符亀

ゲームマーケット2017秋より参加させていただいております、符亀と申します。
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【世界も連載も】ケツァリアン アート制作記6 地震【おしまい】
2026/10/17 0:50
ブログ

皆様こんばんは、符亀です。

今回の新作「ケツァリアン」のアートについて、ゲムマブログでまとめていきます。

第6回となる今回は、アステカ神話における5つ目の世界 (※)、「地震」のアイコンについてです。

※ アステカ神話では、5つの世界が順番に滅びるとされているそうです。詳しくは第0回の記事をチェックだ。

 

いよいよ最後の世界という訳で、本連載も最終回です。なんでゲムマ前日か当日かもわからない時間に書いてるんですか?

 

・元ネタの神話を解説

恒例になってきた「Five Suns」のWikipedia (Safariにより邦訳) から、地震で滅ぶ世界「第5の太陽」の解説を引用します。

自らの民の破壊を受け入れず、ケツァルコアトルは冥界に降り立ち、死者の支配者であるミクトランテクトリから彼らの遺骨を盗みました。彼がそれらを地上に運び戻すと、つまずいて穴に落ち、骨が粉々に砕けました。遺骨がケツァルコアトルの血に浸されたとき、それらは復元されましたが、その破損した状態により、人間は異なるサイズで生まれました。フィツィルポチトリはその後、新しい太陽として選ばれました。
(中略)
彼の力を保つために、アステカ人は人間の犠牲を捧げ、恐れからテスカトリポカに犠牲を捧げ、致命的な供物に反対するケツァルコアトルに自らの血を捧げます。もしこれらの献上が止むなら、第五の太陽は暗くなり、世界は大地震で崩壊し、フイツィロポチトリは打ち負かされ、人類は終焉を迎えるでしょう。

 

このように、「第5の太陽」は

・現在の世界
・生贄が捧げられなくなったら滅ぶ
・地震で滅ぶ

のが特徴のようです。

そのため、生贄が捧げられる神殿をアイコン化し、地割れのようなヒビを表現するのが良さそうです。

 

・ラフ作成

では、さっそくラフを描いていきましょう。

アステカの神殿はピラミッド風の形をしているようなので、まずは神殿を描いていきましょう。

初稿

 

このシルエットをキレイにし、どうヒビを入れるか考えました。

 

神殿の中にヒビを入れるパターン

 

諸々試しましたが、最終的に、シルエット的にも面白いと考えて神殿の下にヒビを伸ばしました。

 

ヒビは、最初に土台を描いてから削って線をキレイにするやり方で描きました。
画像は削る前のエロい大根みたいなヒビ。

 

最終的なシルエット

 

・色部分

で、このアイコンで一番苦しんだのが、差し色で何を描くかでした。

生贄要素がなかったので、「aztec skull codex」で調べながら

 

頭蓋骨イメージ。元ネタはこちら。

 

いろんなパターンを描きまくったもの。元ネタはこちら。

 

どれもしっくり来ずに調査を続けた結果、「ナウィ・オリン」という第5の太陽を表すアイコンを見つけました。

ナウイ・オリンのWikipediaより。ページ内に「ナウイ」も「ナウィ」も「ナヒ」もあってダルい。

 

これをアイコン化し、仕上げたアイコンがこちらです。

 

今作でいちばん苦戦したアイコンで、「差し色は外部に触れずに黒地の中に入れる」などこれまでのアイコン作成でできたルールにも苦しめられました。最終的には、UFOのような新しさと神話らしい古さとが合わさった異物感のあるアイコンに仕上がったかと思いました。世界とか滅ぼせそう。

 

「ケツァリアン」にご興味を持たれた方は、ゲームページ、予約ページなどご覧いただけますと幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。