ナコシ書房 @nakoshi_books
ゲーム概要
- ポーカーのように濃密な読み合いと駆け引き
- ダイナミックに変わる局面と勝敗
- 戦略性の高いソリッドなハンドマネージメント
プレイ人数 | 2人 | プレイ時間 | 15〜30分 |
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対象年齢 | 10歳〜 | 価格 | 2,000円 |
発売時期 | 2024春 | 予約 | 不可 |
ゲームデザイン | 水池亘 | イラスト・DTP | eruri |
ゲーム詳細
ナコシ書房の新作はキュートな2人の魔女見習いがアメを賭けて戦う2人専用対戦ゲームです。
概要
シンプルなルールでありながら驚くほど豊かな戦略性を持つギャンブルゲームです。
プレイヤーは使い魔カードと魔法カードを使ったバトルを5回行います。
ただし、そのバトルに勝つことが目的ではありません。
あくまで目的は、相手のアメを1個でも多く奪うこと。
そのために駆使するのが、「読み」と「ブラフ」。
上手く立ち回れば、たとえバトルに負けていてもアメを手に入れることができるでしょう。
終盤になると手札が減り、行動が制限されます。
相手の行動を予測しやすくなりますが、それは相手も同じ。
プレイヤーはそんな状況を想定し、逆算してカードを出していく必要があります。
少ない手札ながら、高度で緻密な戦略が要求されます。
ソリッドでシビアな心理戦を誰でも手軽に楽しむことができます。
ルールの基本
①1〜7の数字の書かれた使い魔カードから1枚を裏向きで出し、その大小で競います。
大きい数字が勝ちますが、例外として、7は1に負けます。使い魔カードはラウンドの最後に表にします。
②使い魔カードと一緒に魔法カードを出します。
魔法カードは7種あり、その効果により使い魔カードの数字が変わったり、勝敗が逆転したりします。
魔法カードは出した直後に、2人同時に表にします。2つの魔法は重なって効いた状態になります。
③使い魔カードが裏の状態でアメのベット(賭け)を行います。
アメを追加で賭けたり、勝負から降りたりすることができます。
④最後に使い魔カードを開け、勝利した方が賭けられたアメを総取りします。
推測とブラフ
このゲームの目的はラウンドに勝利することではありません。
1つでも多くのアメを手にすることです。
そのためには、相手の使い魔カードが何なのか推測する必要があります。
そのヒントとなるのが相手の出した魔法カードです。
例えば勝敗を逆転させるカードを出していたとすると、「じゃあ小さい数字を出したのかな」と推理できます。
相手のベットアクションも重要な情報です。
もし上乗せベットしてきたら、相手は手に自信を持っているとわかります。
では、勝負から降りるべきか。
そうとは限りません。そのアクションは強く見せるための嘘、すなわち「ブラフ」かもしれないのです。
相手の思考を読み、魔法によって変化した局面の中、たった一つの数字を推理する。
それがこのゲームのキモなのです。
最終ラウンド
使い魔カードは1〜7の7枚。そのうち2枚を捨て、5枚をゲームで使います。
全5ラウンドの間にカードは1枚ずつ消費されます。
何を出したかは全て公開情報なので、ゲームが進むほど、持っているカードの候補は限定されていきます。
魔法カードも同様です。
最終ラウンドは手札が1枚しか残されていないため、選択の余地はありません。
ということは、最終ラウンドに向けて逆算してカードを出していく必要があるということです。
どの使い魔カードを最後まで残すか。
どの魔法カードを最後まで残すか。
それが勝敗を分けると言っても過言ではないでしょう。
コンポーネント
説明書