ガーデンゲームズ

樫尾忠英作品「アニマルマインド」が第1回SNEゲームコンテストで佳作、「高慢パティシエ」が第2回SNEゲームコンテストで佳作になる。GMウォーロックVOL.07で「不思議の国のトランプ兵」が掲載される。 ガーデンゲームズは、デザイナー樫尾忠英のゲームを作りだすためのブランドで、ゲーム作りに関わるあらゆることが樫尾を中心とした活動になっている。

ジャパンジャンの遊び方
2019/4/27 20:05
ブログ

ジャパンジャン は、

都道府県カードなどを使う遊びです。

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これが都道府県カード!90枚以上あります。県庁所在地も書いてあってこれは勉強にもなるなぁ~。

ゲームでは、通常5枚のカードを手札として持ちます。

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丁寧に混ぜられているためかなりバラバラなカード。

ここで重要な用語、セットです。セットとは3枚組の都道府県カードで、つながっているような関係の3枚組です。

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埼玉と群馬は隣です。群馬と新潟は隣です。このような、隣り合うことで連なっているような関係の3枚組をセットと言います。

ラウンドで勝つには、手札の中に2つのセット(計6枚)ができれば良いのです!

手番でできることは、まず冒頭に1枚引くことです。

引いてくるのは、
・山札の一番上 か
・他プレイヤーの捨て札のうち最近捨てられたもの
から選べます。

例えば、4人プレイで、Aさんが引いてこれるのは、
・山札の一番上
・Bさんの捨て札の中で一番最近捨てられたカード
・Cさんの捨て札の中で一番最近捨てられたカード
・Dさんの捨て札の中で一番最近捨てられたカード
この4枚のカードのうちいずれかです。

カード1枚を引いた時、手札は一時的に6枚になります。このとき、
セットが2つになっている!
のならばラウンドに勝利になります!

そうではない場合、つまり通常はいきなり上がれたりはしませんね。

このような場合……
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岐阜を引いたかぁ~。

6枚のうちいずれか1枚を捨て札にします。

まとめると、
手番冒頭カード1枚を引く
セット2つになったら上がれる(ラウンドで勝利する)!
そうはならなかったら1枚を捨て札にする

シンプル!お子さんでも遊べそう!(ついでに勉強にもなるよ!)

でもこのゲームは推奨年齢を敢えてちょっと高めに設定しています。それは(麻雀風ゲームなので)

手役

がいろいろある!のです。でもこの手役も麻雀と比べるとかなり分かりやすくしてある(つもりです)。

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これが得点チェックボード!と、得点チェックマーカー(黒キューブ)。

ラウンドで上がれた時、手札をじっくり見て、手役が成り立っているかどうかを上から順にチェックし、成り立ってるなら黒キューブを左に移すようにします。すると、駒のさらに左に点数が書いてあります。この点数を足せば得点が導き出せるのです!これはカンタン!

このゲームは、ただ単に揃えることばかりを狙っていると恐らく勝てないでしょう。手役によって得点が決まるのでどの役を狙うか、しっかり考えねばなりません。でもやることは、1枚引いて1枚捨てるだけ。

できるだけシンプルにしようという意図からリーチもなく、ポン・チーもなく、フリテンもない。楽しく遊んで、ついでにちょっと勉強にもなるジャパンジャン。麻雀になじみのある人だけでなく、多くの人に楽しめる作品です。ぜひ皆様も遊んでみてほしいと思います。