まさみね堂

3×3のエリアを縦横無尽に駆け巡れ――
マキナに行動を学習させ、戦闘を実行せよ!

ゲームマーケット2019春 感想回
2019/5/31 14:18
ブログ

"体すこやか茶"って小っちゃいボトルで150円くらいするのに、一日三本も飲まないと効果ないってマジ?
どうも、kazuです。

今回は先日参加しましたゲームマーケット2019春について語っていきたいと思います。

■ゲームマーケット自体はどうだった?
今回、これまでと異なり、青梅展示場が会場でした。その会場の特性を活かした、いい祭りだと思いました。
同じ構造をした棟を二つ並べ、企業と同人を棟ごとに分け、列ごとに十分なスペースがありました。とことん回りやすさを追求した運営だったと思います。
開始も同人側の棟から始まり、目的ごとに散りやすくなっていました。
今後もゲームマーケットは青梅展示場でいいんじゃないですかね。と思うぐらいには快適でした。

■何か遊んだ?
試遊したのは以下のゲーム
・Nocca×Nocca
・譚棋戦
・DICE×CODE
・Jack Nife
・ファントムシティ

中でも今回オススメするのはDICE×CODEという作品です。
このゲームは、9×9盤の中心に置かれたお宝を、4端に置いたモノが取り、元の端に帰ってくるという、2~4人用のアブストラクトゲームです。
流れは単純で、オリジナルのサイコロ5個を一斉に振り、出目をコントロールして
進む方角などを決めます。出目には以下の種類があります。

・1マス移動矢印
・突き当たるまで移動矢印
・エクストラマーク

これらの種類はチェスを知っていると分かりやすいです。1マスはキング、突き当たるまで移動するのはルークまたはビショップ、エクストラマークはクイーンやナイトなど、出目によって動きが変わります。
これまでだと、チェスに似たシンプルなゲームですが、このゲームの面白いところは始まる前にお邪魔ブロックをプレイヤー自身で設置できることです。

プレイ人数によって自分が設置できる数は異なりますが、合計12個のブロックを置くことができます。
そして、このブロックも突き当たるまで移動の中に含まれます。
いかに自分に有利になるように置けるか、また、どこに置けば相手を邪魔できるのか、など戦略性が増します。
また、出目は全部使い切らないといけませんが、その方向は自分でコントロールできます。いかにお邪魔ブロックを避けながら進めるか、あるいは利用できるか、ランダム性が求められるため、その時々で最適解が求められます。なので、完全に同じゲームが発生することはほぼないと言えるでしょう。
何回も繰り返せるゲーム。僕はそういったものに魅力を感じるんですねー。
ちなみに、このゲーム、試遊時は友人と2人でプレイしたのですが、最初こそお宝を取られましたが、そこから一気に相手に近づき、次のターンですれ違いざまに奪ってそのままゴールするという、泥棒(シーフ)プレイができたのでとても楽しかったです。

■最後に
さて、ここまでゲームマーケット2019春について語ってきました。ボードゲームは同人でも面白いゲームが多いですが、市販に出てこないこともざらにあります。自分でアンテナを立てていないと、中々自分がこれだと思うゲームに当たりにくいです。
また、実際に遊んでみないと面白さが伝わりにくいゲームも数多くあります。
ゲームマーケットという場は、その二つを一挙に解決してくれる、数少ないイベントです。ボードゲームはよく遊ぶけど同人系は遊んだことがないという方、ボードゲームに興味があるけど初対面の人と遊ぶのは怖いという方、一度ゲームマーケットに訪れ、是非試遊してみてください。きっとボードゲームに対する認識が変わると思います。

そして、我々の作品でありますCifraですが、次回のゲームマーケットでは試遊も予定しておりますので、是非体験していってください!!