30MinutesGames(TMG)

初めまして、30Minutes Gamseです。
わたしたちは「初心者でも30分で遊べる楽しいボードゲーム体験」を目標にボードゲームの製作を行っています。
「ボードゲームって人生ゲームみたいな子供だましの遊びでしょう?」
「難しいボードゲームはよくわからない…」
そんな人達に「そこでボードゲームを見切ってしまわないで欲しい!」という思いの元に集まったメンバーで活動しております。
熟練のボードゲーマーさんにはちょっと物足りないかもしれません。
でもボードゲームの面白さをたくさんの人に知ってもらいたい。
そんなわたしたちですが、どうぞよろしくお願いします。

PENGUIN EXPLORERが生まれた話
2026/4/14 22:30
ブログ

こんにちはこんばんは、サークルTMGのゲームデザイナーをしております山崎みつきです。

今回は、PENGUIN EXPLORER制作の話を書けとの事で、稚拙な文章ですが書いてみようと思います。


ゲームシステムデザインなんてボツ案含めてまだ10や20の若輩デザイナーのわたしなのですが、普段はゲームシステムを作ってからテーマを当てはめる、というスタイルをとっています。
ですが、このゲームはわたしにしては珍しくテーマから着想を得て制作されたゲームなのです。
ペンギンの習性で、一羽が海に飛び込むと続々と飛び込んでいくというものがあるのですが、この一羽目がファーストペンギンと呼ばれるんですね。
「ほぇ〜、ペンギンってのは素直なのか何も考えてないのか…」なんて思った時に
 「ほな捻くれたペンギンがいてもええんちゃうか?
と思い立ち、ファーストペンギンに続かないペンギン像、というのをイメージしました。


 「コイツ(ファーストペンギン)はワシの事を騙そうとしとるさかい、ワシは別の道をゆくで!」
 「ほなぼくもそっちに~」
 「ちょちょちょ!何でついてこぉへんの!」


という、何故かコテコテの関西弁でやり取りするペンギン達。誰もが自分の目的を持っていて、目的のために周りを口八丁でコントロールしようとしている腹黒ペンギンの群れが創造されていきました。

(※ここからは最下部の動画をご覧いただけている前提でのお話になってしまいますが、ご容赦ください)

早速試作品を作ってみたのですが、個人目標の設定にめちゃくちゃ苦戦しました。
だって部屋の中を見れるプレイヤーは限られているのだから、最後の親以外がとにかく微調整が出来ないんです。
これはいかん、と早速システム設計が暗礁に乗り上げました。

さてどこをどう変えるべきか…。
個人目標を大雑把にして種類を減らす?いやいやそれはゲーム体験の幅を狭めるからダメだ。リプレイ性が大きく損なわれてしまう。
どうにか「信用をコントロールする」という骨組みを逸脱せずに、微調整が可能にならないものか…そして生まれたのが脱出フェーズでした。
いっそのこと、とトラストコントロールとはフェーズを分けることにしたのです。
そして、ここもサドンデスな要素を入れたりして、
全てが全て思い通りにはならない、だからこそ上手くいった時の爽快感がある!
という着地点(自己暗示)に至りました。

フェーズを分けた事により、トラストコントロールのフェーズは「冒険フェーズ」として、微調整フェーズは「脱出フェーズ」として、ペンギンの冒険家達が、各々勝手な目的を抱きつつ、表向きはみんな同じ方向を向いて冒険しているよ!という、可愛いんですがとっても歪な探検隊のイメージが確立しました。
探検隊といえば先達の探検家が偉そうに無責任な講釈垂れてるイメージ(このあたりわたし自身もとっても捻くれていますね)があるので、お節介な先輩探検ペンギンであるペン爺もここで誕生しました。

カードのデザインなどは指示させてもらいましたが、イラストレーターのあいちゃんも可愛らしいペンギン達を描いてくれて、見た目はとってもファンシーな腹黒ゲームになってくれたなぁ、とニヤニヤしています。

このゲームは同じメンツで遊んでも、同じ展開はまず訪れません。
さっきはとんでもない嘘吐きだったのに、今回は献身的に仲間に尽くす人になっていたり、その逆もあったり。
いつ遊んでもオンリーワンの状況を楽しんでもらえると思います。

ゲームマーケット2026春では、わたしもブースにて販売、ゲーム説明、試遊体験などに従事する予定です。
いわゆる、「お話だけでも!」ぜひ、ブースに遊びに来てください。お待ちしております。


 

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