シベリア

シベリアはボードゲームやカードゲーム、テーブルトークRPGなどを作っています。

【M13】光と闇とのゲーム紹介
2016/12/7 20:36
ブログ

この文章は8月26日に、公式サイトで公開したものを、抜粋したものです。
http://siberiaca.com/post/149510742695/ゲームの作り方



「光と闇と」は、手札の状況で属性が光・闇・中立とくるくる変わる、ジレンマ要素が特徴のカードゲームです。詳しくは http://gamemarket.jp/game/光と闇と/ をご覧ください。



こんにちは、もしくはこんばんは。
日曜日は冒険者のシベリアです。

このカードゲームは陰陽五行説をもとにしたゲームを考えていて、陰の時と陽の時で影響が変化すると面白いな、と思ったところから作り始めています。
普段の生活の中でも、朗らかな気分で新しいことに積極的に取り組んでいける時と、気分がふさいで部屋の隅で体育座りしていたい時があると思うのです。
精神状態が異なる時には、同じ出来事でも影響が異なったりします。励ましの言葉も皮肉に聞こえたり、嫌みを言われても全く気にならなかったり。
陰陽五行説は当時の世界の捉え方ですが、今でも、わかる、わかる、と納得できる部分がありますので、そこら辺のエッセンスを抜き出してゲーム化してみようと思いました。

昔、シューティングゲームで「斑鳩」というゲームがありまして、自機が黒い時は黒い敵弾に当たってもミスにならず、また白い時は白い敵弾に当たってもミスにならずに、逆にエネルギーを補充するというシステムでした。作っていく最中で思い出したのは、この「斑鳩」でした。
似たようなことは、考えられているということですね。でも全く違う切り口なら新しいものになります。違う切り口を探し出さなければいけません。

作成中のゲームは木火土金水(五行)や陰陽道、ドーマン・セーマンなどを盛り込んだものでした。
ですが複雑で煩雑過ぎて、しかも分かりにくくなってしまいましたので、ざっくりと陰陽のみ、そして西洋風に変更し、光と闇にしました。イラストも油絵風かミュシャ風の絵を予定していますので、見た目からは全く想像できませんが、もとは陰陽五行説から着想を得ています。

「その発想面白い!」といった心が動かされた部分や、「何故?」ということから考えを深めていくと、インディーズゲーム制作の端緒になるかなと思います。何故、都知事は税金で旅行できんの? みたいな。ちょっと話題が古いですね。