ミライアソビ&BBB&メモリ塔

オリジナルTRPGやTRPGの便利ツールを作成している「ミライアソビ研究所」とその姉妹サークルでダブルクロスThe3rdEditionのシナリオを頒布している「B,B,B」の合同サークル。
ゲームマーケット2024秋では、「メモリ塔」さんとの合同サークルでの出展! 新刊であるDX3rdシナリオ本、ダブルクロスThe3rdEditionシナリオ集「キミに真実は言えない」を頒布します! 刑事バディを中心としたオムニバスシナリオ集。キャンペーンとしても各シナリオ単発でも遊べます。

ダブルクロス The 3rd Editionオリジナルステージセッティング&キャンペーンシナリオ集「バーンダウン・アウターエデン」内容紹介④
2021/4/2 21:11
ブログ

ゲームマーケット2021春にて、ミライアソビ研究所(日-ツ05)にて頒布予定のダブルクロス The 3rd Editionオリジナルステージセッティング&キャンペーンシナリオ集「バーンダウン・アウターエデン」の紹介です。
※ブース名は「ミライアソビ研究所」ですが、発行元は姉妹サークルである「B,B,B」になります。
 


 

アウターエデンステージ用キャンペーンシナリオ

 本書では、アウターエデンステージを用いた、全3話からなるキャンペーンシナリオを掲載します。
 掲載シナリオは、キャンペーン用でありながら、すべてモノプレイにも対応しています。
 また、3話のうちの2話を選んでショートキャンペーンとして遊ぶことも可能です。
(キャンペーンで遊ぶ場合、シナリオによっては、一部のプレイヤーのキャラクターが変更になります)

基本情報 
■プレイヤー人数:3~4人
■必要なルールブック/サプリメント:基本1、基本2、エフェクトアーカイブ、リンケージマインド
(一部シナリオには、上記の必要ルールブック/サプリメントのみで組まれたエネミーデータに加え、他のサプリメントを使用した拡張版のエネミーデータも掲載してあります。
 GMやプレイするメンバーの所持ルールブックによって、選択して頂けます。)

 「セカンダリとカウンター」という新たな生き方を選択した異能力者たち、そして彼らを取り巻く世界。
 それらに焦点を当てた、「アウターエデン」ステージらしさを楽しめるシナリオが揃っています。
 どうぞお楽しみに!

 さらに、本日は全3話のシナリオの内、キャンペーンで遊ぶ際の1話目にあたるシナリオの、トレーラーとハンドアウトを先行公開します!

 

シナリオ1 トレーラー

おはよう、気分はどうだい? 
はは、わからないのも、無理はない。 
君が眠りについて、随分と経っている。私のほうだけ、30も年を重ねてしまった。 

——うん、そうだ。思い出してくれて嬉しいよ。 
久しぶり。私が生きている間にまた君に会えるなんて、正直思ってもみなかった。 

さて、では君の新しい相棒を紹介しよう。 
そして、変わってしまった世界も、紹介しよう。 

驚かずに聞いて欲しい。 
君が眠る前と今では、随分と、世界の様相は変わってしまった。 

気づいているかい? 
君はもう、ジャームじゃないんだ。 

ようこそ、ジャームを治せる、新しい世界へ。 

ダブルクロス The 3rd Edition アウターエデンステージ 
「Wake Up!& Get Over It!」 

その過去を乗り越えて、新しい世界を、見に行こう。 

 

シナリオ1 ハンドアウト

PC1用ハンドアウト 

カヴァー/ワークス UGNエージェント/セカンダリ 
シナリオロイス “スピットアウト” P 連帯感/N 憎悪 

 キミはかつて、ジャーム化し凍結保存されていたが、治療され目覚めたセカンダリと呼ばれる存在だ。 
 約30年前、キミはUGNエージェントとして、相棒と共にある事件を担当していた。 
 その事件は“スピットアウト”と呼ばれるジャームの暴走事件。
 キミはそのジャームとの激しい戦いの末、ロイスを使い果たし、ジャーム化した。共に現場にいた相棒の手でキミは捕縛され、凍結保存されるに至った。 
 そして次に目覚めたとき、キミの目の前には、随分と老けた相棒――牧間の姿があった。 
 牧間は、キミが眠る前とは変わった世界と、キミの新しい相棒を紹介するという。 
 一通りの状況説明の後、牧間はキミに一つの任務を言い渡すのだった。 

PC2用ハンドアウト 

カヴァー/ワークス UGNエージェント/カウンター 
シナリオロイス PC1 P 任意/N 任意 

 キミはUGN樺ヶ崎市支部に所属するエージェントだ。 
 キミは叔父である樺ヶ崎市支部支部長、牧間穂希の頼みで、彼のかつての相棒の、新たなる相棒――カウンターとなった。 
 聞けばPC1は30年間眠っていたらしく、この時代に馴染んでいけるのか、そんな彼とうまくやっていけるか、些かの不安はある。 
 しかし、それは自分たちに与えられた「任務」への不安に比べれば、微々たるものだ。 
 キミたちへの任務、それは政治的取引によってセカンダリとして目覚め、しかし自らのカウンターを殺して逃走した、凶悪犯罪者“スピットアウト”の確保だった。 

PC3用ハンドアウト 

カヴァー/ワークス 指定なし/UGNエージェント(UGNと協力関係にあれば別ワークスでも可) 
シナリオロイス PC2 P 任意/N 任意 

 キミはUGN樺ヶ崎市支部に協力するプライマリだ。 
 今回キミはPC1とPC2の護衛兼サポート役として、任務を依頼された。 
 PC2とは何度か仕事をしたことがあり、その腕は信頼している。しかしどうやら、今回の任務は一筋縄ではいかなそうだ。 
 今回二人に与えられ、自分がサポートをする「任務」とは、カウンターを殺し逃走したセカンダリ“スピットアウト”の確保だ。
 なぜ目覚めて間もないPC1にそのような任務が与えられるかといえば、PC1と“スピットアウト”には浅からぬ因縁があるため、らしい。 
 “スピットアウト”はPC1に執着している、故にPC1に彼を追わせれば、必ず姿を現すだろう、と上層部から指示があったそうだ。 
 キミに護衛を依頼した樺ヶ崎市支部支部長の、苦虫を噛み潰したような顔を思い返し、キミは任務を十全にやり遂げなければ、と決意を固めるのだった。 

PC4用ハンドアウト 

カヴァー/ワークス 記者/指定なし 
シナリオロイス “情報提供者” P 信頼/N 脅威 

 キミはUGNやレネゲイドに関するネタを追う、フリーの記者だ。 
 キミが現在追っているネタは、最近発生した、セカンダリがカウンターを殺害して逃げた、という事件だ。 
 この事件は、一般には公開されていない。殺されたカウンターは事故で亡くなったことになっている。 
 しかし信頼できる情報提供者から、この件の真相を確かめて欲しいと依頼されたキミは、調査へと乗り出した。 
 彼には様々な恩と借りがあるために二つ返事で引き受けたが、きっとこのネタは記事にはできないだろうと、キミの記者としての勘は告げている。 
 厄介な依頼だが、引き受けたからには仕事はキッチリこなそうと、キミは調査に乗り出した。


 


 

今回は、本書掲載予定のシナリオについて、一部公開しました。
カウンターやセカンダリという、「アウターエデン」ステージならではのキャラクターをより楽しんでいただくべく、これらのワークスのキャラクター限定のオリジナルデータも用意してあります。
もちろん、これらのワークスではないハンドアウトのキャラクターも、新たな世界で生きる者のひとりとして、樺ヶ崎市で起きる事件にかかわっていくことになるでしょう。


さて、ゲームマーケット当日まで残り10日を切りました。
次回のブログが、今回の告知としては最後になります。当日のブース位置のおさらいなど、当日に向けたまとめ記事になる予定です。
委託販売や購入特典の話もあるかも……?
ブログの次回更新は4/9(金)予定です。どうぞお楽しみに!
サークル公式ツイッターでも随時告知をしていますので、是非併せてご覧ください!

予約はこちらから↓
「バーンダウン・アウターエデン」予約フォーム