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お初にお目にかかります。うおおんと申します。 今回はボドゲをやらない友達とも居酒屋等で楽しめるコミュニケーション促進なゲームを作りました。といっても、なんかただ和気あいあい陽キャ。みたいなのも好きじゃないのでデスゲーム要素を足していたりします。 詳しくはTwitter、ブログ等で発信しますのでそちらをご覧ください。こだわりすぎて現在も鋭意製作中です。完成するのかな。(2023.11.01)

「出展予定製品に関しまして」@ゲムマ初出展体験記
2023/4/30 0:04
ブログ

<昨日までのあらすじ>

 未だゲーム製作をしているサークルは恐らく少ない。極少数はのように思える。
 とはいえそれなりに思い描いていたものをちゃんと形にできそうな雰囲気がでてきて喜んでいた幣サークル。
 まさか、こんなことになるとは。

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 背筋が凍る……よりも、もっと非現実的な感覚。

 意識が遠のいていく。何から考えるべきか分からなくなる。

 次第に、どうしようと、焦る気持ちが襲ってくる。
 それと同時に、焦ったところで何も解決しない、という冷静な自分が現れる。

 

 結末は変わらない。すでに賽は投げられている。

 

 

 幣サークルが初製作したボードゲーム、タイトルを「イキナリクライマックス」という。
 パッケージを開けたその時から、いわゆるトレーディングカードゲームをモチーフにしたアニメの、それも最終回のような熱い展開を体験できることをコンセプトにしたゲーム。


 “いきなりクライマックスを体感できる”ゲームだ。


 つい先日、締め切りに追われながら入稿したパッケージがこれ。

 

 美しいパッケージ。敢えて白と黒でインパクトをつけた素敵なパッケージ。
 「Impact」という名前の派手なフォントがタイトルの「IKINARI CRIMAX」を彩る――。


 IKINARI CRIMAX


 最高点、絶頂を意味するクライマックスの語源はギリシア語でKlimax。はしごを意味する言葉だそうだ。
 それが転じて、“CLIMAX”という英語になったのである。

 

 CLIMAX ... だそうだ。幣サークルの入稿済パッケージをみると、
 CRIMAX ... と書かれている。

 

 微かに残った、価値のないプライドを守るために言うなら、クライマックスのスペルがCLIMAXであることは当然知っていた。なんなら、入稿用にデータを作っていたときのファイル名はCLIMAXと表記されていたのだ。
 それがいつからか、CRIMAXへと変貌していた……。誤植だ。


 幣サークルメンバーからはこんなご意見をもらった。
「わざとやってるって言われるほうがまだ説得力ある」
「造語じゃない限り、こんな太いゴシック体恥ずかしくて使えない」
「ブログのネタできたね」

 ふむ、一つ思いつくことはあった。
 イキナリクライマックスは「台詞を気持ちよく叫ぶ」というところにも魅力がある。だからこそ、


 CRY(叫ぶ)+CLIMAX(最高点)=CRIMAX


 とする造語だと言い張ることはできる。いやなんなら素敵だし最初からそうだった気もしてきた。
 これからはそう言い続けるし、説明書にはそういう造語だ、という説明を入れるつもりだ。

 まあ、とはいえ。
 入稿済のパッケージの裏面を見ると、一部でCLIMAXと正しいスペル表記も確認でき、言い逃れができない状態でもあったため、ここに正直に記録することにした。

 


 続く。


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 幣サークルは予約取り消しは全く問題ありません。
 そんな変な単語のゲーム買えるか!という方は特に理由の記載は要らないので予約取り消しのご連絡だけいただければと思います。

 とはいえ、CRIMAXはそうした台詞を叫ぶことで楽しむゲームを意味する造語です。(造語になりました。)
 そういったちょっとした洒落を楽しんでいただけますと幸いです。

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