植民地戦争+α

歴史ロマンを感じるテーマの中量級ゲームを作っています。今までの代表作は樹ブロック、ローマの力、神倭のくに、紅茶ロマン紀行 です。

【ゲムマ春】バリアブルロンデルのゲーム!
2021/3/31 19:32
ブログ

あまりシステムやメカニクスのことを書いても惹きにならないから止めろと家内宣伝部長に言われているのですが、一度ぐらい熱く新作「紅茶ロマン紀行」のメカニクスを宣伝してみたいと思います。

このボードゲームのメカニクスはロンデルです。ロンデルと呼ばれる輪の上をコマを1~3歩進めるって言うやつです。ワーカープレイスメントが自由な場所に置けるのに対してロンデルは1歩か2歩か3歩先の場所にしか止まれない制約がありますが、選択肢が狭まっているのでプレイヤーが考える範囲が狭く、容易であると言う利点があります。但し、簡単になるかと言うとそうではなく、1手ではなく2手先ぐらいまで考えることになり、そこがワープレとは違った面白さを提供してくれるメカニクスです。

ここまではロンデルのメカニクスで、紅茶ロマン紀行独自のものではありません。

紅茶ロマン紀行の独自性はなんと言っても、ロンデルの輪がバリアブルにゲーム中変化することにあります。ロンデルの輪はカードで構成されており、プレイヤーコマが止まった際の効果が書かれています。このカードはゲーム中プレイヤーが獲得することが出来、獲得されると同じ位置には山札から新たにカードが捲られ、新しい効果のカードに置き換わります。

ですので、ゲーム中、コマを何周か進めていくと、カードのうち1枚が他のプレイヤーに獲得され新たな効果に代わり、プレイヤーは常にその変化に頭を悩ませながらプレイを継続することになります。何の効果のカードが出るかは運次第、しかし出たカードの効果を上手く使えるかはプレイヤーの技量次第です。

このゲームは最初に配置されたカードや、その後出てくるカードの順番によってゲーム性が変わりますので、遊ぶたびに少しだけ違った感じで飽きずに遊べるようにデザインされています。

最後に、この紅茶ロマン紀行は、2・3・4人プレイいづれでもベスト人数です。それは2人プレイの場合は共用のコマ1つを2人で使うようにルールが少し変えられていたり、3人と4人ではロンデルの輪のカード数が違っていたりと、プレイ人数によってルールが細かな調整がなさせているからです。

是非、機会がありましたら、それぞれのプレイ人数で遊んで頂きたいです。

 

ゲームの詳細は、ホームページをご覧ください。

また、ゲムマ春の取り置き 予約を開始しております。