シベリア @ystm
シベリアはボードゲームやカードゲーム、テーブルトークRPGなどを作っています。
ブログ一覧
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- ゲームマーケット2017春【L14】
- こんばんは。 シベリアです。 ゲームマーケット2017春に出展することになりました。 ブースは「L14」になります。 今回は手伝ってくれる友達もなく、ただひとりぽつんと佇んでいる予定です。 試遊もありませんので、気軽に、本当に気軽にお立ち寄りください。 今回、新作はありません。前回と同じパーティゲームの「天秤にかけろ」と「光と闇と」の2作品を頒布します。 「天秤にかけろ」は2016秋-新作評価アンケートに名前だけ載りました。 正直な話、これを見たとき、久しぶりに心が動きました。 感動と呼んでいいんですかね、胸のあたりがじんわりと暖かくなりました。とても嬉しかったです。 では会場でお会い致しましょう!
- 2017/5/8 19:38
- シベリア
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- 【M13】光と闇とのゲーム紹介
- この文章は8月26日に、公式サイトで公開したものを、抜粋したものです。 http://siberiaca.com/post/149510742695/ゲームの作り方 「光と闇と」は、手札の状況で属性が光・闇・中立とくるくる変わる、ジレンマ要素が特徴のカードゲームです。詳しくは http://gamemarket.jp/game/光と闇と/ をご覧ください。 こんにちは、もしくはこんばんは。 日曜日は冒険者のシベリアです。 このカードゲームは陰陽五行説をもとにしたゲームを考えていて、陰の時と陽の時で影響が変化すると面白いな、と思ったところから作り始めています。 普段の生活の中でも、朗らかな気分で新しいことに積極的に取り組んでいける時と、気分がふさいで部屋の隅で体育座りしていたい時があると思うのです。 精神状態が異なる時には、同じ出来事でも影響が異なったりします。励ましの言葉も皮肉に聞こえたり、嫌みを言われても全く気にならなかったり。 陰陽五行説は当時の世界の捉え方ですが、今でも、わかる、わかる、と納得できる部分がありますので、そこら辺のエッセンスを抜き出してゲーム化してみようと思いました。 昔、シューティングゲームで「斑鳩」というゲームがありまして、自機が黒い時は黒い敵弾に当たってもミスにならず、また白い時は白い敵弾に当たってもミスにならずに、逆にエネルギーを補充するというシステムでした。作っていく最中で思い出したのは、この「斑鳩」でした。 似たようなことは、考えられているということですね。でも全く違う切り口なら新しいものになります。違う切り口を探し出さなければいけません。 作成中のゲームは木火土金水(五行)や陰陽道、ドーマン・セーマンなどを盛り込んだものでした。 ですが複雑で煩雑過ぎて、しかも分かりにくくなってしまいましたので、ざっくりと陰陽のみ、そして西洋風に変更し、光と闇にしました。イラストも油絵風かミュシャ風の絵を予定していますので、見た目からは全く想像できませんが、もとは陰陽五行説から着想を得ています。 「その発想面白い!」といった心が動かされた部分や、「何故?」ということから考えを深めていくと、インディーズゲーム制作の端緒になるかなと思います。何故、都知事は税金で旅行できんの? みたいな。ちょっと話題が古いですね。
- 2016/12/7 20:36
- シベリア
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- 【M13】天秤にかけろ(ルール説明詳細版)
- こんばんは。 シベリアです。 ゲームマーケット2016秋に出品する、新作カードゲーム「天秤にかけろ」のルールをやや詳細に説明したいと思います。 [前提] 今この国は「君主制派」と「共和制派」に分かれて争っている状況です。 あなたは商人となってうまく立ち回り、動乱終結後に、より強力な有力者と繋がっていることを目標としています。 ・「有力者カード」は1〜20の数字が振ってあり、1が共和制派の最有力者、20が君主制派の最有力者となります。 ・「共和制派」は1に近い方がより強力な有力者ですので、共和制派が実権を握れば、20は最弱となります。 ・「君主制派」は20に近い方がより強力な有力者ですので、君主制派が実権を握れば、1は最弱なります。 ・ゲーム開始時に配られた「有力者カード」を見て、どちら側の有力者と繋がっているかを確認してゲームをプレイします。 ・どちらかの陣営に「数字カード」を裏向きで置くことで、その陣営を支援(投票したと考えると分かりやすいかも知れません)をしていきます。 ・全員のすべての手札がなくなったら、「数字カード」を集計して合計が多かった陣営が実権を握ります。 ・「実権を握った側の有力者カード」で最も有力なカードを持つプレイヤーが勝利です。 ・例えば「君主制派」が実権を握った場合は、20に近い有力者カードを持っているプレイヤーの勝利となります。 ・ゲームに変化を持たせるために、「リムーブカード」と「ニューリレーションカード(鞍替えカード)」が用意されています。 ・「リムーブカード」は、他のプレイヤーが持つ有力者カードを「数字が最も大きいカード」や「数字が最も小さいカード」といった具合に、使用したプレイヤーが指定して「捨て札」にさせることができます。 ・「ニューリレーションカード(鞍替えカード)」は、自分もしくは他のプレイヤーの有力者カードを1枚捨て札にして、有力者カードの山札から1枚引きなおします。(つまり繋がりのある有力者を新しくした。鞍替えしたということです) ・数字カードには「0」のカードもあります。これはブラフ、つまり支援したと見せかけて実は支援していないということに使えます M13にて試遊も出来ますので、是非お立ち寄りください。 公式サイトでも情報を発信しています。 http://siberiaca.com
- 2016/12/5 22:29
- シベリア
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- 【M13】このブログには一体何を書けばいいの?
- こんばんは。 シベリアです。 せっかく東京まで飛行機で行くので、なるべく宣伝みたいなことをしたいと思っているのですが、どうすればいいのでしょう。twitterのフォロワーは37人ですし、Facebookは知り合いばかり、公式サイトを作ってみてもアクセス数ひと桁です。久しぶりにmixiにもログインしました。 ……わかっているんです。地道にやります。 本来ここのブログには、頒布するゲームの案内などを書くべきだと思うのですが、ルールは説明したので、あとはどうしたものかと思っているところです。特にルールは、さっと読めて、すぐ理解してもらえるように、とにかく簡潔にまとめました。(そのため1回で十分でした) ですので、普段考えている事などを書いてみます。(簡潔に) 個人で作るアナログゲームは、製作者の人格が反映されると感じます。 その人が普段どのように感じ、考え、行動しているか。そしてどういう風に世界を見ているか。 例えどんなにカモフラージュしていたとしても、その人の全人格がゲームの向こうに透けて見えるように思います。 複数人が開発に関係していると、特定のひとの人格は薄まっていくのだと思いますが、こと同人のアナログゲームは、1人で基礎システムを作り上げることが多いので、特に製作者の色が出ることになるかも知れません。 公式サイトに書いた内容を、簡潔に言い換えたエントリになりました。 http://siberiaca.com/post/149553574975/ゲームシステムの好き嫌い なんかこんな内容ですみません。 【M13】をアピールする、宣伝的なものになっていますでしょうか。 東京遠いー。 なんで我が社には有給制度が無いのだろう……
- 2016/11/30 20:57
- シベリア
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- 【M13】光と闇と(ルール説明)
- こんばんは。 シベリアです。 ゲームマーケット2016秋に間に合うか若干不明なのですが、もどかし系カードゲーム「光と闇と」のルール概略をご説明しておきたいなー、と思います。 ・手札となるカードには「光のカード」と「闇のカード」があります。 ・どちらのカードが手札に多いかによって自分の属性が決まります。 ・「光のカード」が多ければ、「光の者」です。 ・「闇のカード」が多ければ「闇の者」です。 ・「光と闇のカードが同数」の場合は「中立の者」となります。 ・カードを使用すると効果が発生し、同じ属性のプレイヤーすべてに影響します。 ・例えば「光の者」に効果があるカードが使用されると、自分だけでなく他のプレイヤーも含めて、すべての「光の者」に効果が及ぶことになります。 これを繰り返していく、とてもとても簡単なカードゲームです。 だけど、ちょっとしたジレンマも発生します。 「自分だけ」に得点を入れようとしても、他の同じ属性のプレイヤーにも得点が入ってしまったり。 他のプレイヤーが何気なく使用した効果で、自分が大きな得点を得たり。 そんな風にもどかしい感じのゲームになっています。 当日は、試遊も【M13】で可能ですので、ぜひお立ち寄りください。 公式Webサイトでも情報を発信中です。 http://siberiaca.com
- 2016/11/28 21:50
- シベリア
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- 天秤にかけろルール説明
- こんにちは。 ゲームをデザインしたシベリアです。 今日は簡単に「天秤にかけろ」のルール概略を説明したいと思います。 「有力者カード」と呼ぶ、数字が1から20まで振られたカードがあります。 「数字カード」と呼ぶ、0、1、2、3の数字だけが書かれたカードがあります。 今この国は「君主制派」と「共和制派」に分かれて争っている状況です。 「君主制派」が実権を握れば、有力者カードの「数字が大きい」カードを持っているプレイヤーの勝利となります。 「共和制派」が実権を握れば、有力者カードの「数字が小さい」カードを持っているプレイヤーの勝利となります。 両陣営のどちらを支援していくか(どちらに投票するか)を数字カードを使って実施していきます。 数字カードの合計値が多かった陣営が実権を握ります。 ポイントは、自分一人ではどちらかの陣営に実権を握らせることが難しいということです。他のプレイヤーの協力が必要になります。 この他にも「リムーブカード」や「ニューリレーションカード(鞍替えカード)」などがあり、ゲームに戦略性を持たせています。 もし、あなたがアメリカの政治に関心があるなら「トランプ派」と「ヒラリー派」としても構いません。(そのためのブランクカードを同梱しています) 他にも「院長派」vs「理事長派」や「ビアンカ派」vs「フローラ派」、または「きのこ派」vs「たけのこ派」など、みなさんが楽しめるように遊んでください。 テストプレイをして分かったのですが、6歳のお子様にもすぐにルールを理解して遊んでもらえていますので、皆様に楽しんで頂けると考えています。 ゲームマーケット2016秋では、プレイ卓も用意していますので、ぜひ遊んでみてください。(東7ホール、M13にいます) そして出来れば、次回作の資金としたいので、ぜひお買い求めいただければと思います。 ではまた。
- 2016/11/19 10:57
- シベリア