世界に一つだけのマダミス

3×3のエリアを縦横無尽に駆け巡れ――
マキナに行動を学習させ、戦闘を実行せよ!

アブストラクトゲームって何?
2019/5/23 0:37
ブログ

好きなスタンドは「クラフト・ワーク」
どうも。kazuです。
このサークルのボードゲーム、"Cifra+"の制作に関わらせていただいております。今回はこのゲームのジャンルでもあります、アブストラクトゲームについてお話させていただきます。最後までお付き合いいただければ恐悦至極。とはいえ気張るつもりもないので、ゆるくいきましょう。

■いやお前誰だよ?
はい、まったく当然の疑問だと思います。今まで表に出てくることはありませんでしたからね。なので、先に軽く自己紹介をば。
冒頭でも名乗りましたが、私はkazuと言います。"Cifra+"の製作に関わらせていただいていますが、ぶっちゃけてしまえばアニメやゲームが好きな一般的なオタクです。
少年誌的な作品が好きです。ジョジョとか。
まあ、この程度でしょうか?初めてみる人の人となりとか、あんまり深く知ってもねえという気もしますし

■ボードゲーム好きかい?
うん、大好きSA!
と言っても、いろんなボードゲームをするようになったのはここ数年です。それまでは遊戯王やデュエルマスターズなど、TCGがメインでしたが、"Cifra+"に関わったのをきっかけに、いろいろと遊ぶようになりました。
中でも"ふるよに"はいいぞ。こちらはLCGというジャンルなので、多くは語りませんが。いずれ機会があれば語りましょう。

■アブストラクトゲームって?
さて、本題です。アブストラクトゲームとは、数あるボードゲーム、ないしアナログゲームのジャンルの一つです。
アブストラクトゲームと聞くと、聞き覚えのない方も多いのではないでしょうか。ですが、将棋やチェス、囲碁と言ったものは馴染み深いのではないでしょうか。一般に知られる中ではこれらはアブストラクトゲームの代表格と言えますね。
要するに、「特定のキャラクターを使わず、なにかしらの物体を使って行うゲーム」ということです。
余計に分からない?いいのです。アブストラクト、つまり抽象的なゲームなのですから。
実際、アブストラクトゲームといえばこれ!

といった決まりはなく、
あるゲームは黒のコマと赤のコマに分かれて陣地を取り合い
あるゲームはお互いのコマを取り合い
あるゲームは積み上げた高さで勝敗を決し
あるゲームはサイコロを使ってゲームを進めます
先に将棋やチェスを代表格として挙げましたが、中には4人対戦や2on2の協力型、もっと大人数で遊べるゲームなど、遊ぶ人数すら曖昧です。
あなたがアブストラクトと思ったものがアブストラクトゲームです・・・とは言いすぎですが、数あるジャンルの中でも、自由度の高いジャンルと言えるでしょう。

■アブストラクトゲームの面白さって?
絵がない、カードを使わない、というのは、最近の、特にTCGをやっている方にとっては、何が面白いか、分かりにくいかもしれません。
というより、分かりにくいです。絵柄で好みを判別しやすいカードゲームとは違い、アブストラクトゲームは見た目だけでは、言ってしまえばコマが並んでいるだけのもの。手が出しにくいと思うのも無理ありません。ですが、アブストラクトゲームの面白さは、見た目にありません。
その最大の面白さは、ゲーム中の心理戦です。先の読み合いとも言えます。最終的に、相手より1手先を読んだ方の勝ちなのです。
先の将棋を例にみると分かりやすいと思います。あれが高度な心理戦を求められるのは有名な話ですが、その理由は、"盤面が全て見えること"にあります。
他のカードゲーム、分かりやすく、トランプのババ抜きで例えましょう。
あれはお互いの手札が全く不明であり、その中から一枚選んで一喜一憂するゲームですが、アブストラクトゲームは全く逆です。
自分の手と相手の手が全て公開された状態にあります。
相手は何をするのか、自分はどうするべきか、いかにゲームを読み解けるかというのが肝です。
こういうと難易度の高いゲームのように見えますが、何も最初の一手から考える必要はないので、実は見た目ほど難しくはありません。
ですが、好みというのはどうしても出てしまいます。謎解きや推理小説など、考えることが好きな人は気に入るジャンルではないでしょうか。

■最後に
さて、ここまでアブストラクトゲームの魅力を語るのに、度々TCGを引き合いに出してきました。
強調しますが、決してTCGを批判するつもりはありません(というと予防線に捉えられそうですが)。
自己紹介でも言ったように、はじめは遊戯王のような、TCGを主にやっておりました。今でも、TCGは好きで、リアルのTCGを遊ぶ機会は減りましたが、シャドウバースのようなアプリは遊んでいます。
引き合いに出したのは、あくまで"比較がしやすいから"です。
ボードゲーム、ひいてはアナログゲームの世界は広く、深いです。私も浅瀬を漂っているようなものなのでしょう。
だからこそ、私の記事が読者の所見を広げるきっかけになればいいなと思っています。
そのために、一般的に広く知られているTCGを引き合いに出させていただきました。
また機会がありましたら、今度はまた別のことを語りたいと思います。

ではこの辺りで
お付き合いありがとうございました。