Jugglers☆Party @JPMCU
Jugglers☆Party(ジャグラーズ☆パーティー)は、都内で、毎月1度ボードゲーム&TRPG コンベンション、アナログゲームのオープン会を開催しているサークルです。
ブログ一覧
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- 【新作情報】令和狐狸合戦 こんぽこ 【2022年秋発売予定】
- 「七味ならべ」でお世話になっております。サークル、ジャグラーズ☆パーティ(略してJ☆P)の SoMay でございます! この度、新作カードゲーム 「令和狐狸合戦 こんぽこ」が出来ましたのでご報告させていだきます~ 「こんぽこ」は、「キツネとタヌキの化けくらべの立会人となって、どちらが勝つかを当てる」という、12枚のカードで3~4人で遊ぶ、読み合いが楽しいトリックテイキングです!プレイ時間も、スキマ時間に丁度いい長さとなっております。(ルールの詳細は、以下をご覧ください。) なお、J☆Pは、ゲームマーケット2022年秋に出展と発売を予定しております。(予価:500円) 今後の詳細は、当ゲムマブログ もしくは、SoMayのツイッター:@somaybrave にて報告をさせていただきます。 「こんぽこ」「七味ならべ」等ゲームの内容等については、SoMayのツイッターにお問い合わせください。 次回 制作苦労話「キツネはコンと鳴かないんだが…」をお送りしたいと思います。 「こんぽこ」ルール 物語:ある日、みなさんは深い森に迷い込みました。 そこで、キツネとタヌキに出会います。彼らに帰りの道を教えてもらう代わりに、皆さんは彼らの“化けくらべ”の立会人をすることになりました。 人数:3~4人 時間:~30分 対象年齢:6歳~ 概要:“化けくらべ”をするキツネとタヌキのどちらが勝つかを予想して当てる。 勝利条件:3勝利点を先取したプレイヤーが勝利。 注意: ・プレイヤーは自分や他人の手札の内容を発言してはいけません。 ・各自の持ち点は常に公開します。 ●カード内訳(合計12枚) 葉っぱ(4枚):“化けくらべ”は葉っぱの枚数がより多い方の勝ちになります。 2枚の葉っぱ(1枚):葉っぱ2枚分と数えます。 キツネ、タヌキ(各2枚):“化けくらべ”に投票するためのカードです。 頭に葉っぱをのせたキツネ、タヌキ(各1枚):“化けくらべ”に投票するためのカードです、葉っぱを1枚分多く数えます。 おじぞうさま(1枚):手番を最後に行うプレイヤーであることを示すカードです。 ●ゲームの流れ 【こうかん!】プレイヤー間でカードを交換する。 【とうひょう!】「キツネ」と「タヌキ」どちらかに投票する。 【けっさん!】投票の結果から勝利点を配る。 【しょうぶ!】3勝利点を先取したプレイヤーの勝ち。 ●ゲームの準備 カードを良く切り混ぜ全員に3枚ずつ配ります。 ※3人プレイの時は、「キツネ」「タヌキ」「葉っぱ」を1枚ずつ抜いて合計9枚にして配ります。 ●【こうかん!】 【重要!!】最初のラウンドのみ、【こうかん!】を行わず【とうひょう!】から開始します。 「おじぞうさま」を持っているプレイヤーの左隣のプレイヤーから右回りで全員が1度ずつ手番を行います。 ※「おじぞうさま」カードを持っていることを明らかにした後は、カードを手札に戻します。 ① 手番が来たら、自分以外のプレイヤーの手札から2枚を引きます。パスはできません。 ※1人から2枚引いても、2人から1枚ずつ引いてもかまいません。 ※カードを引く時は、他人にカードの中身が見えないように引いてください。 ② カードを引き終わったら、手札の中から選んだカードを返します。全員の手札が3枚ずつになったところで手番は終了です。 ③「おじぞうさま」を持っているプレイヤーまで手番が終了したら【とうひょう!】に移ります。 ●【とうひょう!】 ① すべてのプレイヤーは、手札にある「葉っぱ」を すべて表向きにして自分の前に出します。 ②「こんぽこポン!」の掛け声で全員一緒に残った手札の中から「キツネ」か「タヌキ」のどちらか1枚を 表向きにして自分の前に出します。 ※「おじぞうさま」は出せません。 ※「キツネ」か「タヌキ」が手札に無いプレイヤーは【とうひょう!】に参加することができず、このラウンドでは勝利点を もらえません。 例:ジャック、ベティ、トム、ナンシーの、4人で遊びます。【こうかん!】の結果、ジャックの手札は、「葉っぱ」「葉っぱ」「おじぞうさま」になってしまいました。ジャックは、「キツネ」も「タヌキ」も持っていないので【とうひょう!】に参加できません。 ●【けっさん!】 ①「キツネ」を出したプレイヤーと、「タヌキ」を出したプレイヤーを分けます。 ※「キツネ」か「タヌキ」どちらか一方しか出なかった場合は、出た方の不戦勝です。 ②「キツネ」と「タヌキ」双方が出したカードに描かれた「葉っぱ」の枚数を比べます。枚数の多い方の勝ちです。同数だった場合は、“あいこ”です。 ※「キツネ」「タヌキ」の頭に乗っている「葉っぱ」も枚数に加えます。 ※【とうひょう!】に参加できなかったプレイヤーの出した「葉っぱ」は、数えません。 キツネ側の葉っぱが多い→キツネの勝ち タヌキ側の葉っぱが多い→タヌキの勝ち 双方同じ数→あいこ ③ 勝った側に投票したプレイヤー全員は、1勝利点をもらえます。“あいこ”だった場合は、誰も勝利点をもらえません。 例:【とうひょう!】で、ベティが「キツネ」を トムとナンシーが「タヌキ」を出しました。「キツネ」側のベティが出した「葉っぱ」の数と、「タヌキ」側のトムとナンシーが出した「葉っぱ」の数とを比べます。 「キツネ」側のベティは、2枚 「タヌキ」側のトムとナンシーは、合計4枚でした。このラウンドは「タヌキ」の勝ちです。トムとナンシーは勝利点を1点ずつ受け取ります。なお、ジャックは【とうひょう!】に参加できなかったので、どちらが勝っても勝利点は入りません。ですが、「おじぞうさま」が手札にあるので、次のラウンドでジャックは、最後に手番を行うプレイヤーになります。 ●【しょうぶ!】 勝利点が3点になったプレイヤーがいたらゲームは終了です。まだ誰も3点になっていなければ、自分の前に出したカードを自分の手札に戻し【こうかん!】からゲームを続けます。 物語:みなさんが“化けくらべ”に立ち会ってくれたことに、キツネとタヌキはとても感謝します。みなさんを森の入り口まで案内してくれたばかりか、お礼にと沢山のどんぐりをくれました。 FAQ Q1:手札に「葉っぱ」が1枚もないんだけど【とうひょう!】に参加できますか? A1:はい。【とうひょう!】には、「キツネ」か「タヌキ」どちらかがあれば参加できます。【けっさん!】では、出した「葉っぱ」の枚数にかかわらず、1勝利点を得られます。 Q2:3勝利点を得たプレイヤーが複数いたんだけどどうしよう? A2:3勝利点を得たプレイヤーがその時に出した「葉っぱ」の枚数を比べて、より多い方が勝ちとします。それでも同じだった時は、同着1位とします。 「令和狐狸合戦 こんぽこ ゲームデザイン:SoMay E-Mail: somay@somay.sakura.ne.jp Twitter: @somaybrave 監修・協力:ジャグラーズ☆パーティ Twitter: @JPMCU 2022 ©SoMay
- 2022/4/26 14:05
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- 【おしながき】23日土曜日【R42】Jugglers☆Party 秋の新作他
- 23日土曜日【R42】Jugglers☆Party 秋の新作 おしながきです。 ゲームに関するお問い合わせ、取り置き依頼などは、ツイッター:@somaybrave DM等で承っています。お気軽に! ●しろはげとうふてん 2019年秋新作!! おどろきのしろさ 「食レポ」されたトウフの価値を見抜いて買い集めるオークションゲームです。 しろはげとうふてん:500円 (3~5人用、8歳~、20分~) ・箱、ルール、カード、豆 ●七味ならべ 相手よりも素早く「七味とうがらし」をつくる2人から遊べるカードゲームです。 “ゲームマーケット大賞2018一時審査通過作品” 七味ならべ基本セット:1500円 (2人用 ※バリアントルールなら2~4人でも遊べます。10分~) ・箱、ルール(第二版)、カードデッキ2個、七味入れ風フラグ(数量限定) 追加デッキ:1000円 (カードデッキ2個) ●トルトレント 森の精霊“トルトレント”になって、長の座をかけて蝶を育てるゲームです。 8枚の手札から、なが~いあおむしをつくります。 トルトレント:1500円 (3~5人用、6歳~、30分~) ・箱、ルール、カード、得点チット
- 2019/11/10 19:51
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- 【通信販売】七味ならべ
- ゲームマーケット2018秋 皆様お疲れさまでした!! おかげさまをもちまして、Jagllers☆Party は、「七味ならべ」持ち込み数をすべて完売することができました!お買い上げいただいた方々、試遊をしていただいた方ありがとうございました! なお、「七味ならべ」は、現在以下のサイトで、通信販売を行っております。 〇BOOTH SOMAY WORKS 「七味ならべ」 https://booth.pm/ja/items/900571 〇ボードゲーム総合サイト チップ&ダイス 「七味ならべ」 https://limia-branks.jp/tipanddice/ec_product_detail.php?id=96 よろしくお願いいたします! SoMay
- 2018/12/1 22:40
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- 【お品書き】25日F38ジャグラーズ☆パーティ
- 25日(日)参加F38 ジャグラーズ☆パーティー お品書きです! 「七味ならべ」には、新バリアントルール「みんなで七味ならべ改」が追加されます。 3~5人で遊べる新バリアントルールも、相変わらずハバネロ君が良い仕事をするので是非ご賞味ください! 当日は、試遊卓もございますので是非お立ち寄りくださいませ! 「七味ならべ」、「ミニキーホルダー」、「ハバネロ君Tシャツ」は数に限りがございますので、確実に入手したいという方は、下記ツイッターのDMにて、ご連絡ください!! ツイッター:@somaybrave
- 2018/11/14 22:13
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- ゲーム『七味ならべ』ができるまで【4辛:試練の時】
- 制作過程において最も難航したのはカードのデザインであろう。 「ゴマとかケシとか、みんな粒ばっかりになっちゃうよ」 と最初に相談されたのを覚えている。 「図鑑みたいに元の植物や実をあわせて描きなさい」 そのようなアドバイスをして、しばらくしてから初期のデザインがあがってきた。 そこにはなんともドギツイ赤一色のカードがあった・・・・・・ 正確には黒い縁と黒線で描かれた唐辛子の絵があり、 その上にこれまた黒ベタのフォントででかでかと「唐辛子」と書かれていた。 しかし、それらの黒要素が全く目に入らないほどの暴力的な赤一色に絶句してしまった。 「こりゃねーんじゃねーの?」という問いに 「『UNO』もこんな色してるから」と返ってきて、もう一度絶句した。 ・最近は『UNO』だっておしゃれになってる。 ・強い色が全面にあると目が疲れるから抜きを入れる。 ・和のテイストを強調していく。 ・テクスチャを活用する。 ・デザイン性のあるフォントを選んで絵の一部にする。 などなど注文をぶつけていった。 思い返せばかなり無茶ぶりをしていたと思う。 それこそ何様だという態度だった。 しかし、これは妥協できない問題であった。 これは本人にも言っていないが、このゲームはゲーム性より雰囲気で売るものだと考えていた。 むしろカードのデザインがすべてだといっても過言ではない。 なので「一発ぐらいなら殴られてもいいかな」ぐらいの覚悟でずけずけと遠慮なくダメ出しをした。 そして結果は・・・ 上場の反応だった。 この文章だけ読んでると、まるで私の手腕で『七味ならべ』のカードが素晴らしいものになったように受け取るかもしれないが、それは誤解である。 絵を描いたのも影絵をアクセントにしたのも、それらをセンス良くまとめたのもSoMayである。 私はただ単に「ダメ」を言ってきただけである。 本当にご苦労様でした。 ←前
- 2017/10/27 19:06
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- ゲーム『七味ならべ』ができるまで【3辛:あえなく没になった案】
- おおよその完成が見えてきたところで他の遊び方を模索しようということになり、 いろいろとアイデアを出し合っていたときのことである。 またもやSoMayが斜め上のアイデアを出してきた。 「ダブルスはどうだろう?」 「お前は何を言ってるんだ?」 思い返せばこのころは迷走期だった。 特に記憶に残るのがダブルスだったというだけで 二人して箸にも棒にも掛からぬアイデアを出し合っていたと思う。 ダブルスでやるということはパートナーをカバーできるという ことだが、具体的にどうすればカバーになるのか? パートナーの出したカードも覚えておかなくちゃいけないのか? 互いが干渉するときに混乱しないように手順を決めなくてはいけないが、 具体的にどう知ればいいのか? 競技にするにはプレイヤーが4人必要だが、そんな人数がこのゲームで集まるのか? などなど問題にぶち当たり残念ながらダブルスのルールは日の目を見ることはなかった。 とはいえ個人的には結構真剣に考えた没ルールでもある。 なぜなら他のゲームにはない要素だと思ったからだ。 作られないことにはそれなりの理由があるわけだけどね・・・。 ←前 次→
- 2017/10/20 18:52
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- ゲーム『七味ならべ』ができるまで【2辛:辛口評価】
- 基本システムはすでに出来上がっていた。 なので香辛料の名前を書いた紙を入れたカードスリーブを代用品にしてとにかくテストプレイをした。 とりあえずは一人用のゲームとしてデザインされていたが、一人で遊ぶより二人で遊んだほうが楽しいに決まっている。 そこで協力者に頼んで対戦形式のテストプレイを重点的にした。 こうして引き出された感想は、 「これ対戦の意味ある?」 「やっぱりな~」 そう言われるであろうことは予想がついていた。 たしかに『スピード』のように場を共有するわけでもなく、対戦相手とは何の絡みもない早い者勝ちゲームであった。 しかしながら対戦相手との絡みをどのように作るか。 この議題に関してはなかなか進まなかった。 ・「ハバネロ」カードで邪魔をする。 ・七味置き場を共有する。 ・七味を複数作る。 などいくつかのアイデアを出したがいまいちしっくりこなかった。 「たかが七味唐辛子にそんな殺伐としたゲーム性が必要なのか?」 という身も蓋もない疑問を抱きつつ、最終的に出した答えは ・唐辛子の枚数で勝敗をつける というものであった。 実際の七味唐辛子も主原料の唐辛子はいくら入っててもよいとされている。 これにならって「唐辛子」のカードは何枚入れてもよいことにしていたが、この時点ではまだルールを活用しきれていなかったのだ。 それを勝敗を決める点数にすることで『七味ならべ』は完成したといっても過言ではない。 「唐辛子」のみを7枚以上そろえた作る特殊役「一味」が採用されたのもこのときだった。 ←前 次→
- 2017/10/13 18:19
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- ゲーム『七味ならべ』ができるまで【1辛:そのはじまりは……】
- 事の始まり唐突だった。 「七味唐辛子を作るゲームを作ろう」 SoMayからそう提案されたとき、私の素直な感想は 「お前は何を言ってるんだ?」 であった。 話を聞いてみると、トランプゲームの『スピード』の要領で、香辛料の描かれたカードを速く正確に並べて七味を作るという内容であった。 「なるほど、ボケ防止にはちょうどいいかもな」 そんな適当な相づちを打ちながらも、どうしてこのようなアイデアを思い付いたかも聞いてみた。 調べるに七味唐辛子とは ・唐辛子を主原料とする ・7種類の香辛料が入ったもの というふたつの条件が整っていればよいらしく、メーカーによって香辛料は微妙に異なるとのこと。 海外で売るときは覚せい剤の原材料になりえる芥子は、向こうのヤバイ人に考慮して使わないようにしているという面白いこぼれ話もあった。 そこから唐辛子を含めた12種類の香辛料から、唐辛子を多めに入れながらも他の香辛料は重複せず、それでいて7種類ぴったりになるようにそろえるゲームを思い付いたというのだ。 身近にある七味唐辛子のちょっとしたトリビアが知れるゲーム。 確かにこれならちょいと気になるな。 こんな感じで『七味ならべ』はゆる~いスタートを切ったのである。 次→
- 2017/10/6 16:22
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