Bossa(坊茶) @bananamoonmaeda
※ゲームマーケット2026春は、【バナナムーンブース:N30】にて出展いたします。
2026年新エディション「匠のアート版IIシリーズ」、「スタイリッシュダイスシリーズ」、「プレイマット/ふろしき」がゲムマ初登場!
『Bossa』はダイスとタイルを使ったシンプルでスタイリッシュな2人対戦ゲームです。
ルールは2種類。悩まし目がお好みのゲーマーにおすすめ「レギュラールール」と、初心者でお楽しめるライト目のスピード感が楽しいゴーアウト系「ノービスルール」があります。
ゲームマーケット2021秋で「スタンダード版」を初お披露目、2022年・2023年にはKickstarterでの国際クラウドファンディングに成功、これまでに41カ国へ出荷しました。
- 進化を続けるBossa/坊茶:最初の構想から2026年エディションまで
- 2026/5/15 13:32
スタイリッシュな2人対戦ゲーム『Bossa / 坊茶』のお話です。
文・写真:前田弘志(Bossaチームリーダー)
みなさま、こんにちは。長文失礼します。
ダイスとタイル配置で数をつなげる2人対戦ゲーム『Bossa / 坊茶』の2026年新エディション3種(匠のアート版 “雪-II”・“水-II”・“花-II”)がリリースとなりました。最新エディションでは、新たにプレイマットが付属となり、ダイスが各エディションのイメージに合わせたスタイリッシュなものになり、変換チップ「ダブラー」と「インバーター」がリバーシブル化されるなど、プレイ性を高めプレイ体験をより豊かにするための改良を行いました。
私たちはBossaを一過性の新作消費型タイトルではなく、長く遊ばれ続けるものに育てたいと考えています。そのため、これまでも製品やルールに改良を加えてきました。同時に、従来版をご愛用の方にもアップデートいただけるよう配慮しています。 今回は、そんな進化を続けるBossaの歴史をご紹介したいと思います。
Bossaは現在、カジュアルな「スタンダード ネオ」から「クラシック」シリーズ、フラッグシップ「匠のアート」シリーズまで、コンポーネントの素材や仕様の異なる6つのエディションがあります。
Bossaの最初の構想、それが「匠のアート版」でした
私たちはゲームデザインが大好きで、とても情熱を持ってボードゲームづくりに取り組んでいます。一方で、ゲームデザインを始める何十年も前から活動してきた、グラフィックアーツやプロダクトデザインのスタジオでもあります。ですから、私たちのゲームの作り方はちょっと普通とは違っていて、たいていは、ゲームシステムのデザインとコンポーネントのデザインは同時に始まり、並行してブラッシュアップ作業を進めていきます。
そんな私たちが、Bossaのデザインに着手した最初期に考えていたコンポーネントが、ほぼ「匠のアート版」の仕様なのです。美しい断面を持ち、心地よい手触りと重量感のタイルたち。それはシンプルながら知的なシステムをより引き立ててくれ、ゲーム体験をより豊かなものにしてくれるはずだと考えました。
上の写真:最初期のデザイン計画スケッチ。当初は8層構造の設計でした。(2021年)
下の写真:アルファベットと漢字の組み合わせによるネーミング(海外展開も意識)は、チームのみんなで約100案の候補を考え、その中から選びました。(2021年) ※2022年12月26日商標登録
しかしながら、商品化を前にして私たちは、「作りたいもの」と「コスト/プライシング」の間で(Bossaに限らず、いつものことではありますが)悩み、揺れ、初版としてリリースするBossaを“スタンダード版の仕様”とする決断をすることになります。最終的にはカジュアルな仕様とリーズナブルな価格で、なるべく多くの方にBossaを楽しんでもらいたいという気持ちが勝ったのです。正直に言うと、数万円の価格は必至の「匠のアート版」が受け入れてもらえるのか、確信が持てなかったこともあります。
2021年秋、スタンダード版発売
そして、2021年秋の「ゲームマーケット(東京ビッグサイト)」にて、『Bossa / 坊茶』スタンダード版は初めてお披露目されました。おかげさまでご好評をいただき、最初の生産ロット分は2日間のイベントでほぼ完売となりました。
ゲームマーケット2021秋のBossaブース
最初に発売されたスタンダード版(2021年)
一度は断念した匠のアート版、キックスターターで復活!
一度はリリースを断念した「匠のアート版」でしたが、それでも私たちは、このうえなく美しく上質なコンポーネントのBossaの素晴らしさを分かち合える人たちが、たとえ少数ではあっても、世界にはいるのではないかと、2022年にKickstarterにてご支援を募ってみることにしました。
結果は、ありがたいことに、私たちの予想を遥かにこえる33カ国・300人以上のバッカーのみなさまにご支持をいただき、匠のアート版“水”と“花”に加え、クラシック版をリリースすることができたのです。
匠のアート版シリーズとクラシック版のドットタイルやアクションマーカーは、日本のペーパークラフト職人さんにより、ひとつひとつ手作りされています。特に匠のアート版は、非常に高い技術と繊細な作業、さらにはアーティスティックな感覚が必要なため、つくることができるのはたった一人の職人さんだけ。海外の支援者の多くから「驚くべき日本職人の手仕事」との評価をいただきました。
匠のアート版“水”:清流をイメージした9層構造のタイル(2022年)
匠のアート版“花”:花畑をイメージした9層構造のタイル(2022年)
クラシック版:自然な風合いでやさしい手触りのタイル(2022年)
匠のアート版シリーズとクラシックシリーズは、日本のペーパークラフト職人がひとつひとつ手づくりする
2023年、拡張コンポーネントとルール改訂
Kickstarterをきっかけに、私たちはさまざまな国のゲーマーと親しくなり、オンラインで会ってゲームをしたりお話をすることが多くなりました。そうした中で、Bossaに関していくつか発見がありました。
当時Bossaのルールは「ベーシックルール(通常ルール)」と「アドバンスドルール(上級ルール)」の2つがあり、私たちはベーシックルールで遊ばれることが多いだろうと思っていました。しかし、彼らのほぼ全員がアドバンスドルールでしかプレイしないと言います。しかも「もっと頭を使う悩ましさがあっても全然OKだよ」とも。そのことをきっかけに、試案・試作・テストを繰り返し、2種の拡張チップ(英語名:Modifier)を追加した新エディションをリリースすることにしました。 あわせてルールも改訂。旧上級ルールを「レギュラールール」とし、旧通常ルールを入門者向けルールに位置づけを変更しました。 既存のユーザー様向けには「拡張キット」を発売。改訂版ルールはPDFダウンロードにて無償配布としました。
拡張キット:左はスタンダード版用、右はクラシック版・匠のアート版用(2023年)
2種の拡張チップ(オレンジ色のチップ):左が「ダブラー」、右が「インバーター」(2023年)
“雪景色”をイメージした2023年エディション
2種の拡張チップ「ダブラー」と「インバーター」を組み込んだ2023年の新エディションは、私たちの地元・北海道の雪景色をデザインコンセプトにつくりました。 フラッグシップ「匠のアート版“雪”」と「クラシック ネオ版」の2種で、この年もKickstarterにて支援を募り、ありがたいことに2,400%の達成率にて40カ国に出荷することができました。
初期デザイン試作の様子の動画[1分半]
匠のアート版“雪”:北海道の雪景色をイメージした9層構造のタイル(2023年)
クラシック ネオ版:雪夜の街をイメージしたタイルとパッケージング(2023年)
雪景色をデザインコンセプトとした「匠のアート版“雪”」と「クラシック ネオ版」は、箱までもが雪のようにキラキラする特別な素材でつくられています。表面が微細なガラスのフレークで加工されているのです。 ぜひ下の動画をご覧になってみてください(1分足らずの短い動画です)。
2024年、カジュアルなエディションも拡張対応に
翌年、カジュアルタイプの「スタンダード版」に、拡張チップが付属した「スタンダード ネオ版」をリリース。よりお求めになりやすい価格帯で、拡張プレイをお楽しみいただけるようになりました。
スタンダード ネオ版には、2種の拡張チップ「ダブラー」と「インバーター」が付属(2024年)
プレイマット、特製ダイス、そして2026年エディションへ
次に取り組んだのがプレイマットです。 Bossaはボードやプレイマットがなくてもプレイでき、その方が狭いスペースで済むというメリットもあります。私自身、スタンダード ネオをいつも持ち歩き、空港の待合椅子の上でこぢんまりとプレイすることもよくあります。ただ、家やプレイ会などスペースに余裕があるときは、プレイマットがあると戦況や数が分かりやすくていいのにな、と思うこともしばしばでした。
ある日、匠のアート版をふろしきで包んで出荷準備をしているときのこと。「そうか、これがプレイマットだったら良いのでは」と気づいてしまいました。サイズもちょうど良いし、素材感や手触りも良い。早速国内のふろしき製作所にコンタクトを取り製造に取りかかりました。 同時に、ダイスもエディションごとにもっと似合うスタイリッシュなものにしたいなと、オーダーメイド先を探し、私たちの希望にフィットするメーカーをドイツに見つけました。
ふろしき素材のプレイマット。色はゲームに集中しやすい落ち着いた雰囲気で、日本の伝統色でもある「藍」を選択(2025年)
マットは当然ながら、ゲーム本体を包むふろしきとしても使える
4種のスタイリッシュダイス。Bossa用に黒目と白目で1セット(2026年)
プレイマット/ふろしきは2025年秋に地元・札幌で開催された「さっぽろ卓ゲッと」にて、スタイリッシュダイスは2026年冬に開催された「ホッカイドウ・シュピールフェスト」にて、それぞれ特別先行販売を行い、おかげさまでご好評をいただきました。本発売は、2026年5月開催の「ゲームマーケット2026春」が初お披露目となります。 プレイマット/ふろしき、スタイリッシュダイスともに、それぞれ単体でもお求めいただくことができ、スタンダード版から匠のアート版まで、これまでにリリースされた全てのエディションでお使いいただけます。
また、「ゲームマーケット2026春」では、2026年新エディション3種(匠のアート版 “雪-II”・“水-II”・“花-II”)も初登場となります。最新エディションでは、プレイマット/ふろしきと、各エディションのイメージに合わせたスタイリッシュダイス、リバーシブルタイプにリデザインされた変換チップ「ダブラー」と「インバーター」が付属しています。
2026年新エディション紹介動画:匠のアート版 “雪-II”・“水-II”・“花-II”[3分]
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北海道の雪景色をイメージしたデザイン
匠のアート版“雪-II”

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清流をイメージしたデザイン
匠のアート版“水-II”

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花畑をイメージしたデザイン
匠のアート版“花-II”

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今回も長い投稿文になってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
よりプレイしやすく、より美しく。
プレイ体験をより豊かにする改良が加えられた最新版のBossaを、ゲームマーケットなどのイベントでぜひ手に取ってご覧いただければ、うれしいです。
もちろん、あなたのゲームコレクションのひとつになってくれたら、最高にうれしいです。
前田弘志(Bossaチームリーダー)
ゲームマーケット2026春
ブースは「バナナムーン」(土日両日N30)です!
見るだけでも大歓迎! 楽しいゲームマーケットにしたいですね。お待ちしております!
【NEW】Bossa/坊茶 2026年新エディション
・匠のアート版”雪-II”
・匠のアート版”水-II”
・匠のアート版”花-II”
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詳しいゲーム情報や遊び方(ルール)はこちらで
バナナムーンゲームズ webサイト
https://bananamoon-games.jp
