ここから囲碁するアート

囲碁4000年でどうやら初っぽい、いい勝負で遊べる囲碁のアートです。ブースにて作品プチ展示会、書籍とポストカード・年賀状を販売します!

直前の予習!囲碁アートの楽しみ方講座☆
2017/12/1 16:10
ブログ

おはこんばんちは、せきです。

 

ついに明日12月2日(土)がゲームマーケット1日目

準備はほぼ、最後の1目のヨセくらいまでたどり着きました。

せっかくなので、「囲碁アートをみるときのポイント」など

書いてみようと思います。

「ここから囲碁するアート」は、絵が描いてあるだけじゃなくて

ここから囲碁するといい勝負になるように調整したものですが・・・

 

1、デザインを見ていただけたら

囲碁を知ってる方に見せた時の感想で多いのが

「これで囲碁になってるの!?」と驚いてくれる方です。

囲碁で表現した絵のなかでは、もっとも自然な部類になると思うのです。

普通に囲碁をしていくと、絵の形にはなかなかならないもの。

絵としてのデザインにまずこだわりを持って作っています。

なので、普通の絵として見ていただけたら嬉しいです(^◇^)

 

2、囲碁として見ていただけたら

そして、ここからが本領発揮といきたいところ

囲碁は、石を囲んで取るのみにあらず

「陣地(地)」を石で作って、その大きさで勝負するゲーム。

絵を作っている石たちが、空いた空間に、それぞれ陣地を作っています。

ここが黒の陣地、ここが白の陣地だな。

とみていくと、絵がだんだん囲碁になってくるようです。

不思議な感覚ではないかと思います。

 

3、実際に並べていただけたら

ブースでは、碁盤・碁石もご用意しています。

実際に並べると、これが意外と楽しいと好評笑

特にお子さんは、キャッキャしながら並べてくれるかもしれません。

囲碁でまず楽しいのって、石をおくことだと、改めて最近思いました。

 

4、対局していただけたら

囲碁をもしご存知&覚えてくださったら、ぜひ対局をしてみましょう。

絵のところに石を追加、自分で置いた石が増えていき

だんだん絵が変わってくる。絵の陣地だったものが、自分の陣地になっていく。

そして、絵が動き出す仕掛けをしているものもあります。



たとえば、カタログにも載せました「ソフトクリーム」です。

これだけみると、普通の絵ですし

白の陣地は右上側、黒の陣地は左下側のようです。



囲碁を進めた一例

まんなか、白の4の一手にご注目。

なんと黒の石を囲んでとれちゃうのですね。もちろん、良い手。

そうしますと、白のクリームが、黒の陣地のほう(コーンですね)に

垂れてきたような絵になる。そして、その動きが囲碁としても好手になっている。

囲碁の動きと絵の動きを合わせることができた作品です。

などなど、仕掛けもあったりします。

 

5、結果に一喜一憂、そしてひきわけを喜んでいただけたら

それぞれの作品が違うゲームになっています。

しかし、私の修行を生かしまして、ぜんぶいい勝負になるようにしています。

熱い勝負が期待できるとともに、

もし「半目勝負」や「持碁(引き分け)」になったときに

とても喜んでもらえています。

囲碁は普段は勝ち負けを決める、いわゆる「白黒つける」ものですが、

私は白黒がぴったり融和することを目指して作っています。

引き分けを楽しむ、新しい囲碁かもしれません!

 

 

さて、私なりの見方を書かせていただきましたが

ぜひ、心のままに眺めていただけたらと思います。

作品を多数展示してますので

ぜひF049のブースに遊びに来てください( ^ω^ )