Bench Work Tatenui @Yurumee00
木工の世界で活動を続けている「Bench Work Tatneui」が 木からインスピレーションを受けボードゲームの制作を始めました。 デジタル化が進み、あらゆるものが効率よく整えられていく時代。 その中で、予定通りには進まない時間や、人と向き合う中で生まれる“揺らぎ”に、あらためて価値を見出したいと考えました。 一作目は、日本の木工技術「組手」をモチーフにした対戦型ボードゲームです。 状況は常に変化し、思い通りには進みません。 その中で、何を選び、どう受け止め、どのように次の一手を紡ぐのか。 ゲームの中の体験を通して、“想定外に向き合う感覚”そのものを楽しんでいただけます。 同じ空間を共有し、同じ時間を過ごすこと。その中で生まれる思考と対話を感じてほしいです。 まだ完成途上の作品ですが、だからこそ立ち上がりの瞬間を、共に感じていただければ幸いです。
- 春のゲームマーケットから何を変えたのか
- 2026/10/5 16:22
今年の春、『Yurumee』は、ゲームマーケットで初版を販売しました。
完成したゲームを初めて大きな場へ持ち出し、
実際に手に取ってもらい、説明し、遊んでもらう。
そこで初めて見えてきたことが、たくさんありました。
ゲームそのものについても、
「ここはもっと分かりやすくできそう」
「この場面の判断を、もう少し面白くできないか」
「初めて遊ぶ人には、ここが少し伝わりにくい」
といった部分が見えてきました。
そこで春以降、ゲームそのものと、その伝え方の両方を少しずつ見直してきました。
■ ボードゲームカフェで、もう一度しっかり遊んでもらう
まず行ったのが、第三者によるテストプレイです。
ボードゲームカフェにもご協力いただき、実際にゲームをよく遊んでいる方たちにプレイしてもらいながら、
・ゲーム全体のバランス
・カードごとの効果
・セットを作るメリットとリスク
・ゲーム終了までの流れ
・初めて遊ぶ人が迷いやすいところ
などを改めて確認しました。
作っている側では当たり前になってしまっている部分も、初めて遊ぶ人の反応を見ると、意外なところで立ち止まったり、逆に想定以上に楽しんでもらえたりします。
そうした反応を拾いながら、細かなルールやカード効果を調整してきました。
■ ルールブックを一から見直しました
春の初版では、必要な情報を盛り込むことを優先した結果、どうしても文字量が多く、少し読みづらいルールブックになっていました。
そこで今回は、内容だけでなく、情報の順番や図解、レイアウトそのものを見直しています。
デザイナーの安田さんにも協力いただき、
「最初に何をすればいいのか」
「今どの流れで遊んでいるのか」
「分からなくなったとき、どこを見ればいいのか」
が、以前よりずっと追いやすいルールブックになりました。
ルールブックPDFも事前公開していますので、購入前にすべて確認していただけます。
■ 秋は「実際に遊んでもらう」ことを大切にします
そして、春から最も大きく意識を変えたことがあります。
それは、
「展示して説明する」だけではなく、
「実際に遊んでもらう」。
ということです。
『Yurumee』は、カードを眺めただけでは少し伝わりにくいゲームかもしれません。
1stステージで戦力を編成し、
2ndステージでキャラクターを組み、
相手を崩しながら自分のBPを生き残らせる。
実際に数ターン遊んでみると、
「組めば強い。でも、組んだからこそ狙われる」
という、このゲームならではの判断が見えてきます。
秋のゲームマーケットでは、春以上にこの「遊んで分かる部分」を感じてもらえるよう準備を進めています。
春に完成したものを、そのまま秋へ持っていくのではなく。
一度外へ出して、
遊んでもらって、
反応を受け取り、
もう一度手元に戻して磨く。
この半年は、そんな時間になりました。
初版を知っている方には、どこが変わったのか。
今回初めて『Yurumee』を知った方には、どんなゲームになったのか。
ぜひ秋のゲームマーケットで、実際に触れて確かめてもらえたら嬉しいです。
『Yurumee』
2人用|15~45分|5,000円(税込)
ゲームマーケット2026秋[両日/E-39]
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