つくえゲームズ @TKEgames
2017春のブース番号は【D16】です。
2016年春でゲームマーケットデビューをしたサークルです。初心者でも直感的に理解できて遊びやすいゲームの開発を目指しています。
第1作はカードゲーム「MABR」。2016春に初登場、2016秋には改良版をリリース。第2作として「SPACE ROCK FESTIVAL」を2017春に公開。
- 【予約受付中】6種類の言葉ゲームで盛り上がろう!恋に仕事に役立つMABRルールまとめ
- 2018/4/28 17:30
こんにちは、つくえゲームズです。ゲームマーケット当日まで約一週間となりましたね。
つくえゲームズが販売するゲームMABR(マーブル)では、70枚のカードを使って6種類の異なるタイプの言葉遊びゲームを楽しむことができます。対象人数は2〜7名です。
そこで今回は、それぞれのゲームを遊ぶのにオススメのシチュエーションを交えながら6つのゲームをご紹介します!
※この記事はMABR作者によるPR記事です。
【目次】
1.まずはコレ!MABRのカードの特徴をサクッと理解できる「ガサゴソアルファベット」
2.恋もゲームも大事なのは駆け引き!相手の裏を読み合う「スリーレターズ」
3.勝ち負けよりも、笑い合いたい…。そんな平和主義なアナタにオススメ「もやもやメモリーズ」
4.トランプ旋風はMABRにも!?「ことばば抜き」は言葉のばば抜き
5.言葉の魔術師を決める究極の言葉バトル「大理石の煌めき」でライバルを出し抜こう
6.あうんの呼吸が試される協力ゲーム「TOWER OF LETTER」の完全クリアが見てみたい
1.まずはコレ!MABRのカードの特徴をサクッと理解できる「ガサゴソアルファベット」(2〜7名用)
MABRは、表にひらがな、裏にはひらがなをローマ字表記した際の頭文字のアルファベットが書かれた70枚のカードで構成されています。「あ」の裏はA、「か」の裏はK。「き」の裏もKなので、裏から見たときにKが「か」「き」「く」「け」「こ」のどれなのか、分からないのが特徴です。
その特徴を最大限に生かしたゲームが、「ガサゴソアルファベット」です。
このゲームでは、まず初めに全70枚のカードを裏向きに机の上に並べてかき混ぜます。
次に、プレイヤーの誰かがテーマを決めます。テーマは「冬」「スポーツ」など、そこから連想する言葉がたくさんあるようなものが理想的です。
テーマが決まり合図が下されたら、思いついた言葉を作るために一斉にカードをめくり、ひらがなを確認してカードを確保していきましょう。言葉が完成したら、「マーブル!」と叫んで完成した言葉カードを場の中央にある箱に投げ入れていきます。
[caption id="attachment_24081" align="aligncenter" width="300"] 図々しくめくりまくる人が強い。遠慮不要のサバイバルゲームである[/caption]
箱に入ったひらがなはもう使えません。まだ使われていないひらがなを使ってできる言葉を必死に考えて、集めて、完成させましょう!
短い時間でテーマを変えて何度でも出来ます。初対面の人とも、ガサゴソとカードを探すときに手が触れ合ったりして、距離感がグッと縮まりますね。
これからの季節、こたつに入りながら「ガサゴソアルファベット」はいかがでしょうか?
買って初めて遊ぶ際はカードが切れていないので、よく切るという意味でもまずはこのゲームをするのがオススメです。
2.恋もゲームも大事なのは駆け引き!相手の裏を読み合う「スリーレターズ」(2〜7名用)
続いてご紹介するのは「スリーレターズ」。スリーレターズというゲーム名の語源は航空業界の用語です。羽田空港をHND、成田空港をNRTのように略語で表現しますよね?あれを「スリーレターコード」といいますが、そうしたスリーレターコードを手元のカードで作るようなゲームになっているのです。
各プレイヤーは、最初にカードを3枚配られます。ひらがなは他のプレイヤーに見られないように手に持ちます。
自分の番が来たら、山札から1枚引き、不要なカードを場に捨てます。常に手札は3枚になるわけです。
カードを交換しているうちに、手元のひらがなで言葉が出来てきます。こうなると、得点のチャンス!
[caption id="attachment_22957" align="aligncenter" width="300"] 「きのこ」が完成。「KNK」はこのゲームにおいて最強のスリーレターズと言われている[/caption]
言葉が完成したら、「マーブル!」と宣言し、カードを伏せてアルファベットの並びを他のプレイヤーに見せます。
他のプレイヤーは、アルファベットの並びだけを見て、どんな言葉が完成したのかを考えて、答えなくてはなりません。
[caption id="attachment_22958" align="aligncenter" width="300"] 思いついた順に何度でも答えることができる[/caption]
20秒以内に当てられたら、当てた人と言葉を作った人に得点。誰も当てられなかったら、言葉を作った人が一発あがりとなります。
すでに捨てられたカードは復活することはないので、同じKでも絞り込むことができるのです。こうした記憶力が勝負を左右します。
また、言葉が完成した人は表情が緩むもの。それを見て、相手が作った言葉を想像する上級者もいるとか。
中には、好きな異性と遊んでいるときに…
男:「マーブル!SKDで言葉が出来たよ」
女:「S・K・D…? Sはさ、し、す、せ、そ…。Kは、えーっと…」
男:「早くしないと時間が過ぎちゃうよ〜」
女:「え〜…難しい…ヒント!」
男:「ヒントか…。そうだな…。自分の気持ちに素直になってみて?」
女:「???」
男:「タイムオーバー。なんだー、答えてもらいたかったのになー、なんつって」
女:「正解は?」
男:「す・き・だ。これが俺のスリーレターズ」
女:「」
こういう使い方も出来るみたいですね!(※作る言葉は名詞じゃないとダメなので、上記はルール違反です(いろんな意味で))
いろいろな思いを巡らせながら遊んでみると、楽しさがアップするゲームです。
3.勝ち負けよりも、笑い合いたい…。そんな平和主義なアナタにオススメ「もやもやメモリーズ」(4名または6名用)
ゲームをするとき、たまにあるのが勝ち負けにこだわりすぎて相手との関係がギクシャクしてしまうこと。七並べで中央のカードを止めまくって周りから嫌われたことはありませんか?
ゲームでは勝ち負けも大事ですが、それ以上に同じ時間を楽しく過ごすことの方が大事なはず。
勝敗よりも楽しい会話をすることに重きを置いたゲームが「もやもやメモリーズ」です。
「もやもやメモリーズ」は4人または6人で遊ぶチーム対戦型あいうえお作文ゲームです。タイトルはこのゲームのシチュエーションをイメージしています。
同窓会に集まったプレイヤーたち。昔話に花を咲かせる中、どこかで聞いたようなフレーズが飛び交います。「そんなこともあったね、懐かしいね〜」なんて盛り上がるフリをしているけど、実は内容が思い出せない。そういう気まずい空気を回避するには、適当にボケるしかない…!という状況をイメージしながら遊んでもらいたいゲームです。
先攻チームのプレイヤーは山札からカードを1枚ずつ引き、表のひらがなを確認します。
後攻チームのプレイヤーは、先攻プレイヤーが持っているカードのアルファベットを任意の順に指定して、昔話を振ります。「覚えてる?あのT・S・Kのこと?」
先攻チームは振られた順で、手元カードのひらがなを使ってあいうえお作文を作らなくてはなりません。ストーリーのテーマは、山札の一番上にあるアルファベットによって指定されます。(Nなら「泣きたくなった瞬間」など)
[caption id="attachment_29609" align="aligncenter" width="491"] 各自が持つひらがなを見せ合ったり、ストーリー展開を相談することはできない。オチ担当になるとプレッシャーが半端ない。むしろ味方が敵に見えることも[/caption]
このような感じで、その場しのぎの「あいうえお作文」を作って遊ぶゲームです。
その場で適当に話を合わせなきゃいけないこと、日常生活ではあまりないようで、実は多くありませんか?
上司が話している略語の意味が分からない…。好きな子に「最近何か面白い話あった?」と聞かれる…。
そういうときに咄嗟の機転を利かせられることが、成功への近道なのです。
恋に仕事に活かせる「雑談力」を、もやもやメモリーズで鍛えるのはいかがでしょうか?
4.トランプを超えた?「ことばば抜き」は言葉のばば抜き(2名〜7名用)
MABRは、そのシンプルなカード構成と幅広いルール作りが可能な点がトランプに似ていると言われることがあります。
それならば、トランプの定番ルールをオマージュしたゲームを作りたい!ということで開発されたのが、「ことばば抜き」です。
[caption id="attachment_35301" align="aligncenter" width="225"] 左上のマークで、カードをたくさん持っても内容を把握しやすい[/caption]
ばば抜きのように、隣のプレイヤーから1枚カードを引きます。手元のカードで言葉を作ることができたら、該当のカードを捨てていきます。
こうしてどんどんカードを捨てていって、一番早くカードを無くした人が勝利となります。
これ以上ないシンプルなルールとなっているので、誰でも楽しめるゲームです。
5.言葉の魔術師を決める究極の言葉バトル「大理石の煌めき」でライバルを出し抜こう(2〜4名用)
次にご紹介するのは「大理石の煌めき」です。
言葉は力を持ちます。過去を振り返れば、言葉をうまく操った人が歴史を作ってきました。言葉に想いを託して、人々は愛を育んできました。
言葉をうまく扱う能力は、人生を豊かにする要素の一つなのです。
しかし、言葉とは奥が深いもの。辞書に載っている言葉をたくさん知っているだけが全てではありません。
語彙力、記憶力、発想力…。言葉にまつわるあらゆる能力の総合的なバランスのいい人が、言葉によって幸せを掴める人なのです。
総合的な"言葉力"が問われるのが、この「大理石の煌めき」というゲームです。このゲームの目的は、言葉を作ることによって得点を得て、もっとも早く勝利点に到達することです。
[caption id="attachment_37610" align="aligncenter" width="225"] 初期配置[/caption]
場にはアルファベットごとに重ねられたカードの山が複数あります。まずはカードを場から調達する必要がありますが、その際に必要なのは「一般的に知られているアルファベット略称」です。
[caption id="attachment_37611" align="aligncenter" width="300"] 最高のドラマ「アンナチュラル」のテレビ局[/caption]
アルファベット略称を宣言し、そのとおりにカードを引いたら、表のひらがなを一度だけ確認します。
一度確認したら手元にカードを置くのですが、一度置いたら二度とひらがなを確認することはできません。(ここで記憶力が問われます)
次のターンも同じように、アルファベット略称を宣言して、場からカードを調達します。
[caption id="attachment_37614" align="aligncenter" width="300"] 別のテレビ局名で引いてみる[/caption]
このようにして手元のカードが溜まってくると、そこに書かれているひらがなを使って言葉を作ることができます。記憶を頼りに自分が持っているひらがなを組み合わせて、言葉を宣言します。そしてそれらのカードをオープンにします。
[caption id="attachment_37615" align="aligncenter" width="300"] あれこれ悩んで、「部品!(ぶひん)」と宣言。間違えてなかったのでポイントゲット。地味に嬉しい[/caption]
濁音・半濁音をオープンに出来れば1枚あたり2点。それ以外なら1枚あたり1点をゲットします。これを繰り返して、先に勝利点に到達した人が勝者となります。
「大理石の煌めき」を通じて、ぜひ"言葉力"を向上させましょう。言葉をうまく操れれば、恋に仕事に、充実した世界があなたを待ち受けることでしょう。
6.あうんの呼吸が試される協力ゲーム「TOWER OF LETTER」の完全クリアが見てみたい(3〜7名用)
最後にご紹介するのが、「TOWER OF LETTER」です。
各ルールのネーミングには遊び心をもたせたいと思っていますが、ディズニーリゾート好きな作者としては、このタイトルが一番好きです。
なんでこの名前かというと、ゲーム終了時にカードの配置が以下のようになるからです。
[caption id="attachment_55780" align="aligncenter" width="225"] 文字の、塔だ…[/caption]
表裏が混ざって配置されていますが、なるべく多くのカードを裏向きで配置できるように力を合わせる、協力ゲームです。(このゲームでは濁音・半濁音を除いた45枚のカードで遊びます)
最初のプレイヤーは、「ん」のカードを持っている人で、最初の手番では必ず「ん」のカードを場に出します。このカードが、どんどん積み上がっていく文字の塔の礎となるのです。
次のプレイヤーは、場に置かれている「ん」と並べたときに単語になるようなひらがなを一枚選んで、「ん」の上か左隣に配置します。このゲームでは、単語を作るときは「上から下」または「左から右」の順に読むように配置しなくてはいけません。
さらに次の人は、場に出ている「あ」「ん」に繋がるように、手札からひらがなを1つ選んで場に出します。このとき、「あ」あるいは「ん」のどちらかだけに繋がる単語でも良いのですが、「ほあん(保安)」のように、3文字の単語を作ることも可能です。
3文字で単語を作れた場合には、多文字ボーナスとして、その時に配置したカードが裏返しになります。これが、後々ゲーム運びに有利に効いてくるのです。
さらに、4文字以上で単語を作れた場合には、いま配置したカードだけでなく、その単語を構成する全てのカードを裏向きにすることができます。
裏向きになったカードが場にあると、以下の2通りの効果があるので、単語作りがしやすくなります。
・自分の手番で、新たなカードを場に出す代わりに、裏向きになっているカードと、それと同じアルファベットの手札のカードを交換できる(つまり、一度場に出されたひらがなを手元に戻すことができる)
・裏向きになっているカードは、単語を作る際に5種類の読み方に対応させることができる(Hなら、「は」「ひ」「ふ」「へ」「ほ」どの読み方でも構わない)
上記のルールでカードを場に出していき、45枚すべて配置するか、誰か一人でもルール通りに配置できなくなった場合にゲームが終了し、その時点で場に出ている枚数で得点が決まります。
ちなみに、45枚全部場に出すことは、作者自身も経験がありません!もし成功した人がいたら、ぜひご報告いただきたいです。
以上の6種類のゲームを楽しめるMABRは、2018年5月6日(日)に開催されるゲームマーケットのH24ブースにて発売予定です。
確実にゲットしたい方は、取り置き予約をオススメしております。
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当日は試遊ブースもご用意しております。
ぜひ一度、足を運んでみてください!