重大工房

―賽を投げ、旅立とう―

アナログゲームサークル「重大工房」は、楽しい時間を提供すべく日夜「運と実力のバランス」に拘ったディベロップメントに取り組んでいます。シンプルなルールとラックの比率にウェイトを置いたパーティーゲームから、予測と経験によってプランを組み立てるカードゲームまで様々な遊戯をサプライします。

ガチャレット、ゲーム紹介その2 ~カード編~
2016/11/15 21:55
ブログ

みなさんこんばんは。アナログゲームサークル・重大工房です!だんだんと寒くなって参りました。

さて、今回はゲムマ秋では新作ガチャレットの「カード解説」をしたいと思います。場の説明を……と考えたのですが、それよりも先にカードを説明するべきですね。しつこいようですがガチャレットはソーシャルゲームの「ガチャ依存症」から脱するためのサプリメント!……というと分かりにくいので、かいつまんで説明すると「ソーシャルゲームのサービス終了まで、ひたすらにガチャを回しつつガチャ依存を高めないようにするゲーム」です。

もっと踏み込んで言えば「カードを場に重ねて置いてマスにし、サイコロを振って、その上をコマが移動する変則双六」です。では先ず、カードの裏面デザインからご紹介しましょう。

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こんなカンジです。ストレートなデザインをしていますがゲームは面白いです。カードは横置きにして8箇所に分けて4枚ずつ重ねます……と、場の説明は次回に頑張ります!では表面はどんなのかというと……

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左上の数字・・・依存度(イラストでは1)

右下の数字・・・反転依存度(イラストでは無し)

上の段の文字・・・カード名(イラストでは「サービス終了」)

下の段の文字・・・カードの効果

 

このようなカードが重なって裏向きに配置されたマスの上を移動するわけです。サイコロを振って、そのマスに止まったらカードをオープン!書かれている効果が発揮され、さらにカードに表示されている数字だけ依存度が蓄積していきます。自分がオープンしたカードは自分の手元に置き、その依存度の合計値がダメージとなるわけです。そして「サービス終了」のカードを引けばゲームは終わりですが、裏向きでランダムに場に配置されているためいつ終わるかわかりません。

つまり、サービス終了に怯えながらガチャを引いて依存していく・・・といったスタイルになるわけです。ちょっぴりビターな感じがします。

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カードの枠には青、黄、赤があります。青→黄→赤の順番で書かれている依存度が高くなります。また、カードの効果によっては「カードを180度回転させて反転依存度の数値にしてしまう」という恐ろしいものもあります。ゲームを進めるうちに、もともと依存度が低かったカードが牙を剥いてくるわけです。

さて、ざっくりとですがカードはこんな感じです。前回はダイスについても解説していますので、次回こそは「ゲームの進行」を含めて場についての解説をしたいと思います。頑張って作ってますので是非ともお手にとって遊んで下さいね!