按理具庵

「あんりぐあん」 と読みます。駆け出しの発明家が勢いで一人起業してしまった会社です。
陰陽五行プレイングカードFESCA(フェスカ)をトランプの再発明として創作し、Amazonやイエローサブマリン等にて販売中です。
しなり折りカード立てが第一発明品で、これを応用した紙製ミープルやチェス・将棋駒に展開中です。

変則トランプ類まとめ(その2)
2021/1/21 9:58
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カード構成クイズの続き(その2)です。

(その1)はこちら→変則トランプ類まとめ(その1)

 

サムネイル画像は、トランプ類の原点となる歴史的な3種のカード構成です。

トランプゲームのランクとスートの解説に、「ランクとは数字のこと、スートとはマークのこと」などと極論した説明文をよく見かけますが、「いやいやJQKとAは数字じゃないし、マークはスートの表現形式の一つであって、まったく別物なんだけど」と反論したくもなります。言葉できっちり定義するのは難しいですが、多くの実例を眺めれば自ずと理解できるようになると思います。

ついでに関連するこちらも読んで欲しいです。→ FESCA(フェスカ)は78枚だけどタロットではない

「その2」は、今まで調べ取り残してきたカードゲームと共に、比較的最近のと最新のカードゲームを取り交ぜています。1ページに上手く収まるように配置しているだけなので、順番と時系列とは一切関係がありませんのでご注意ください。


P11_1. 変則階段ランクの4スートですが、階段差さえも変則な点が特徴です。

P11_2. トランプに近い12ランク4スートの正則構成ですが、スートに点数の違いがあることが特徴です。

P11_3. やや大きめの正則構成ですが、0のランクがあって特殊な強弱関係になっているのが特徴です。


P12_1. 失点の配置構造が絶妙な15ランク4多重です。

P12_2. 特殊カードの使い方が特徴の人気ゲームです。

P12_3. ランク数とスート数と多重数が5:5:4の構成で、赤スートの失点ルールが特徴な人気ゲームです。

P12_4. 牌ってことが特徴、わりと最近のゲームです。(3+1)重がFESCAに近いものを感じます。


P13_1. 特殊ランクの強弱関係が特徴的です。

P13_2. 特殊ランクのカードがゲーム名(由来も謎?)になっている大人気ゲームです。

P13_3. 仮想スートと云う概念が斬新なアイデアの凄いトリテです。


P14_1. 点と種の二次元スートで変則多重の構成をとる通好みでステキな昨今話題のゲームです。

P14_2. 二次元のスート構成、黒い裏面カードが数枚あるのが特徴です。汎用カードとして使えないのが残念です。


P15_1. たぶん最多ランク数とスート数の正則構成です。人数により構成を変更するアイデアは他にもあります。

P15_2. ランクとスートが曖昧、もはやトランプ類とは呼び難い最新のカードゲームです。