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ゲーム概要
プレイ人数 | 2〜4人 | プレイ時間 | 15〜分 |
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対象年齢 | 8歳〜 | 価格 | 3,080円 |
発売時期 | 2021秋 | 予約 | 不可 |
ゲームデザイン | Annick Lobet(アニック・ロベ) | イラスト・DTP | NIKAO(ニカオ) |
ゲーム詳細
『ゾンビティーンズ:進化の鼓動』は、街中で大暴れするゾンビたちを人間に戻すべく、各自が道路や建物を移動しながら、マンホールから湧き出るゾンビを駆除しつつ、4箇所に散らばった治療薬の原料4つを集めて全員の勝利を目指す協力型のゲームで、繰り返し遊ぶたびにどんどん内容が進化する要素が盛り込まれています。
2019年国内版発売以降人気を博している『ゾンビキッズ:進化の封印』の続編です。
物語
学校を締め出されたゾンビたちは、下水道に基地をつくり、街中で大暴れしはじめました!
もう逃げ隠れしている場合じゃありません!
もう一度ヒーローとして立ち上がり、ゾンビたちを人間に戻す治療薬の原料4種類を全て集めましょう。
遊び方
1人ずつ代わりばんこに、
①白サイコロを振る
②隣のマスに移動/同じマスにいるゾンビを退治/隣のヒーローにコンテナを受け渡し、の3つの行動から2つまで選んで実行
を繰り返していきます。
ヒーローたちの目的は治療薬の原料4種類を街の真ん中にある学校に運び込むことですが、原料の入ったコンテナはとても重く、1人だけでは運ぶことができません。自分とその隣のマスにいる別のヒーローとの間でバケツリレーのようにコンテナを受け渡して、原料を集めましょう!
コンテナ4箱をすべて真ん中に運び込めたら、全員の勝ちです。
原料を集めつつも、ゾンビの動向には注意を払わなければなりません。誰かの番が来るたびに白サイコロを振ると、4色のマンホールの中からゾンビがランダムに出現します。
街中に現れたゾンビと同じ色の目が再び出ると、ゾンビは足跡マークを辿って1マス街の建物に近づきます。
こうして近づいてくるゾンビを放っておくと…
ゾンビが建物に入り込み、建物を占領して隣の建物にジャンプ移動できるトランポリンを設置してしまいます。占領された建物から、ゾンビが移動することになると…
時計回りの方向にある占領されてない建物にぴょんと移動して、またそこも占領されてしまうのです!
こうして街にある4角の建物が全てゾンビに占領されてしまったら全員の負けです。全員の相談と連携で、ゾンビに占領されてしまいそうな場所に駆けつける役を割り振りながらうまくゲームを進めましょう。
何が起こるかどきどきのイベントカード
白サイコロを振ると、「?」の目が出ることがあります。この「?」が出たら、イベントカードを1枚めくり、出てきた指示に従います。
脇に待機しているゾンビが一気に出てきてしまう危ないイベントや、ヒーローが瞬間移動できるようなうれしいイベントなど色々な指示が現れます。刻々と変わる状況に臨機応変に対処することができるでしょうか?
ゲームの内容が進化する
さらに、このゲームは一度きりで終わりではありません。
遊ぶたびに、進行チャートに脳みそシールを貼り、さらに、「建物を1つも占領されずに勝利」など、作戦任務の実績を達成するとさらにトロフィーシールを貼ります。
この進行チャートのシールが節目に達すると、同封された「進化の封書」10通のうち1通をついに開けられます。中には、ゾンビがさらに凶暴になったり、それに対応するかのようにヒーローたちも特別な能力を授かったり、まだ見ぬ新キャラが登場したり…、あっと驚くようなモノが入っていて、遊ぶたびにゲーム内容がどんどん進化するのです。
さらに、3つの項目ごとにまとまっている作戦セットを達成すると、「ベテランの証」や「ツワモノの証」といったバッジを手に入れられます。このバッジを集めることで、「踏破の封書」が開封できます。
この2種類の封書によって、少しずつクリアするのが難しくなります。それまでの考え方を変え、新たな作戦や連携が必要になるでしょう。
はたして、全14通の封書をすべて開封できるでしょうか…?
『ゾンビキッズ』との違い
『ソンビティーンズ:進化の鼓動』は、前作『ゾンビキッズ』の続編という位置付けで独立したゲームです。前作との違いは、以下の通りです。
- 校門の施錠ではなく、荷物の運搬が目標
- 白サイコロで「?」の面が出た時にイベントが発生する
- 封筒が2種類入っている
- ゾンビが移動する
- ゲームの後半までゾンビを放っておくと加速度的にピンチになる
これらの新しい要素によって、より難しく、大人でも歯応えのある難易度になりました。
また、『ゾンビティーンズ』には、『ゾンビキッズ』と合わせて遊べる仕組みも同梱されています。詳しい内容は封書を開封するまでのお楽しみですが、2つのゲームの魅力がパワーアップする内容となっています。
ここがおすすめ
わかりやすいルールで、わいわいと全員で知恵を出し合って相談しながら遊べて、「大丈夫、大丈夫」とたかを括くくっているうちにどんどん建物が占領されてピンチになるような、ドキドキする展開が盛り上がるゲームです。前作よりも、お互いの位置関係やゾンビの移動先に気を配って、状況に応じた先読みの計画が求められます。 やりごたえば十分ですが、1回のゲーム自体は15〜20分で終わるので、達成すべき「作戦任務」をどれにするか選びながら、楽しいシール貼りのために何度も繰り返して遊びたくなるでしょう。
さらに、封書に隠された「進化」によって攻略における選択肢が広がります。
全員で相談しながらいろいろな戦略を試すことで協力型ボードゲームの醍醐味である「知恵の出し合い」を存分に楽しめます。なお、進化によってシールを貼ったり内容物が増えていったりしますが、いつでも初期状態から進化した状態まで、好きな段階のゲームルールで遊べるようになっています。
家族やお友達など、定期的に時間を決めて遊ぶのに最適と言えるでしょう。
この『ゾンビティーンズ:進化の鼓動』は、2021年のドイツSDJボードゲーム賞の最終候補3作に選ばれました。
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短時間でじっくり楽しめて、次に遊ぶのが待ち遠しくなる、子どもから大人まで幅広い年齢層向けとして超おすすめのゲームです。
どの状態でも遊べる
よく類似ゲームの比較として、前回のプレイ結果を引き継ぎながら繰り返すじっくり型協力ゲームの金字塔『パンデミック:レガシー』が挙がって、この『ゾンビティーンズ:進化の鼓動』も「レガシー風」と呼ばれることがありますが、「レガシー」とは、前回のプレイ結果を引き継ぐことで次のゲーム状態が変化することを指した「遺産継承」の意味です。 この『ゾンビティーンズ:進化の鼓動』は、実績解除で進化するゲームですが「レガシー」要素はありません。プレイ結果が次のゲーム状態に影響することはありませんので、いつでも、遊ぶ人たちに合わせて最初や途中のゲームルールを選べます。
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