番次郎書店 @hyacper
ボードゲームとクイズで生きている人。たまに現れて騒いで去っていく。コーヒーと本が好き。目下の悩みは、クイズの本を作ったはいいけれど、テストプレイを行う友人も場所もいないこと。
- ボードゲームクイズvol.12「ラボ」今回の改良点!
- 2023/9/27 9:41
ようやく秋らしい気候となりましたが(この日は9月27日、気温29度)番次郎書店、店主、番次郎と申します。
ゲームマーケット2023秋新刊、12冊目となりますボードゲームクイズ本「ラボ」に向けて、制作は大詰めとなり、収録予定の500問もの問題が出そろいました。
(500問の影には、実に2000問近くの「ボツ問題」もありますが、、(涙))
そんな500問もの問題を単に羅列しただけ、ではございません。
これまでの私個人の本から、大きくチャレンジした点が2点ございます。
1.「程よい問題」大幅増加!
これまで私の本は、「カンタン」→「超難問」まで、各難易度の問題数を均等に配分しておりました。
今回「ラボ」は、その配分を大きく見直し、より「ボードゲームのクイズらしさ」を強調しました。
具体的には、難易度■■□□□から■■■□□に当たる、「ボードゲーム好きな方が手軽に楽しめるクイズ」の部分の配分を大きく増やしました。
イラストにまとめますと、
難易度■■□□□とはどれくらいの問題レベルなのか、
実際に収録問題の一部をこっそり紹介します。
・大衆食堂とボードゲームカフェ、
一般に、席が空いているときでも相席を勧められる方はどっち?
(答>ボードゲームカフェ)
・宝石がテーマのボードゲームにも当てられている、
火へんに皇帝の皇の字をあてる漢字を訓読みで何と読む?
(答>きらめき/きらめく)
・ボードゲーム「カタン」の地形タイル、都道府県道の標識、ミツバチの巣穴、
共通する形は何角形?
(答>六角形)
簡単な問題は「より簡単に!」簡単ながらも「ボードゲームの雰囲気」はしっかりと残し、どなたでも楽しんでもらえるよう工夫しております。
もちろん(ここはこだわるところ)問題は私、番次郎が制作しましたものばかりです。
いわゆる「競技クイズ経験者が覚えているであろう「ベタ問題(クイズ大会などで必修とされるオーソドックスな問題)」は、自分の調べた限り未収録ですので、
「クイズだから、クイズ王には勝てない!」
に関しても配慮しております。
ボードゲームのクイズですから、ボードゲームが好きな人にバシバシ解いてもらいたい、という制作者の切なる願いです
2 ジャンルも七段階
こちらも新たに「幻想(ファンタジー)」「時事(2023年ニュース)」の2ジャンルを増やし、「7段階」に区分しました。
海外、国内ボードゲームのほか、TRPG、マーダーミステリー、トレーディングカードゲーム、囲碁、将棋、トランプゲーム、2023年ボードゲームニュース、動画配信、YouTuber、Vtuber、webラジオ、などなど、ボードゲームにまつわる幅広い場面から出題しております。
皆さんの「得意ジャンル」もきっと見つかります。
また、移動中、ドライブ中、宴会の席などで気軽に楽しんでもらえるよう、500問もの問題はすべて「読み上げ方式」です。画像を見せて「このコンポーネントは何?」といったクイズは収録しておりません!
また、Webでたまに見かけるボードゲームクイズの「◯◯の作者は誰?」的な問題は、難易度のかなり後ろに(有名人であろうと難易度は6、7から)収録しております。
どうぞご安心(?)ください!
そして難しい問題はぐぐぐっと圧縮した分、楽しさを残しつつ、かーーーーなり難しくなっております。
一番難しい難易度は、テストプレイ正解率0-5%の問題ばかりをそろえております。
「そんなこと、誰も気にしていなかった!!」「でも、多分これを知っていると周りに自慢できる!」
そんな厳選された超“絶”難問をご用意しております。
(※画面は現在作成中のものです)
価格はこれだけの問題が入って「1200円」です!(価格は予定です)
番次郎書店はこちらの「ボードゲームクイズ ラボ」を取り揃え、12月10日(日)、皆様と楽しく「ボードゲームのクイズ」ができますよう制作を頑張ります。
寒暖差のある時節柄、皆様もどうかお身体ご自愛ください。
店主敬白