uoon @uoon_jp
お初にお目にかかります。uoon(うおおん)と申します。 ルールが分かりやすく、ボドゲに触れたことがない人もある人も変わらず楽しいものを作っています。 是非Twitterなどチェックいただけますと幸いです。
- 「手土産を選ぶときは、冷静になれ。」@ゲムマ初出展体験記
- 2023/4/4 0:30
<昨日までのあらすじ>
労働が邪魔でボードゲーム製作に集中ができない。悲しい。
どうしても頭が動かなくて、気分転換にゲームをちょろっとしたら今度はゲームしかできない体になった。人間の体はどうしてこうも非合理的なのだろうか。
だが、そんな自分を――それでも愛そう…
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カードのデザインは奥が深い。ゲームを円滑に進めるものとして、限りなく合理的な情報記載物とも取れるし、ゲームの楽しみを最大限に引き出すための演出装置ともとれる。個人的には、そのカード単体を眺めることが楽しい。という美術的価値もまたあると思っている。
まあそんな、勉強的な話をしても眠いだけだが、僕がおもう最強げーむ。を作ってる感覚がなんとも楽しい。
と、思っていたが、1つ重要なことを忘れていた。
パッケージである。
幣サークルの方針としては、カードはなるべく入稿期限が遅い名刺印刷など超大手印刷会社が即時対応してくれるものにして質を落としつつ、人のボドゲ棚を彩るパッケージはちゃんとしたものにしようというもの。
そろそろヤバいなと大慌てで2つの印刷会社に連絡をとった。
名前を出してよいのか分からないが、
パックス・エム様と印刷箱ムーブ様。
なぜその2社かというと、バックス・エム様は事例が豊富でこれをやってみたい。というものがあった。印刷箱ムーブ様は対応がよさそう。というところと比較的アクセスが良い場所に事務所を構えており、最終直接話を聞きにいけることが魅力だった。
土日のうちに見積もり依頼を投げていた。
結論から言えば、2つゲームを製作しているため2社両方にお願いをしようという結論に至った。
理由はそれぞれ、バックス・エム様は非常に素早い対応をいただいた。本日(月曜)の朝には見積もりをいただくことができた。そして予算にあっていた。印刷箱ムーブ様は、初心者であるワイに電話でしっかりとヒアリングをしてくれた。とても安心感がある。
――その電話の中で結構締め切りがギリギリ。という話になった。
そうだよな、なんとなく分かっていたがそうなんだよな。
すぐさまイラスト担当と連絡を取り、パッケージデザインの話をする、がなかなかLINEでは前に進めない。
今夜なんとか直接話せないだろうか。新婚のイラスト担当の家に押しかける提案をワイはしてしまった。
なんとかOKをもらったワイは、すぐさま手土産を探すことに決めた。これで手ぶらで向かっては失礼が過ぎる。
向かうはおしゃれなまち銀座。
銀座シックス?そこらのオシャレ店?何がなんだから分からないからライオンの像で有名な三越に逃げ込んだ。
なにをもっていけば良いだろうか。迷う。いちばん喜ばれるのは何か?チーズ系のお菓子は好き嫌い別れるから危険か?
目にとまった完売御礼の文字。りんごパイ。6個入りが売り切れだったが10個入りはまだ売ってあった。記憶がよみがえる。りんごじゅーすのんでたし、りんごのふるさと納税してた。これだ。ワイは名探偵コナン。頭脳も身体も大人なワイに死角はない。
やや高額なことと思ったより大きいパッケージにやりすぎたか?と若干の後悔が残った。逆に引かれたらやだな。
とはいえ買うことが出来た。三越という格式高い場所への緊張が落ち着いた途端。
なんだこの良い匂いは、、?
匂いの方向に視線を向けると、わらびもちだった。
その場で職人のような方が作っていて凄みを感じる。
更には行列。ここだ、、!ここが、、、ここが正解だったのだ、、、!
他にも、よくよく見るとお洒落なパッケージが並ぶあめやえいたろう。
飴なのだが色んな形状、色んなデザインが見るだけで楽しい。
おいおいおいおい。
こういう楽しさを提供する選択肢もあったじゃないか。
膝から崩れ落ちて咽び泣くかと思った。
ボードゲーム製作にも手土産選びにも、冷静さがあまりにも足りない。
少しの後悔もあったが手土産は一旦すんなりと受け取ってもらえた。
今日は会話がメインであり、特別何かが進んだわけではないが幣サークルが出す2つのゲームパッケージイメージをこちらでお見せしておこう。
続く。