サイ・コンジャリング

普段はクリーチャーのイラストを描いています。
蓄積する趣味のイラストの公開先として【サイ・コンジャリング】を製作しました。【サイ・コンジャリング】以外にも、比較的ライトなアナログゲームを製作、発表します! 出展作品 【サイ・コンジャリング】 記憶力で戦うTCG風ゲーム 第1弾を改善した第2弾を製作中! 【Reciprocity】 ライトな対戦パズルゲーム 互恵的利他主義を活用し、協力しながら出し抜け! 【キネシスト】 異能力バトル要素を凝縮したゲーム 異能力者を自在にカスタム!地形を破壊!相手の能力を推理!

【サイ・コンジャリング】第一弾+二弾魔獣カード紹介!【不定期更新】
2021/7/2 10:05
ブログ

こんばんは、サークル【サイ・コンジャリング】の1人しか居ない構成員、案山子です。
この度、当サークルのTCG風カードゲーム【サイ・コンジャリング】のカードプールを確認できるWebページが必要であると感じ、個人的な能力の感想、説明付きのカード一覧ページを作成致しました。

個性豊かで名状し難い魔獣のカードは現在41種類存在します。個性的な効果の数々を見て、TCG好きなゲーマーは思わず悪巧みするのではないでしょうか?
以下、画像込みで長いページが続きますが、ぜひ最後までお付き合いください。

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【おおまかな説明】
・カードを交互に4x4で裏向きに配置。
・裏向きのカードを表にして召喚。
・相手が置いたカードも召喚可能。
・クイックサモンで手札から能力だけを使う。
・クイックサモンした魔獣は戦力を持たない。
・クイックサモン、召喚、戦闘は全て1ターン中に1回だけ。
・最終的に、場の魔獣の戦力が高いプレイヤーが勝利。

【このページの用語解説】
■戦闘適正……場に出て戦う時の強さ
■補助適正……場に出て能力を使う時の強さ
■クイックサモン適正……クイックサモンに使った時の強さ

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【ギボスプロテクター】
■戦闘適正★★★★★(戦うたびに戦力が1増える!)
■補助適正★★★★☆(高い戦力で仲間を守る!)
■クイックサモン適正★★★☆☆

■戦力3、盾がモチーフの魔獣です!
正常に召喚された際に働く「青能力」では、味方の代わりに戦闘する盾役としての能力と、攻撃力と体力を兼ねる「戦力」が戦闘した際に1増える能力を持ちます!
敵が召喚失敗した際に働く「赤能力」では、盾としての能力の他に、戦闘した際に相手の魔獣に1ダメージを飛ばす能力を持ちます!
赤、青、どちらも優秀な壁としての役割を全うする魔獣であり、非常に扱い易い性能をしています!
魔獣を、手札から戦力を持たない状態で場に出す「クイックサモン」に用いる際は、ダメージを飛ばせる赤能力を選ぶと効果的です!
また、「クイックサモン」されて戦力を持たない自身の魔獣と戦闘させ0ダメージを受ける事で、無傷で戦闘時効果を起動するテクニックが存在します!


【ゴーレムの生成】
■戦闘適正★★☆☆☆
■補助適正★★★☆☆(2回場に出る!ユニットが出た時働く能力を2回誘発!)
■クイックサモン適正★★★★★(手札から戦力3を出せる!赤能力で即席の壁にもなる!)

■戦力2、ゴーレムを生成する魔獣……というより手段です!
「青能力」では、主人の墓地の魔獣を2体相手に渡す事で、自身を新たに戦力3の魔獣として場に出す能力を持ちます!
「赤能力」では、盾としての能力と、戦力を持った状態で退場した際に手札に加わる能力を持ちます!
(戦力を持った状態で退場とは、戦力1以上の時に「破壊する能力」で破壊された時、「裏向きになる」能力で裏向きになった時、「手札に加える」で誰かの手札に加わる時を意味し、ダメージによる破壊は該当しません。)
「青能力」でクイックサモンし墓地を2枚支払う事で、新たに登場する際に戦力を持たない状態が解除され、手札から戦力3のゴーレムを繰り出せます!
また、一回登場し、新たに登場するという挙動により、ユニットの登場時に誘発する能力を2回働かせることが出来ます!召喚術により喚び出される魔獣とは一線を画する魔法生物を活用し、コンボを繋ぎましょう!


【探査する合成獣】
■戦闘適正★☆☆☆☆
■補助適正★★★★★(毎ターン、カードを2枚見て入れ替える!相手の記憶を破壊!)
■クイックサモン適正★☆☆☆☆

■戦力1、情報戦が得意な「キマイラ」に属する小さな魔獣です!
「青能力」「赤能力」共通して、確認された時に場に出る能力を持ちます!
「青能力」では、主人のターン終了時に裏向きのカードを2枚確認して位置を入れ替える能力を持ちます!
「赤能力」では、相手のターン終了時に裏向きのカードを2枚確認する能力を持ちます!
記憶力がコストとなるこのゲームにおいて、情報を盗み見て操作する能力は非常に強力!直接的なボードアドバンテージには貢献しませんが、目には見えないコストを確保する重要な役割を持ちます!
青能力では記憶を補助しつつ相手の記憶を破壊し、赤能力では直後の召喚に活かせる情報を獲得する強力な効果を生存する限り発揮し続けるため、放置すると非常に危険!
更に、確認する能力を持つ他のキマイラや魔獣に付随して登場できるため、実は盤面的にも非常に強い魔獣となっています!


【浮遊する合成獣】
■戦闘適正★★☆☆☆
■補助適正★★★★☆(これを含めた3体魔獣の位置を入れ替え、強力な魔獣は裏向きに!)
■クイックサモン適正★★★★☆(カードを3枚入れ替え、次のターンまで封印!)

■戦力2、上記の「探査する合成獣」と同じキマイラに属する魔獣です!
「青能力」では、魔獣を2体選び、自身を含めた3枚のカードの位置を自由に入れ替える能力を持ちます!その際に、戦力4以上の魔獣は裏向きに出来ます!
「赤能力」では、裏向きのカードを3枚選び入れ替えた後、そのカードの召喚を1ターンの間封じます!
青能力をそのまま使うと、既に場に出ている魔獣を入れ替えるだけの能力で、アドバンテージの獲得はあまり望めません。
一方、赤能力で用いれば、強力な記憶の攪乱と1ターンの間だけの召喚の封印を行えるためかなり強力です!
この魔獣の扱い辛い青能力の真骨頂は、戦力が簡単に上昇してしまう魔獣を選択した時!戦力が5や6に上昇した厄介な魔獣を裏向きにし、強化をリセットしつつ都合の良い位置に移動させてしまいましょう!裏向きにする、入れ替える、移動させる能力は、共に情報戦が得意なキマイラらしさ満点!キマイラ軍団で相手の配置を掻き乱し、戦場に混乱をもたらしましょう!


【砕氷のドレイク】
■戦闘適正★★★★☆(高い初期戦力!)
■補助適正★★★★☆(戦闘時、これの戦力より低いカードを裏向きの状態で破壊!)
■クイックサモン適正★★★★☆(赤能力で、裏向きのカードを問答無用で破壊!)

■戦力4、氷を発熱する顎で溶かし丸呑みにする大型の爬虫類に似た魔獣です!
「青能力」では、攻撃した際に、戦闘前に裏向きのカードを1枚公開し、これと戦力を比較し破壊する、もしくは破壊されてしまう能力を持ちます!
「赤能力」では、裏向きのカードを1枚公開して破壊し、破壊したカードの戦力と同じ値のダメージを受けてしまう能力を持ちます!
裏向きのカードを破壊できるユニークで優秀な除去効果を持ち、戦力も最大クラスの4であるため非常に強大な魔獣であるかのように思えます!
しかし、困ったことにこの魔獣は公開したカードの主人が誰であれ破壊してしまいます。相手次第で、その強大な能力が主人に牙を剥く事も?
また、青能力は攻撃時に働くため、召喚されたターンは何も出来ず、ダメージを受けるほど破壊可能なユニットの範囲が狭まってしまいます。
また、赤能力は確定でダメージを受けるため、戦闘と大差ありません。破壊したい敵の眠る場所をピンポイントで砕くためには、情報アドバンテージを稼ぐ魔獣の補助が不可欠です!


【異界の神饌】
■戦闘適正★☆☆☆☆(勝手に破壊されてしまうので戦闘に参加できない)
■補助適正★★★★☆(これの戦力以下の魔獣を手札から召喚!)
■クイックサモン適正★☆☆☆☆

戦力3と大きめですが、これがそのまま場に残る事は稀な魔獣です!読み方は「いかいのしんせん」です。
これや前述の「ゴーレムの生成」が属する「化身」は、非常にユニークな能力を有するコンボが得意な種族です!
「青能力」では、ターン開始時に自壊し、破壊される直前の戦力以下の初期戦力のユニットを「召喚扱いで」場に出すことが出来ます!
「赤能力」では、相手がこれを裏返すか決める事ができます。裏返さなければ戦力3なので、どう転んでも強力に動くことが出来ます!
青能力(召喚扱いで場に出す効果)と通常の召喚とクイックサモンにより、1ターンの間に3体もの魔獣の召喚時能力を働かせることが可能な、強力なコンボパーツです!


【グランドルーン】
■戦闘適正★★★★☆(破壊され辛い盾役!)
■補助適正★★★★☆(盾として中堅!)
■クイックサモン適正★★☆☆☆

戦力3、除去耐性を持ち、盾としての役割もある、魔力で動く岩石の魔獣です!
「青能力」では、破壊する能力で破壊されない除去耐性と盾役としての効果を持ちます!
「赤能力」では、盾としての性能は勿論、破壊する能力だけでなく、手札に加える、裏向きにするなど、ダメージ以外の除去にも耐性が付与されます!
赤も青も、ダメージを受けて戦力を失えば破壊されてしまう点には注意しましょう!盾役の魔獣全般に言える事ですが、攻撃時能力を持つ魔獣や存在時能力を持つ魔獣を守る事で強力なアドバンテージを稼ぐ事が出来ます!ここぞという時に活用し、戦局に王手をかけましょう!

 

【ドラゴンインプ】
■戦闘適正★★☆☆☆
■補助適正★★★★★(戦力が一気に6になり、ゲームに勝ちやすい!)
■クイックサモン適正★☆☆☆☆

■戦力2、「ドラゴン」と「魔獣」に属する小鬼のような魔獣です!種族としての「魔獣」は方向性の定まらない召喚術によって出現した動物群であり、多様な個性を持ちます。あえて傾向として挙げるならば、自己を強化する事が得意な種族です!
「青能力」では、相手のターン中だけ戦力が6に上昇する能力を持ちます!
「赤能力」では、戦力が6に跳ね上がりますが、デメリットとしてあらゆるダメージに追加で2ダメージ受けてしまう能力を持ちます!
そのままではドラゴンの皮を被った小鬼ですが、二度と自分のターンを開始しない事が出来れば戦力6の状態が維持されます!適切なタイミングで召喚し、小鬼ではなくドラゴンとして活躍させましょう!


【雷撃の守護者】
■戦闘適正★☆☆☆☆
■補助適正★★★★★(盾の能力と3ダメージを与える能力!)
■クイックサモン適正★★★★★(3ダメージを与える能力と盾の能力!)

■戦力1、ごつごつとしたトゲの生えた、浮遊する蛇に似た魔獣です。
「青能力」と「赤能力」で能力に大差なく、盾としての能力と魔獣に3ダメージを与える能力を併せ持ちます!
その性能はまさに攻防一体!赤と青で能力に大きな差が無いため、どのように使っても忠実に仕事を行う、最も扱いやすい魔獣のひとつです!
ただし、場に自分の魔獣しか居ない状況での召喚にはご注意を!魔獣を1体選び3ダメージを与える効果は強制で全ての魔獣を対象に取れるため、自分の魔獣に落雷する羽目になる事も…?そうなった時はこの魔獣自身を破壊する事で被害を最小に抑えましょう!

【パラスペース・グナチア】
■戦闘適正★☆☆☆☆
■補助適正★☆☆☆☆(青能力は自分の手札が0枚になり、自分のターンが来なくなる)
■クイックサモン適正★☆☆☆☆(青能力は言わずもがな、赤能力も相手が得をする)

■戦力1、世界の裏側に寄生する、名状し難い大甲虫です!
「青能力」では、自分の手札を全て墓地に置く強烈なデメリットと、退場した時に相手の墓地からカードを2枚手札に加える能力を持ちます!
「赤能力」では、召喚したプレイヤーの味方になり、手札0枚の相手に手札を1枚分け与える能力を持ちます!
どう使っても致命的なデメリットが発生し、更に戦力が1しかないため場で戦うことも難しい、コンボ前提のじゃじゃ馬です!まず、手札が0枚のプレイヤーは次のターンが来ないため、仮にこれを青能力でクイックサモンしても破壊されず、退場時の能力が働きません。更に、赤能力でクイックサモンしても、クイックサモンしたプレイヤーに寄生して手札を相手に渡してしまいます。
非常に扱い辛い魔獣である反面、これを従え、使いこなした召喚師は、無限の可能性を掴み取るでしょう!

【召喚術の化身】
■戦闘適正★★☆☆☆
■補助適正★★☆☆☆(場を1ターンの間埋めるだけで意味は薄い)
■クイックサモン適正★★★★☆(赤能力で相手の強力な手札を無力化!)

■戦力3、混沌とした召喚術、それそのものの具現化です!
「青能力」では、自分の墓地と手札から、好きな枚数ユニットをクイックサモンできます!しかし、それらは能力を持たないため、場を埋めるだけの効果です。
「赤能力」では、相手の手札を強制的に戦力2のユニットとして場に喚び出します!
召喚術そのものであるこの魔獣を、単に相手の手札を減らすカードとして使うのか、ほぼ意味のない効果に真の意味を見出すのか、使い手の力量が試されます!

【恐るべき魔獣の娘】
■戦闘適正★★★☆☆
■補助適正★★★★★(カードを1枚見て3枚を入れ替える!更に味方が出るたび戦力が1増える!)
■クイックサモン適正★★★★☆(赤能力で、ユニットを裏向きにして入れ替え!)

■戦力2、莫大な魔力を秘めた獣人です!
「青能力」では、裏向きのカードを3枚選び1枚見て、その3枚を入れ替えて、更に、味方が出るたび戦力が上昇します!
「赤能力」では、魔獣を1枚裏向きにし、その魔獣の戦力と同じ枚数だけカードを選んで入れ替えます!
戦力が勝利点となるこのゲームにおいて、戦力の上昇は勝利に直結します!青能力で場に出れば、生存する限り無限に戦力が上昇し、アドバンテージを取り続ける事ができる無限の力を持っています!赤能力は、強力に強化された魔獣を裏向きにする事で強化をリセットしながらカードをかき乱す事が出来る、青とは異なる無限の力を秘めています!
兎に角強力な魔獣であり、「ゴーレムの生成」などの複数回場に出るカードとのコンボで莫大なアドバンテージを得る事ができます!

【森の子攫い蛍】
■戦闘適正★★☆☆☆
■補助適正★★★★★(戦力の低いユニットを奪える!)
■クイックサモン適正★★★☆☆(クイックサモンは戦力の概念を持たず、赤能力は不発)

■戦力2、森を徘徊し子供を攫う、蛍にはとても見えない昆虫人間です!
「青能力」では、上下左右に隣接する初期戦力1の魔獣を回収します!
「赤能力」では、相手に戦力2以下の魔獣を選ばせ、それを手札に回収できます!
戦力の低いユニットはクイックサモンで強い傾向があるため、戦力の低いユニットの回収は強力!
自分がクイックサモンしたユニットを回収することで、繰り返し同じ効果をを使うことも可能です!
戦力の低い「甲虫」などを回収し、コンボを繋ぎましょう!

【光刃ミュルミドン】
■戦闘適正★☆☆☆☆
■補助適正★★★★★(高い戦力のユニットを破壊し、それが隣接するなら戦力が2増える!)
■クイックサモン適正★★★★★(手札から様々な戦力のユニットを破壊!)

■戦力1、光の刃で敵を斬る、細身の昆虫人間です!
「青能力」では、戦力3以上のユニットを破壊し、それが隣接しているならこれの戦力が3になります!
「赤能力」では、召喚者が破壊対象を選び、戦力上昇もありませんが、戦力2から破壊できます!
無限に戦力が上昇するような特性を持つ、戦闘による破壊が難しい魔獣も、この魔獣の刃にかかれば柔らかな肉の塊に過ぎません!
逆に、相手がこの魔獣を召喚しようとしている事が判明したら、積極的に赤能力で召喚して強力な能力を空振りにしてしまいましょう!
この魔獣に限らず、相手が準備している「能力が強力な魔獣」を相手の想定外のタイミングで召喚する戦術は常に頭に入れておいて損はありません!

【虚空渦の化身】
■戦闘適正★★★★☆(素直に戦力が高い!)
■補助適正★★★☆☆(クイックサモンを無効化し、次に場に出るユニットの戦力を1にする!)
■クイックサモン適正★★★★☆(8方向に4ダメージを割り振る!)

■戦力4、非生物的であり生物的でもある、化身らしい名状し難い姿をした大型の魔獣です!
「青能力」では、主人のクイックサモンを無能力化し、次に場に出る魔獣の戦力を1にしてしまいます!
「赤能力」では、これの8方向に隣接する魔獣に4ダメージを割り振って与え、ダメージを与えた魔獣の数だけダメージを受けます!
能力の弱い不要な手札を強力に活用できる魔獣なのですが、クイックサモンの後に自分の魔獣を場に出すと、その魔獣の戦力が1になってしまう点には要注意!少し扱い辛い青能力に対して、赤能力は非常に器用!4ダメージを1体に与える事も、1ダメージを4体に与える事も、3:1でダメージを分ける事も可能です!

【傀儡サリガルス】
■戦闘適正★☆☆☆☆
■補助適正★★★★★(相手がクイックサモンするたびそれを回収!相手の手札が増えたらユニットを破壊!)
■クイックサモン適正★★★★☆(クイックサモンに対するカウンター!但し、これも相手の手札に移動する!)

■戦力1、カタツムリが本体で、背後の怪物は元々の召喚者です……!読み方は「かいらいさりがるす」です。
「青能力」では、クイックサモン状態の魔獣を相手の手札に加え、かつ主の敵の手札が増えた時、魔獣を破壊する能力を持ちます!
「赤能力」では、相手の魔獣が場に出るたび、味方を「再召喚」させます!
複雑な能力を持つ魔獣であり、処理に戸惑うかもしれません!
まず、青能力の「破壊される時」は破壊が決定した瞬間であり、この魔獣がクイックサモンされていた場合、存在しながら破壊される時の条件を満たすので1つ目の存在時能力が起動し、この魔獣は相手の手札に移動します!
次に、赤能力の「召喚扱いで同じ場に出す」によって、相手の召喚の直後に召喚された魔獣の「召喚時」能力は、相手が召喚した魔獣よりも後に働きます!これは単純に、召喚時の順番で処理を行う形になります。
「再召喚」は主の敵が主人の魔獣に対して行うので、戦力は初期戦力に戻り、赤能力が起動します!
この魔獣の傀儡(かいらい)にならないよう、万全な知識を付けて使役しましょう!

【古き竜の灯】
■戦闘適正★★☆☆☆
■補助適正★★★★★(墓地のカードを回収し、更にパワーアップ!)
■クイックサモン適正★★☆☆☆

■戦力1ですが、墓地から手札に魔獣を加え、加えた魔獣の戦力と同じ値になる、非常に強力な魔獣です!
「青能力」では、自分の墓地から魔獣を手札に加え、加えた魔獣の戦力と同じ値になるようパワーアップする能力を持ちます!
しかし「赤能力」では、逆に相手が墓地から魔獣を手札に加えてしまうデメリット効果を発揮してしまいます。
この魔獣が場に出るのは、決まって強力な魔獣が墓地に行った後。つまり、相手が配置したこの魔獣を意図的に召喚し、赤能力の恩恵を受ける余裕が充分にあります!
使う際も使われる際も、この魔獣の位置を全力で把握し、最適なタイミングで莫大なアドバンテージを獲得しましょう!(裏向きにする効果には要注意!)

【微睡む大蜥蜴】
戦闘適正★★★★☆(赤能力で攻撃されない!つまり勝ち点になりやすい!)
補助適正★★☆☆☆(赤能力で手札に戻り、クイックサモンを4枚自由に使える!)
クイックサモン適正★☆☆☆☆

■戦力4、夢の世界に存在し、普段はあまり戦う気のない蜥蜴の魔獣です。読み方は「まどろむおおとかげ」です。
「青能力」はデメリットしかなく、強化を受けると攻撃不能になり、戦力6で裏返って、強化がリセットされてしまいます。
「赤能力」は「攻撃できない」デメリットこそあれ、「攻撃されない」「退場時手札に加わる」効果により、一度発動すれば何かしらのアドバンテージを得ることが出来ます!
戦力4かつ攻撃されない魔獣は場残りが良く、ゲーム終了時の得点になりやすいため、どうにか赤能力での起動を狙いましょう!
ただし「退場時」は裏返った時も含みます。基本的に、裏返った魔獣は再召喚すれば良いのですが、この魔獣の赤能力は裏返っても手札に加わってしまう為、1発で完全退場させられてしまいます!