つくえゲームズ

2017春のブース番号は【D16】です。

2016年春でゲームマーケットデビューをしたサークルです。初心者でも直感的に理解できて遊びやすいゲームの開発を目指しています。

第1作はカードゲーム「MABR」。2016春に初登場、2016秋には改良版をリリース。第2作として「SPACE ROCK FESTIVAL」を2017春に公開。

【予約受付中】スペースロックフェスティバル完成までの道のり
2017/5/1 0:33
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こんばんは、つくえゲームズです。

我々は2016年春のゲームマーケットにて、5種類の言葉あそびゲームが楽しめるカードゲーム「MABR(マーブル)」を引っ下げてゲームマーケットデビューしました。

5分くらいのインストで伝わる、1回あたり10分程度のカジュアルゲームということで、ゲームマーケット当日の試遊卓の回転率を上げられたことが奏功し、17時ギリギリまで稼働して何とか用意した分は完売となりまして(お買い上げいただいた皆様ありがとうございます…!)、何度でもこの充実感を味わいたい、ということで新作ゲームの構想を練りはじめたのが昨年の6月ごろ。

・迫り来るタイムリミットに向けて知力・体力・時の運を蓄えて翌朝の試験でのパフォーマンス(点数)を競い合う『一夜漬け』

・陸上競技場に見立てたボード上で、ダイスやチップやカードなど様々なコンポーネントを使って各種競技を行う『オリンピック』

など、いろいろと考えたんですが、どれもいい形にまとまらず…。

 

売れた歌手を見ていると、デビュー曲よりも2枚目のシングルの方が良かったりする(Mr.Children「抱きしめたい」/BUMP OF CHICKEN「ダイヤモンド」など)ので、何とか2作目を自分なりに納得できるテーマ、ルールで作らなきゃという気持ちで勝手に焦っておりました。

そんな気持ちで生活をしていると、目にするもの、耳にするものの何もかもがボードゲームのネタになるのではないかという"ボドゲ脳"になってきて、ポケモンGOが流行りはじめた時期でさえ、ポッポにモンスターボールをぶつけているうちに、「手に持ったカードを親指で弾いてターゲットに当てるカードゲームっていいのでは…」「それはつまり、現代の投扇興か…!?」などと余計な考えが浮かんできて素直にポケモンGOを楽しめない状況でした。

 

これではいかんと思い、いったんリセットしようと思って大好きな夏フェスに行くことにしました。

さて、どのフェスがいいかなー、サカナクション見たいなー、などと色々なフェスのタイムテーブルを見てみたら…

 







 

もう、カードがいっぱい並べられたボードゲームにしか見えないんです…!(私だけでしょうか)


 

それだったら、そういうゲームを作るしかないと思って何とか形にしたのが、2017春の新作「SPACE ROCK FESTIVAL(スペースロックフェスティバル)」です。

様々なアーティストを招聘して、最高のタイムテーブルを完成させてもっとも多くの観客を集めた人が勝ち!というゲームです。

 

コンセプト自体はすぐにできたのですが、一番難航したのは、アーティストカードの作りでした。

「実在のアーティストを元ネタにする vs 架空のアーティストを作る」というせめぎ合いです。

一時期は、後者に気持ちが傾きかけて、色々な架空のキャラクターを作るなら姿かたちが書き分けやすい宇宙人がいいのでは?というのが「SPACE」が舞台になった理由の一つでもあります。

でも、全くの架空のキャラクターだと、アーティストを集めていくときのワクワク感があまりないことに気がつきました。

それと同時に、SMAPが解散するという衝撃のニュースが世の中を駆け巡っていまして、現実世界ではもう見られないステージがゲームでは再現できる、という方が個人的にグッと来たのです。

結局、実在のアーティスト名をもじり、フリー素材を組み合わせまくって元ネタの方々のイメージに近いイラストを作ることにしました。



大好きなサカナクションが、これでもかというくらいライブで多用するmacbookを利用した演出をイメージして5人がラップトップに向かっているイラストにしたり。



ドラゲナイのイメージでトランシーバーを持っている人がいるセカオワなど。

 

カードを増やしすぎるとゲームのバランスも予算的な意味でも崩れていくので、32枚だけにしましたが、ネタにしたい歌手はいっぱいいるので、今後もスターカードは増やせていけたらと思っています。

なお、各カードには「人気度」というものがあるのですが、元ネタとなったスターのファンの方に誤解のないようにお伝えしておくと、「この歌手・グループが紅白歌合戦にもし出場したら、序盤で出てくるか後半で出てくるか?」というのを基準として、序盤に出てきそうな人の人気度を小さく、後半に出てきそうな人を大きくしていますが、いずれも紅白歌合戦に出場するレベルのスーパースターたちとして私は等しく大好きです。(そんなこと、ほとんど誰も気にしないとは思いますが)

 

ルールはそこまで複雑でなく、30分程度では終わるゲームなので、もしご興味を持たれましたら、ゲームマーケット当日は是非「D16」のブースまで遊びに来てください!試遊卓をご用意しております。

そして、現在取り置き予約も実施中です。確実にお手にとっていただくには、お取り置きが間違いないと思いますので、以下の緑のボタンからお申し込みいただければ大変ありがたいです。

 

>予約はこちら!


 

よろしくお願いいたします!