Saashi & Saashi

株式会社SAASHI-ANDが運営するボードゲーム出版レーベルです。京都を拠点にアナログゲームをクリエイトしています。 新作『バス&ストップ』。『ゲット・オン・ボード:パリ&ローマ』

『コーヒーロースター』のメインボード
2015/11/4 18:39
ブログ

焙煎がテーマの1人用ボードゲーム『COFFEE ROASTER(コーヒーロースター)』のメインボードは200mm×200mm厚さ2mmです。

プレイヤーは焙煎士となってロースターを操り、狙った焙煎度の豆に仕上げます。ゲームに登場する豆は全22種。コク酸味香りの効果や、ボードにチップを配置することで得る特殊効果を駆使して袋の中身をコントロールしていきます。

焙煎中に、チップをボード上に配置することで特別な効果が得られます。ボードは左右に二分割され、左側は原則的に即時効果の使用、右側ではカップテスト時に使う特殊効果チップを獲得します。(ボードの薄い四角のスペースに25mm角の正方形チップを載せます)

左側エリアには袋から出したチップをそのまま配置できますが、右側エリアに配置するには必ず「濃縮」「保持」「分散」のいずれかのフレーバー効果を使用した上で、その効果を使い終えたフレーバーチップ(赤・緑・青チップ)でなければ配置することができません。使い時を見極めながら、終盤へ向けて計画的に布石を打っておく必要があるのです。

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ボードの下部は温度ラインです。円形の中に木製ディスクを置いて焙煎のターンを計ります。黒い太字で描かれた「14」の数字は、そのターンで袋から取り出すチップの数を表しています。

青い数字は豆に含まれる水分の量で、焙煎を始めるスタート地点を示します。つまり豆はそれぞれで水分量の数値が違っているため、豆によって焙煎のスタートラインが異なるのです。

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が描かれた大きな円形のスペースは煙の発生箇所です。通常は1ランクだけ上昇する焙煎度が、この箇所では一気に2ランク上昇します。焙煎の専門用語で「ハゼ(爆ぜ)」と呼ばれる重要ポイントです。この特徴を計算に入れながら、全体の焙煎の進み具合を算段することが大切になってきます。

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