エービック ゲームズ

横浜で広告撮影を行っているスタジオを運営するフォトグラファー集団。 スタッフの趣味がこうじて、スタジオに有るデジタル/アナログ機器を駆使して、ボードゲームを自主制作しました。3DCGモデリングソフトで自作した3Dモデルで、ボードゲームの戦車のコマを出力したり、1個づつ手作業でコマに塗装を施したり、ゲームメカニクスを考えたりと、楽しんでボードゲームを制作しています。制作物は3DCGか写真ベースで箱等も全て手作業です。皆様より色々とご意見を頂き、2022GM春以降少しお休みさせて頂きましたが、3Dプリンターとモデリングの設計を一新して、新作はプラモデルの様なリアルなディテールとレジン造形で戦車のコマを制作しました!今回の新作は、WW2南方作戦のフィリピンやビルマで日本軍が鹵獲したM3軽戦車を扱った『M3』。この作品には、M3軽戦車、M3中戦車、M3-75mm自走砲などM3にちなんだ戦車フィギアが入っています。準新作は前作ドイツ軍とアメリカ軍の死闘を描いた『アルデンヌの虎』のリメイク版『厳冬の虎は震えた』です。アルデンヌの破壊された街のコンポーネントと軽快なルールになりました。そして更に新たに太平洋戦争末期の日本軍の苦闘を描いた『サラクサク峠攻防戦』こちらも精巧なミニチュアレジン戦車でフィリピンルソン島での苦闘をテーマに一式砲戦車と九七式チハ改新砲塔、九六式榴弾砲対M4シャーマン戦車が激闘します。また『サラクサク峠攻防戦』と『M3』は同時代なので、両方のゲームのコマを増やせる拡張版『ルソン島上陸』もご用意しました。戦車ゲームをいままで製作してまいりましたが、SF物も初めて作ってみましたので、面白そうでしたらお声掛けください。SFサスペンスホラーゲーム『グローリア』です。2024GM春の土曜日に出展しますのでどうぞ宜しくお願い致します。

バトル・オブ・マレー1942
2022/2/5 12:32
ブログ

2022年ゲームマーケット春(4月23日土曜日)参加のエービックゲームズです。『バトルオブマレー1942』のご紹介をさせて頂きます。昨年、1942年太平洋戦争で日本軍がマレー半島に侵攻し、イギリス軍のシンガポール要塞を攻略するボードゲーム『ジョホール海峡燃ゆ』と拡張セット『スリム夜戦』を販売させて頂きましたが、この2作をセットにし、パッケージをリニューアルしました。多くの方にプレーして頂ければと思い、単体で買うよりも、少しで申し訳有りませんがゲームマーケット特別プライスでリーズナブルに出す事に致しました。どうぞ宜しくお願い致します。

(コンポーネント内容はこのような感じです。)

上記のマレー半島攻略戦とシンガポール要塞攻略の2つのストーリーを各国の当時の戦車や装甲車、対戦車砲などのミニュチャアを使用してゲームを行います。ジャングルや河、海峡などの地形効果により史実同様に日本軍が勝てるかなど楽しんで頂ければ幸いです。

(写真左)日本軍ユニットは、九七式中戦車、九五式軽戦車、九七式軽装甲車、九九式双発軽爆撃機、歩兵など、対する(写真右)イギリス軍ユニットは、戦車配備が無く(ジャングルで敵戦車に遭遇したと言う日本兵の記録も有るが、資料で確認出来なかったので、装甲車の誤認ではと思います。)装甲車や対戦車砲、要塞砲などです(イギリス軍は海からの攻撃に備え多数の要塞砲を準備していたが、背後のマレー半島方面のジョホール海峡へ向けられる砲が少なく苦戦)当時の要塞砲の写真資料が少なく、3Dプリンターで出力するモデリング(設計)段階で行き詰まってしまいました。日本統治下のパラオ諸島南部の島ペリリューで破壊された要塞砲の写真を見つけて調べましたら、その要塞砲はどうやらイギリス軍がシンガポール要塞砲として使用していたものでイギリスビッカーズ社製。日本軍が、こちらを鹵獲してペリリュー島に移設したのでは無いかと思いまして、不確実で申し訳有りませんが、復元してモデリングさせて頂きました。)

3Dプリンターで出力した戦車ユニットは、360度砲塔が回転します。塗装も1台づつ手作業で行っていますので個性があります。

海峡には橋をかける事が出来ますので、攻める日本軍、迎え撃つイギリス軍には本ゲーム最大の火力を持つ対戦車砲が有ります。上手く使って迎激しましょう。大攻撃可能な両軍の爆撃機/要塞砲の活用も大きな特徴です。他にもイギリス軍には歩兵や対戦車砲を輸送可能な装甲戦闘車両ユニバーサルキャリアーや、日本軍の豆タンクと言う愛称の九七式軽装甲車が入っています。1.5cm位の大きさですが、砲塔も動きます!

オタク感満載な本ゲームもご興味が有れば、2022GM春(土曜日)エービックのブースでお待ちしておりますのでお立ち寄りください!