 

そんなこんなで、ひとまずテストプレイ用でとりあえず2セット作りました。

外観としてはこんな感じ。

 

テスト6

テストプレイセットの一部

 

なかなかそれっぽいものができました。写真のセットを使って、後日メンバー内でテストプレイを行いました。手に取って流れを説明できるというのはかなり良いことづくめで、山札からめくった後のカードをどのタイミングでどうやって移動させるのかなど、ゲームの流れを言葉にするうえで必須の情報を鮮明に洗い出すことができました。

 

なお、この時のテストプレイセット(仮)で使用した絵柄の多くはネットで得た借り物だったため、以降は当然ながら、私自身で描いていく必要があります。

そしてこの時の私にとって「絵を描く」ことがどのくらい大変な作業なのかは、まだ知る由もなかったのでした……。

 

次回に続く。

 

 

最初から閲覧されたい方はこちらから。このブログの趣旨についても書いています。

ペスト×コントロール製作備忘録【1日目】

 

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