大阪人狼ラボ

■小説みたいなマダミス
第1弾『sCrap the/dUo err end』(スクラップ ザ/デュオ エラー エンド)
第2弾『ン・コプリの福音』
第3弾『死ねない彼女の564かた』
第4弾『犯人はユージ』
第5弾『じんろーくんとひつじちゃんと吉田とロボ』

■小説みたいなストプレ
2人用ストーリープレイング
第1弾『museum -ミュージアム-』
第2弾『肢と脊と裸(s)』

■お手軽マダミスシリーズ
『ガールズトーク』
『輪廻邂逅』

■その他
『LIP DOLL』
『Aruru~アルル~』

■ボードゲーム
「おやすみたぬき」・「アバウトババ抜き」・「錬金棋士」

どうぞよろしくお願いします。

【整理編】マダミスの作り方3/4
2021/11/5 10:54
ブログ

この「マダミスの作り方」は、全4回です。



第一回:発想編はこちら



第2回:構築編はこちら



マダミスのつくりかた第3回は、「整理」についてです。「マダミスらしき何か」を「マダミス」として成立させていきましょう。





犯人特定のための道筋を明確にする



マーダーミステリーというからには、犯人がいますよね。んで、犯人を当てるというのが基本的な目的になります。



これがゲームの主目的なので、「犯人特定にいたる導線」ってのは、いちばん大切なポイントです。ここに無理があれば、ゲームとしての納得感が損なわれます。



というのを念頭において、進めていきます。



すべては理屈で説明できる



犯人も生身の(?)人間です。なので、犯人には意思がありますし、合理的な判断もします。自然法則の影響も受けます。



なにが言いたいかというと、犯人の動機や凶器、その他行動の必然性について、理屈が通るようにしようね、ってことです。



犯人の動機が「殺りたかったから」では「は?」となります。



「えぇー!? 氷で作ったナイフが凶器だったのかー!」みたいなことがわかったとして、犯人がマフィアのボスであれば、「いや、拳銃使えや」ってなります。



工夫を凝らしたトリックは、なんでわざわざそんなことすんねん>ってなってないか気をつけましょう。



もちろん、犯人以外のキャラクターについても、「なんでそんなことしたん?」ってならないようにしないといけませんね。



犯人特定の基本



ミステリーにおいて、犯人特定の方法にはパターンがあります。



①犯人しか知り得ない情報を自白する



意外とよくあるパターンです。「なぜあなたは被害者が○○だということを知っているのですか? これは報道されていない情報なのですが……」って名探偵が言うやつですね。いや、犯人アホ~~ってね。マダミスではあんまり考えなくてもいいパターンかな。



②犯人以外が犯行不可能であることを証明する



アリバイから推理していくやつですね。死亡推定時刻に現場にいることができたのは、あなただけです!ってね。犯人候補が限られている場合は、このパターンが一番論理的で矛盾がないでしょう。



③犯人と犯行の証拠を結びつける



現場に残されていたこの証拠は、あなたの持っている○○の△△ではないですか!?みたいなやつ。他の人も同じ様なもの持ってるかもしれんやんっつってね。このパターンは、言い逃れができないほどの証拠かどうかってのが大事です。



とはいえ、細かいことはいいんです。マーダーミステリーって、犯人を追い詰めることが目的ですが、犯人にも逃れる余裕を残してあげないといけません。



なので、「だいたいこんな感じだけど、うーん?」みたいな余白が残る感じがベターですよね。「論理的にぐうの音もでまへん」というほどではないけど、納得感はあるというあんばいがいいんです。でも、ヒントはちゃんと提示されてるというね。バランス!



ヒントはすべて提示する



製作者はフェアでなければいけません。真相にたどりつくためのヒントは、ゲームの中で、すべて提示しなければいけません



後出しで「犯人は、すんげー遠くからきた宇宙人で、未知のパワーで殺しましたー」とか言われたらキレるからね。



ヒントの出し方は、腕の見せどころというか、調整が大変なところですよね。露骨すぎてもよくないし、さりげなさすぎても意味ないし。

いずれにしても、どこにもヒントなかったやんけというのはやめましょう。



ミスリードやキャラクターで味付けする



という感じで、全てのキャラクターの行動を正当化していくと、破綻のないストーリーに仕上がっていくはずです。



ただ、このままだと味気ないお話になっているかもしれません。大きな事件に付随する小さな事件や、特徴的なキャラクターを動かしてみたり、ミスリードを誘うヒントを出してみたり、ストレスを感じさせない程度に調整を図っていきます。ゲームシステムに工夫を凝らすのもよいでしょう。



次回へ続く!第4回:検証編はこちら





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— 大阪人狼ラボ【ゲムマ2021東京】 (@osaka_jinro_lab) October 22, 2021
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