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お初にお目にかかります。uoon(うおおん)と申します。 ルールが分かりやすく、ボドゲに触れたことがない人もある人も変わらず楽しいものを作っています。 是非Twitterなどチェックいただけますと幸いです。

「楽しいゲームができました。」@ゲムマ初出展体験記
2023/4/16 10:12
ブログ

<昨日までのあらすじ>

 カードはともかくパッケージのデザインは週明けには入稿せねばならない。されどちゃんとデータができているのは2つのゲームのうち1つのゲーム。​​それも、表面だけ。
 土日は仕事も一部せねばならないのに……。そして頭はもうぼうっとしているが、締め切りに追われなければいけなくなった。

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 とはいえ、パッケージばかりやっていて良いわけではない。
 小銭を抱えてコンビニへ向かう。 

 あのたくましく大きなプリンターから吐き出されたのは幣サークルの処女作となるイキナリクライマックスのテスト用カード。コピー用紙とは言えやはりモノとして見れるとテンションがあがる。


 一人で作業できるものは時間も場所も選ばないが、テストプレイは人と会える貴重なタイミングを逃すと二度とできなくなる。今日はイラスト担当と予定があったために、テストプレイをしようということになった。

 夜、イラスト担当と晩飯を食べ、その足でイラスト担当の家に向かう。
 先ほどコンビニでプリントした紙を取り出すと、まずは切り離してカード状にする作業。

 これが、思った100倍時間を要した。
 今思えばカッターと長めの定規さえあれば一瞬で終わったのだと思う。
 イラスト担当の家にはカッターはあった。

 なぜだろうか、イラスト担当の奥様の存在に人見知りを発揮したからなのか、「カッターマットある?あと定規」という言葉が口から出なかった。とはいえ奥様にも手伝ってもらいながらなんとかカードが完成。時刻は23時。終電は目の前であった。


 ヤバい!急がなきゃ!ほらやるぞ!と言うワイの急かしを、なぜかイラスト担当は数回無視した。あれは今振り返っても不思議な空気だった。確か、お茶なのか、酒なのか、何かをゆったりと飲んでのほほんとしているイラスト担当がそこにあった。
 帰宅して、朦朧とした頭で今このブログを書いていて思う。イラスト担当もきっと頭が疲れていたんだと思う(多分)。鏡を見ると、あの時のぼうっとした表情が目の前にあった。


 そんなこともありながらもテストプレイは順調にいった。
 もちろん修正箇所はいくつかあれど、楽しくゲームができた。

 2人プレイのゲームだがやっている人も、見ている人も楽しいゲームになりそうだった。

 パッケージの締め切りは大変だが、こうして概ね順調に製作が進んでいる。

 

<試作中パッケージ(今回テストプレイしたものとは別のゲーム)>


 まあ、ゲムマまであと一か月もないのだが。


 続く。