大阪人狼ラボ

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【検証編】マダミスの作り方4/4
2021/11/9 16:29
ブログ

この「マダミスの作り方」は、全4回です。

第1回:発想編はこちら

第2回:構築編はこちら

第3回:整理編はこちら

マダミスのつくりかた第4回は、「検証」についてです。マーダーミステリーとして完成させるための最終工程です。

とは言っても、検証して気づいたことをもとに、前のフェーズに戻って調整したりするので、まだまだ気は抜けません。

テストプレイをしよう

テストプレイは必須です。マーダーミステリーは、プレイヤーが自由にキャラクターを演じるゲームです。プレイヤーは、思いがけない行動に出るものです。

テストプレイを行うと、「え?」と思うことばかり起こります。

一方で、「しめしめ」と思うことも多いです。自分のつくったゲームが、思惑通りに進んでいくのはとても気持ちのいいものです。

テストプレイで見るべきポイント


テストプレイをなんのためにするかというと、「ゲームとしてちゃんと成立しているか」を見るためです。

①楽しんでもらえているか
②想定外のところで詰まっていないか

の2点をチェックしましょう。

①は単純にみんなが楽しそうにしてるか見とけばよいです。

②は結構しっかり見ておかないといけませんね。プレイヤーは、意外なところで制作側の思惑から外れていきます。

「この設定に気づかないの?」とか、「ここは追求するようなところじゃないよ」とか。そういった気付きがあれば、説明を増やしたり、思い切って削るなどして、一個一個、問題を解消していきます。

また、せっかくなので、アドバイスももらいましょう。すべてを受け入れる必要はありませんが、自分にない視点から意見がもらえたりするものです。

テストプレイはいつする?

基本的には、煮詰まったらテストプレイすればよいと思います。もちろんテストプレイに協力してくれる人がたくさんいればという話ですが。

制作していると、「これホンマにおもろいか?」「え?成立してる?」といちいち不安になります。なので、その都度、できている範囲で簡単なテストプレイをはさんでいくのが理想です。

完成までに、少なくとも3回はテストプレイをしたほうがいいですね。

校正はしっかりと

テストプレイも終わって、「これで完成じゃい!」と思ったら、そこから3回は校正をしましょう。別に3回という数字に理由はありませんけど。

1回目は、全体をとおして、無理や無駄がないか確認します。あわせてロジックの破綻などもないか確認しましょう。大枠で構造上の欠陥がないか確認します。

2回めは、細かく誤字脱字の確認をしつつ、わかりにくい表現文章の入替えなどを行っていきます。読みやすく、わかりやすく、ゲームに集中できるよう、違和感をあたえないように気を配りましょう。

最後に、誤字脱字がないか、もう一度確認し、漢字で書くか、ひらがなにするかなどの統一ができているかのチェックをします。

マーダーミステリーは、特に時間や人物の記載に細心の注意が必要です。製作者こそ、そういった誤りを読み飛ばしてしまいますので、慎重に慎重を重ねてください。

校正のポイント

・誤字脱字
・てにをはのミス
・理解しづらい文章(複文、重文)
・漢字かひらがなか(為、所、程、出来、とかいろいろある)
・数字の半角、全角統一

おわりに

以上で全4回「マダミスの作り方」は終了です。来週末のゲムマは「シ14」で出店します。 ブースでお会いしましょう!ありがとうございました。

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