EJPゲームズ otemachispin
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墨田区横川を拠点に活動するボードゲーム制作ブランド
- タングルウィードができるまで② 「どんな案が出た?」
- 2020/10/21 17:58
★前回はコチラ★
って感じでできたのがこれです(読み飛ばし推奨!)。
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タングルウィード育てゲー
・最もVPを稼いだら勝ち!
・4ラウンド行う
・ラウンド前の準備
風カードを全て混ぜ、3枚公開する。残り1枚も公開し、離して置く。それはこのラウンドの目標になる。
公開タイルを全て捨て札にし、4枚公開して置く。
・ラウンド構成
スタートプレイヤーからターンを行っていく。
各プレイヤーが2回ターンを行ったら、終了処理をしたのち、ラウンド終了。
・ターン構成
ターンが来たら、以下の中から1つ選んで行う。
A:土地を広げる :公開されているタイルを1枚購入し、自分のタイルに隣接して置く。支払う金額は、白土地の個数。
B:風を吹かす:各プレイヤーは自分のタングルウィードを行き止まりに止まるまで、風の方角へスライドさせる。その際、タングルウィードが通った土地にその種類の種子を置く
C:パス(ワーカーを雇う):手番を飛ばす。その際、4金支払い、ワーカーを1つ増やしても良い。
・終了処理
タイル上のタネが成長する。
その後、自分のワーカーの数分タングルウィードが残るように取り除きます。1つにつき、1金得る。
・ゲームの終了
4ラウンド目の終了時に、ゲーム終了する。
お金の総数と、土地タイルの黒いマスの合計がVPとなる。
各プレイヤーは自分のタングルウィードを行き止まりに止まるまで、風の方角へスライドさせる。その際、タングルウィードが通った土地にその種類の種子を置く
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タイルを置いて転がす、というのは一緒ですがそれ以外は結構別物ですね。どう違うかというと。
・風は誰かが吹かさないと吹かない
→プエルトリコみたいに1人のアクションを全員が行うシステムを組み込んで見た感じです。もっとも得をする人が選ぶことになりそうですね。
・ワーカーが存在する。
→ワーカー数分しかタンブルを所持できないルールです。4金と高い値段ですが、払うと転がせるタンブルの数が増えるという仕組み。1度転がってしまえばがっつり稼げそうなのですが、うまくいくかは不明瞭なので悩ましいですね。
・ラウンド数が少なかったり、相場がなかったり。他にもいろいろ異なる。
またここに記載がないのですが、タイルに牛や豚などのマークが描かれており、それらを集めるセットコレクション的な要素も入れていたと思います。
タンブルを転がすのがメインというよりは、「タイル集めとタンブル転がしをバランスよく行うゲーム」という感じでした。
↑全然違う!
とこんな感じで草案ができました。
今見ると遠くまで来たなといった感じです。
初期案は現在よりも他人を意識してゲームしないといけないため、現在のものより難しそうですね。
あと、爽快感は少なそうです。
現在はタンブルウィードを何個でも転がせちゃいますからね。
一気にどっと稼ぐことも可能!
ところで、ゲームにおいて爽快感ってものは大事だと思います。
なんというか原始的な快感というか。
いっぱいチップが並んで楽しい! とか。
強くてかっこいいキャラを出せて楽しい、とか。
たくさんお金がもらえて楽しいとか。
ゲームのゲーム的な面白さ(システムの妙とか)に凝るあまり、何とも地味なゲームが出来上がることは多々あります。
もちろんそれが悪いゲームというわけではないですが、ベストではないのかなと思います。
ゲーム的な面白さもあり、原始的な快感もあるゲームの方がよりベストに近いのではないかと。
分かりやすい面白さがあったほうが遊ぶ側としても飽きないですし。飽きずに遊んでもらっている間にゲーム的な面白さに気づいてもらえれば、もっと長く遊んでもらえますからね。
といいながら、根っからのボトムアップ人間なため、私はシステムにこだわりがちではあります。要注意!
さて、話はタンブルウィード育てゲーに戻ります。
原案を作成し、次回作はタンブルウィードのゲームを作ろう! ということになりました。
それからの話は、次のブログで。
「タングルウィード~緑をかけぬけうまれる種~」の詳細はコチラ!