按理具庵 @anriguan
「あんりぐあん」 と読みます。駆け出しの発明家が勢いで一人起業してしまった会社です。
陰陽五行プレイングカードFESCA(フェスカ)をトランプの再発明として創作しました。
しなり折りカード立てが第一発明品で、これを応用した紙製ミープルやチェス・将棋駒に展開中です。
- 変則トランプ類まとめ(その1)
- 2021/1/12 5:52
こんなカード構成のカードゲームをご存知ですか?
陰陽五行プレイングカードFESCA(フェスカ)はトランプの再発明あるいは跳躍進化形を謳っていますが、その最大の特徴である(12+1)ランク(5+1)スートのカード構成が真に画期的な独自性のあるものかを確認するために、市販されている様々なトランプ類のカード構成を調査しました。
この辺りの経緯は別ブログにも書いています。結果、ランクワイルドやスートワイルドに相当する+1構成を採用するカードセットは、それぞれ単独ではあるが縦横に組み合わせた構成は見つからず、一応オリジナルであると自負しています。(まだ調査が足りていなく私が知らないだけかもしれませんが...)
この調査の過程で様々な特徴あるカード構成を知ることになり、情報収集(コレクション)それ自体が楽しくなって、共通の構成図にまとめることにしました。最初は、単にランク数やスート数を変えただけの正則構造のカード構成だけでしたが、ランク無しやスート無しのもの、ランク数が階段構造のもの、多重構造のものなどや、さらに特異な変則構造のものまで広げて集めるようになっていきました。ただし時系列順に見つけたものを作図しただけで、特に分類系統立てて並べているわけではありません。
コレクションを自己満足で済ませるのはもったいないので、皆様のお役立ちになることを願って公開することにしました。様々なカード構成を知ることで、ランクやスートが何であるかその本質を理解する助けになるでしょうし、ゲーム製作者の方々には独自カードゲーム創作のヒントになると思います。
またカード構成なんてものに興味のない人にも、ゲーム名を伏せてクイズとして楽しんでもらえるようにしました。答え合わせは後日、解説も逐次追記する予定です。
P01_1.歴史的な5スートのトランプです。
P01_2.トリックテイキング用の超売れてるらしいカードセットです。
P01_3.知る人ぞ知る、正に6スートのトランプそのものです。(後の伏字は旧名)
P02_1.5スートのトランプのようですがAがありません。
P02_2.15ランク6スートは最大構成、人数により構成を変えます。
P03_1.通常のトランプ構成を2重構成にしただけなのに、そこそこ歴史もある有名なゲームです。
P03_2.5スート17ランクは圧倒的、☆をランクワイルドとして使うのが特徴です。
P03_3.5スート13ランクの2重構造、ランクワイルドとジェネラルワイルドがあります。
P04_1.ランク表現が数字でなくて、しかも不連続なのが特徴、日本での知名度は極めて低いです。
P04_2.カード(札)ではなく牌を使う超絶有名なゲームです。4風と3元はランクなのかスートなのか意見が分かれます。
P04_3.変則ランクの美しき極み、汎用カードとして創作したのが凄いです。
P05_1.おそらく世界一売れてるカードゲームです。
P05_2a.スート無し10ランク階段多重の汎用カードです。(括弧内は英語名です)
P05_2b.スート無し7ランク階段多重です。
P05_2c.スート無し13ランク階段多重です。
P05_3.ランク無しの7スート9重です。絵柄が美しい人気ゲームです。
P06_1.8ランク4スートは普通ですが、3重が珍しいです。
P06_2.8ランク7スートです。
P06_3.5ランク5スートでも、変則多重が特徴です。
P07_1.変則5ランクのように見せて、実は13ランク変則多重です。
P07_2.13ランク8重です。
P07_3.13ランク変則多重です。
P08_1.5スート7重、緑のみ8重が変則です。
P08_2.8スート8重です。
P08_3.3と6が抜けてる特殊なランク構成です。
P08_4.4次元のスート構造が超絶特異な凄いゲームです。でも名前がねぇ。
P09_1.カードではなく駒を使う、歴史あるゲームです。駒名がランクでなくスートなのはゲームのルールによります。
P09_2.階段ランク構造もですが、さらにスートに強弱関係があることが特徴です。
P10_1.超変則ランクの3スートの人気トリックテイキングです。
P10_2.変則ランクの4スートです。
P10_3.8スートの階段多重です。
変更来歴:
2021.01.12 P10_1の図の間違いを修正しました。各ページ枚に横線を追加しました。
2024.06.17 画像ファイルの再アップロードで復旧させました。