彩彩工房 @sai2koubou
◆◆◆◆◆《既頒布品》◆◆◆◆◆◆ ○カードを競り落とし、資産を増やそう! ただし、この中に…最後に奪いに来る奴がいる!? 競り×拡大生産×正体隠匿 ▶NEW GAME! 『Virus Money(ウィルス・マネー)』 (2018年秋) -------------------------------------------- ○拡張カードでさらに楽しく♪ 1人でコツコツプレイもできる! 落ちモノパズル系対戦ゲーム 『drops×drop・拡張カード+』 (2018年春) -------------------------------------------- ○LOGSがコンパクトに!? ちっちゃくなっても3種のゲームは本格派! アブストラクトゲームセット 『LOGS mini -ログズ・ミニ-』 (2018年春) -------------------------------------------- ○落ちモノパズル系対戦ゲーム 『drops×drop』 (2017年秋) -------------------------------------------- ○3種類のゲームが遊べるアブストラクトゲームセット 『LOGS -ログズ-』 (2015年秋)
- 【i-33・土】新作『Virus Money(ウィルス・マネー)』はこんなゲーム!
- 2018/11/11 11:11
前の記事 【H27 5/5(土)】ご来場ありがとうございました
ご無沙汰しております。彩彩工房です。
遅ればせながら、今回もよろしくお願いいたします。
ご挨拶は短めにさせていただき、いろいろとごたついて出遅れているので作品紹介に専念したいと思います。
ゲームマーケット2018秋、彩彩工房の新作は『Virus Money(ウィルス・マネー)』です!
『Virus Money(ウィルス・マネー)』では、プレイヤーは架空の仮想通貨取引所で有利な取引を競りで獲得し、資産をより多く増やすことで勝利を目指します。
…ただし、プレイヤーの中に、ウィルスを仕込んだ仮想通貨(ウィルス・マネー)を流通させ、他人から資産を奪い取る悪徳プレイヤーがまぎれているかもしれません。
ウィルス・マネーを持っていると、後になって悪徳プレイヤーにごっそり持っていかれてしまいます。
特殊な条件でしか資産を獲得できない悪徳プレイヤーの動向に気をつけて、誰よりも資産を増やしましょう!
運よく(運悪く?)悪徳プレイヤーになった場合は、上手に他のプレイヤーをだまして、資産をたんまりまきあげましょう!
―というゲームです。
『Virus Money(ウィルス・マネー)』は、実際にあった仮想通貨流失事件を参考にしています。
が。
実際の事件、および、本来の仮想通貨の仕組みとはまったく関係ありません!!
また、正体隠匿の要素をうたっていますが、例えば『人狼』のように、正体を看破することが目的または勝利条件のゲームでもありません!
議論やブラフが苦手な方でも、黙ったまま悪徳を働くことができます!?
それでは、簡単にではありますが、ゲームの流れをご紹介していきます。
0.準備
このゲームでは、プレイヤーは独自の仮想通貨(=資産コマ)を持ちます。
資産コマには色が4種類あり、それぞれが担当するものを決めます。
1.役職決定
このゲームには、2つの役職(=得点の仕方)があります。
・通常プレイヤー
…競りで資産を増やせるカードを獲得し、コストを消費して使用することで資産を増やす
より有利なカードを獲得したり、ウィルス・マネーで減点しないように自力で得点をあげていく
・ウィルスプレイヤー
…他のプレイヤーにウィルスを仕込んだ自分の資産(ウィルス・マネー)を所持させ、最後にそれを奪う
自力で獲得した資産は得点にできないので、通常プレイヤーのフリをしながら他のプレイヤーにウィルス・マネーを送り込むことで得点をあげる
どちらになるかは、ラウンドの最初に役職カードを選ぶことで決まります。
3~4プレイ用のゲームですが、人数に関わらず5枚全部を使用します。
2.競り
資産を増やせるカード(=トレードカード)を競りで獲得します。
順番などは関係なしに自由に値をつり上げていく公開競りの形です。
このゲームの競りの特徴として、
・競り落とした後支払をするのではなく、リアルタイムで資産を追加していく
・競りのために支払えるのは自分の(色の)資産のみ
・カードを競り落としたプレイヤーが他の参加者の参加費を獲得できる
というものがあります。
3.拡大生産
資産を増やせるカード(=トレードカード)を使用し、資産を増やすことができます。
ただし、コストが必要になります。
カードの内容は色や数の組み合わせの違いなど24種・40枚。
通常プレイヤーにとっては、資産を増やすことと同時にウィルス・マネーに最大限の注意が必要になります。
他のプレイヤーの行動を観察し正体を見抜く洞察力が試されます。
4.得点計算
これまでに獲得した資産を得点として計算していきますが、持っている資産は色により価値が変わります。
・自分の担当する色 … 1個 50点
・他の色 … 1個 100点
また、このタイミングで役職が公開されます。
ウィルスプレイヤーがいた場合、
・ウィルスプレイヤーが担当する色の資産コマ(=ウィルス・マネー)を持っていた場合、通常プレイヤーはその数だけ1個100点の減点
・通常プレイヤーが持つウィルス・マネーが、ウィルスプレイヤーにとっては1個100点の得点
という形で、それぞれ得点を計算していきます。
1.から4.の流れが1ラウンドで、これを3ラウンド行うことで総合得点を競います。
説明書は『Virus Money(ウィルス・マネー)』のページからご覧ください。
いかがだったでしょうか。
正直な話、ルールを説明しただけでこのゲームを伝えきれるとはまったく思えていません!
『Virus Money(ウィルス・マネー)』は、正体隠匿の要素が、競りや拡大生産の要素の部分にも大きく影響する内容です。
つまり、『人』に影響し『人』に影響されるゲームであるといえるため、『わかりやすい面白さ』をお伝えすることが大変難しいと感じています…。
『仮想通貨流失』、『悪徳』、『正体隠匿』、『競り』、『資産を奪う』、『洞察力』など、このゲームを紹介するにあたり特徴的なワードがいくつかあります。
このうちのいくつかに引っかかるものを感じましたら、お楽しみいただけるかもしれません。
『Virus Money(ウィルス・マネー)』を、よろしくお願いいたします。
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