米光と抜群のゲームデザイナーズ
ゲーム概要
- 懐かしさの香る不完全言語コミュニケーションゲーム
- 50しかない語彙で昔話を表現します
- ある一人のプレイヤーにだけは当てられてはいけません
プレイ人数 | 3〜8人 | プレイ時間 | 15〜30分 |
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対象年齢 | 10歳〜 | 価格 | 1,000円 |
発売時期 | 2017春 | 予約 | 可 |
ゲームデザイン | Yasushi Kato | イラスト・DTP | Yasushi Kato |
ゲーム詳細
みなさんは地球の各地に住む語り部で、地球を訪れた異星人の民俗学者に昔話を語る大役を争っています。かれらに通じるのは五十語しかない特殊な言語。これを使ってもっとも正確に話ができる人が地球代表となるのです。
——という設定で行う、D●XITやコー●ネームのような不完全コミュニケーションゲームです。
ゲームの基本的な流れを説明します。
- テーブルに5つの昔話のタイトルが書かれたカードが置かれています。
- 親のプレイヤーが言葉の書かれたカードを5枚か6枚並べ、その中の一つを表現します。これはタイトルでも場面でも人物でもかまいません。
- 子は一斉に正解と思う昔話のカードを指さし、同時に親が正解を指さします。
- 子は当てたら1点、親は当ててくれた子の数だけ1点がもらえます。
- 親と昔話のカードを入れ替えて3周プレイし、合計得点の高い人が勝ちです。
例えば下のカードの並びはなにを表しているでしょう(例なので枚数が少ないです)。
正解は「裸の王様」。8割方の人はわかったんじゃないでしょうか。
なので、ゲームでは1名だけ当てられてはいけない人がいます。
正確なルールを説明しましょう。
- 親がことばカードを選ぶ前に、ある一人のプレイヤーが後ろを向きます。
- 前述のように親がカードを並べ、子が確認したらカードをそのまますべて裏返します。
- 後ろを向いていたプレイヤーは前を向き、そのうち2枚を選んで表向きにし、中身を確認します。
- もしこのプレイヤーが正解を当てた場合、このプレイヤーのみが2点を得、それ以外のプレイヤーは正解不正解にかかわらず点数なしになります。
さて、もし上の並びであれば「服・布」のカードをみられた時点で——選択肢に「つるのおんがえし」がないかぎり——当てられてしまうでしょう。
つまり、親は1部のカードを見られただけではわからないようにお話を表現する必要があります。
その微妙な表現で、おそらくうろ覚えであろう昔話をなんとか伝える/読み取るゲームになります。
ちなみに後ろを向くプレイヤーは次回の親です。この間に次の回の出題を考えておくことで停滞することなくゲームを進められるようになっています。
予約受付開始しました! 以下のフォームからお申し込み下さい。
https://docs.google.com/forms/d/1xmaVfRqlBKm3x6KCG1zpTYYdXOK2ZhTyCecOXMyALd8/
※マニュアルのプレイヤー人数に誤記があります。正しくは3〜8人です(パッケージが正しいです)。大変もうしわけありません。
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