IMOJIN GAMES 4/28(日)【D-02】

非電源ゲーム創作サークル「IMOJIN GAMES」です。
ゲームマーケット2024春では、4/28(日)に新作ボードゲームを2点を頒布予定です。
クトゥルフ神話TRPGシナリオ既刊も若干冊持っていくかもしれません。

「Summoner of Cthulhu」ルール説明
2024/3/23 11:50
ブログ

今回は、4/28(日)に頒布する「Summoner of Cthulhu」の簡易ルール説明です!

 

がっつりルールを知りたい方は、こちらで説明書を公開中!

Summoner of Cthulhu 説明書公開 | 『ゲームマーケット』公式サイト | 国内最大規模のアナログゲーム・ テーブルゲーム・ボードゲーム イベント (gamemarket.jp)

 

コンポーネントの紹介記事も、併せてチェックしてみてください!

Summoner of Cthulhu コンポーネント・ゲームイメージ紹介 | 『ゲームマーケット』公式サイト | 国内最大規模のアナログゲーム・ テーブルゲーム・ボードゲーム イベント (gamemarket.jp)

 

 

テーマは、「知っている人も知らない人も、みんなで一緒にダイスを振ってSANチェック!」「クトゥルフ世界の神話生物たちと仲良くなろう!」です!

クトゥルフ神話TRPGのシステムを利用し、実際にTRPGで使用する多面ダイスを振って遊ぶ対戦型ボードゲームです!

クトゥルフ神話TRPGを知らない方も、何度も遊んでいる方も、どちらも遊べる選択ルールもあります!最後の方にゲームのおもしろポイントも紹介しています!

※細かいルールを省略している為、実際のゲームの挙動と違う部分があります。

 


■ゲームの概要

・ゲーム時間:40分程度

・対象年齢:10歳以上

・人数:3~4人

 


■内容物

・神話生物カード(27枚)

・対戦値カード(7枚)

・イニシアチブカード(4枚)

・魔導書(6冊)

・ゲームシート(1枚)

・多面ダイス(7種)

・進行チップ(4色×3個)

 


■ゲームの準備

①3つの選択ルールから1つを選ぶ。(※この記事の最後の方に詳しく紹介しています。)

②各プレイヤーは『探索者』のカードを最初の手札とする。

③プレイシートを広げ、そこに書かれた通りにカードや進行チップを設置する。

⇒準備完了!

 


■ゲームの流れ

 

①探索フェイズ

各プレイヤーは、自分の正気度と引き換え探索を行い、神話生物カードを手札に加えるなど対戦を有利に進める行動を行う。

これを、いずれかのプレイヤーが望む限り繰り返す。

 

②対戦フェイズ

【STR】【INT】などの6つのステータスのうち、どの値で勝負をするかを決める。

各プレイヤーは、手札から1~3枚場に出し神話生物を召喚する。その際、カードに書かれた値だけ自身の正気度を減少させる。

召喚したカードのステータスを競い、勝敗を決める。勝利したプレイヤーが勝利点を得る。

 

③終了フェイズ

『探索者』以外の神話生物カードを山札に戻し、正気度を回復させる。

①に戻りゲームを繰り返す。

 


■ゲームの終了条件

上記の繰り返しを6回行いゲーム終了。勝利点の合計が高いプレイヤーの勝利!

 


■ゲームのポイント①「正気度喪失と発狂」

何度も探索を行ったり、強力な神話生物を召喚したりすると、正気度がどんどん失われていきます。正気度が0になると、「発狂」という状態になり、回復するまで対戦フェイズに参加できなくなります。

特に神話生物を召喚した際の正気度喪失を【SANチェック】と呼び、多くの場合、ダイスの出目によってその値が決定します。召喚する神話生物によっては、運が悪ければ一度で発狂することも……。

ただし、正気度が低いのは悪いことばかりではありません。ゲーム中は正気度の高いプレイヤーから行動を行うため、正気度の低いプレイヤーは、他のプレイヤーの動向を見て「後だし」ができる等のメリットがあるのです。

また、発狂は他のプレイヤーにも伝播していきます。発狂状態のプレイヤーは、対戦フェイズに参加できない代わりに、他のプレイヤーの正気度を減らすことができるのです。

発狂しないように控えめなプレイをするのか、ギリギリを攻めて貪欲に勝ちを狙うのか、その判断がゲームの勝利に近づく鍵になります。

 

■ゲームのポイント②「選択ルール」

このゲームには「通常ルール」の他に「初心者向けルール」「TRPGプレイヤー向けルール」があります。

各神話生物カードには、【STR】【INT】などの6つのステータスが設定されていますが、カードの表面にはその値が書かれていません。それらは「魔導書」という冊子にまとめて記載されており、カードの強さを知るためには魔導書を読まなければならないのです。魔導書はいつでも誰でも読むことが出来ますが、読むたびに正気度が減少していきます。

「初心者向けルール」では、魔導書を読まなくてもステータスを確認できるようになります。神話生物カードの裏面にはステータスが書かれており、そちらを使用してゲームを行います。「クトゥルフ神話を良く知らない為、それぞれの神話生物のステータスを全くイメージできない。」「プレイヤー間でクトゥルフ神話の知識量に差があり、ゲーム体験が平等でない。」などの場合に利用できます。

「TRPGプレイヤー向けルール」では、実際のTRPGのステータスを利用してゲームができるようになります。通常ルールで使用するステータスは、大人の事情によりオリジナルの値を利用しています。値の書かれていない専用の魔導書に、クトゥルフ神話TRPGのルールブック(※別途購入が必要)の値を転記しゲームに使用できます。「クトゥルフ神話TRPGに登場する神話生物たちに詳しくなりたい。」という方にオススメです。

 

■ゲームのポイント④「個性豊かな神話生物たち」

神話生物は、その性質によって3つのレベルに分かれています。

レベル1は、「奉仕種族・独立種族」と呼ばれる、比較的小型でステータスもおとなしめのもの。正気度の喪失も控えめで、複数体召喚してもそれほど被害はありません。

レベル2は、「旧支配者」と呼ばれる、大型でステータスも派手なもの。正気度喪失は大小さまざまで、よくわからずに召喚すると痛い目に遭う危険性があります。

レベル3は、「外なる神」と呼ばれる、人間の理解を超えたもの。ステータスもチグハグで、正気度喪失も大きく、召喚する際には準備と覚悟が必要です。

これらのカードは、単純に「レベルが高ければ強い」という訳ではありません。例えばレベル3のカード『アザトース』は、STR(=力の強さ)の値が「-」と表示されており、STRで対戦を行う際に召喚してしまうと、無条件で敗北します。人智を超えた概念的存在であるアザトースには、力の強さという尺度が無いからです。

対戦で使う値によっては、強い神話生物を1体召喚するより、弱い神話生物を3体召喚する方が強い場合もあり、それぞれのカードの個性を生かして対戦を上手く乗り越えることが大切なのです。

 


■さいごに

クトゥルフ神話TRPGシナリオ制作者が送る、クトゥルフ神話TRPGの二次創作ボードゲーム『Summone of Cthulhu』のルール紹介でした!

気になった方は、是非以下の予約フォームから予約をお願いします!

 


↓ゲームの予約フォームはこちら。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScY0NGJ0HatwTlsZx4W6vfU3MWj3RCM2rNdwsD-cwRPClNqKQ/viewform